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小牛田〜石巻港のコンテナ輸送で試用されていた愛知機関区の DD200-901

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DE10・DE11形に代わる次世代の本線運転・入換兼用ディーゼル機関車の試作車として DD200-901 が開発されました。

 
2017(平成29)年6月に川崎重工業で落成し、JR貨物の新鶴見機関区(新)に新製配置され、新鶴見機関区構内や東京貨物ターミナル駅構内の入換作業、東京貨物ターミナル~相模貨物間の試運転が実施されました。

同年11月から仙台機関区(仙貨)に貸し出され、それ以降は東北地区の仙台貨物ターミナル~小牛田〜石巻港間で試運転されるようになりました。2018(平成30)年4月に配置区が愛知機関区(愛)に変更されましたが、その後も引き続き石巻貨物で使用されました。

 
DD200-901 は小牛田〜石巻港間を1日1往復する固定運用に就き、仙貨のDE10形とは分かれて運用されていたので、DE10 3001 が再度運用に入るタイミングで遠征することを考えてました。

でも、DE10 3001 は休みっぱなしで、運用に復帰したのは先月(2019年1月)くらいから…

 
2/13(水)あたりから DD200-901 がDE10形と共通で運用されるようになったので、DE10 3001 と絡めて遠征しようと待っていたら、こんどは太平洋側が曇らない日々が続くようになりました。

これでは遠征に踏み切れないので、DE10 3001 と絡めるのはやめて、往路に常磐線の勝田・木戸の両駅に寄って651系を撮って保険を掛けるプランに変更し、先週の火曜日(2/19)に決行することにしました。

 
今年は暖冬なのに太平洋側は曇ってくれる日が少ない。
これでは手も足も出ないですね…

 
待ちに待ってようやく実現した石巻遠征。

結果はすべてうまくいきました。

撮れたらいいなぁ〜、と思っていた651系は勝田・木戸の両駅ですべて撮れました。といっても、ぜんぶで5両ですけどね…

石巻は1時間ちょっとの滞在。
DD200-901、DE10 1120、DE10 1198 の3両を撮り終えたところで雨が降ってきました。

雨雲の到来が遅れたので助かりました。

 
天気予報どおりに丸一日曇ってくれると、こうも気持ちよく撮影できるんですね。

 
1時間睡眠で往復950kmを運転した長距離遠征でしたが、ゴルフヴァリアントの高速安定性と“ACC(アダプティブクルーズコントロール)”“レーンキープアシストシステム”のおかげで快適なドライブでした。

布団を積んでいたので、いつもで横になれましたしね…

 
ということで、今回は小牛田〜石巻港のコンテナ輸送で試用されている愛知機関区(愛)の DD200-901 をアップしたいと思います。

 
DD200-901

DD200-901(愛)  2019年2月19日 石巻駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

年度末の3月までは石巻貨物に充当されると思ってましたが、撮影日の翌日(2/20)が最後の運用で、2/23(土)に無動力回送で愛知機関区に送られてしまいました。

交番検査のためだけに戻ったのか、さらに別の場所で試用されるのか分かりませんが、DD200-901 の今後の動向が気になります。

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