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東急電鉄3020系第3編成(3123F)の甲種輸送を牽引した DE10 1749

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先日、DD200形の量産車が川崎重工業で2両落成し、JR貨物稲沢機関区に甲種輸送されました。

 
これは、まだハイブリッド入換機HD300形に置き替えられていないDE10形を淘汰するための後継機の量産開始ですから、JR貨物所有のDE10形引退の準備が本格的に始まった、ということになります。

ただ、本線運用をともなうDE10形は貨物ターミナルなどに1両ごとに配備される入換機とは運用方法が違うので、ある程度の両数が揃ってから地区ごとにDD200形に置き替えるのが合理的なやり方のように思います。

 
JR貨物のDE10形は稼働車がだいぶ少なくなってきたので、DE10形を予備車に回して運用すればいいと考えられるので、4両くらい出揃えば仙台総合鉄道部(仙貨)の石巻港コンテナ輸送(石巻線)の運用が置き替えできます。

すでに同区間はDD200形の試作車が走っているので、簡単に置き替えできますよね…

 
そう思ってここ数年はDE10形を積極的に撮影してますが、八王子駅での撮影が多かったため、国鉄色ばかりで大宮車両所で更新工事が施工されたDE10形は撮ってきませんでした。

最近はDE10形の淘汰が進んで首都圏を担当する新鶴見機関区(新)も更新機ばかりになったので、東急電鉄の甲種輸送を牽引するDE10形を八王子で撮るように心掛けています。

 
ということで、今回は7月上旬に東急3020系の第3編成(3123F)の牽引を担当した DE10 1749(新)をアップしたいと思います。

 
DE10 1749

DE10 1749(新)  2019年7月11日 八王子駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 
仙貨のDE10形更新機は秋田更新色と呼ばれる、前面のナンバープレートがグレーで、第1エンドの放熱器カバーが車体色と同様に3色に塗り分けられてるのが特徴となっています。今年(2019年)2月に撮影した DE10 1120 は秋田更新色の一例です。

しかし、今回の DE10 1749 は大宮車両所で更新工事が施工されたので、前面ナンバープレートの地色が白く、第1エンドの放熱器カバーもグレー1色となっています。

 
DE10形の更新機は施工した車両所によって塗り分けが異なるので、もっと追いかけていきたいと思っています。

この他に、苗穂、広島、小倉の更新色がありますが、一部は両数が少なく配置区がバラバラなのですべて記録する前に消滅してしまうでしょうね…

でも、何とか頑張ってみたいと思います。

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