鮮やかな車体の“四国まんなか千年ものがたり”の3号車(キロ185-1003)

2021(令和3)年6月以来、四国を訪れていません。
当時はJR四国の気動車をほぼ撮影済みで、残るはN2000系の量産先行車 2458 と2600・2700系くらいという状態でした。
規模が小さいJRなので保有車両の形式番代が少ないこともありますが、一種の燃え尽き症候群だったのか、しばらく足が遠ざかっていました。
しかし、この5年のあいだにキハ40系の後継車が登場し、キハ185系改造の観光列車も増えるなど状況は変化しています。
対向ホームなどでも撮影できる広角気味の標準レンズも揃ったので、JR四国をウォッチングしてもいいと思えるようになりました。
閑散区間での車両撮影となると、鉄道移動は非効率。
以前のようにクルマ遠征・車中泊を前提に再訪するしかない、と腹をくくっています。
そう遠くない四国遠征を見据えて、少しずつJR四国所属車の形式写真を整理しているので、今回はその中から1枚をアップしたいと思います。。
“ものがたり列車”第2弾として2017(平成29)年に登場した観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の3号車に連結されている キロ185-1003(四マツ)です。
キロ185-1003(四カマ) 2019年3月28日 讃岐財田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
2014(平成26)年7月に運転開始した「伊予灘ものがたり」が好評だったため、それに続く観光列車として「四国まんなか千年ものがたり」が2017(平成29)年3月から運転を開始しました。
「伊予灘ものがたり」には、既に除籍されていた空気バネ台車付きのキハ47形を改造したキロ47形の2両編成が使用されました。
しかし、「四国まんなか千年ものがたり」は種車がキハ185系へとグレードアップし、編成両数も3両へと増強されています。
両先頭車の キロ185-1001・1003 は高松運転所(四カマ)と松山運転所(四マツ)の予備車を活用し、中間車の キロ186-1002 は「アイランドエクスプレス四国 II」の キロ186-4 から転用改造されました。

観光列車「四国まんなか千年ものがたり」 編成表(高松運転所)
今回アップした キロ185-1003 の改造種車は キハ185-3102 です。
元をたどれば国鉄末期の1986(昭和61)年8月に日本車輌製造で製造された キハ185-1002。
1998(平成10)年4月から1年間だけ運転された徳島線の特急「あい」にも抜擢されてラッピング車両となった経緯もあり、原番号時代は、緑帯→スカイブルー帯→“あい”ラッピング→スカイブルー帯と何度も装いを変えてきました。
しかし、1999(平成11)年7月にはトイレがないことが徒となり、予讃線松山〜宇和島間と予土線のローカル区間向けに転用改造されて キハ185-3102 となりました。
瀬戸大橋線の開業で「しおかぜ」「南風」が岡山に乗り入れて注目を浴びた期間は短期間にとどまりましたが、それでもキハ185系で解体されたのは キロハ186-1 と最近廃車となった キハ185-1014 だけです。
松山配置車を中心に持て余し気味な状態は続くかも知れませんが、JR九州に渡った車両ともども、しばらくは活躍が続きそうです。






















