宇部線で活躍する105系0番代(クモハ105-11)

前回と時系列が前後してしまいますが、先月(3月)上旬に宇部線の宇部新川(山口県宇部市)へ遠征しました。
国鉄時代から続く往復割引が廃止される直前で、山口県との往復なら飛行機よりも安く済みますし、新山口以西を“下関・長門tabiwaぐるりんパス”にすれば下関にも行けるので、今回はすべて鉄道移動としました。
なお、宇部〜宇部新川間は同パスのフリー区間から外れるため、この区間の往復は別途乗車券を購入しました。
新幹線「のぞみ」で西に向かい新山口で前泊、朝一番の列車で宇部新川に移動しましたが、天気予報に反して空は晴れ ☀️
さっさと諦めて下関に向かうか悩みましたが、国交省の XRAIN で雨雲の状況を確認してみると、雨が降っていないのは宇部新川の周辺だけ。
しばらく曇るのを待ちましたが、狙っていたクモハ123形が入線したときは運悪く晴れてしまいました ☀️。
よっぽど運が悪いのでしょうね……
めげずに待っているとようやく曇ってきましたが、こんどは旧塗色リバイバルのK02編成。
なかなか思い通りにはいきません。
しかし、下関へ移動するタイムリミットぎりぎりのタイミングで濃黄色の105系が入線してくれたので、K01編成の クモハ105-11 と クハ104-11 を撮ることができました。
この列車は留置線に入る直前だったので、乗客なしという好条件での撮影となりました。
乗客の視線などを気にせずにゆっくり撮影できましたので、今回は105系0番代の制御電動車(Mc) クモハ105-11 をアップしたいと思います。
2022(令和4)年10月の中国統括本部発足にともない、配置区所である下関総合車両所の略称が“広セキ”から“中セキ”に変更されていますが、本車の車体表記は“広セキ”のままでした。
クモハ105-11(広セキ) 2026年3月3日 宇部新川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
105系オリジナル車(0番代)は、旧形国電を置き換えるために1981(昭和56)年1・2月に投入された1M方式の電車です。
福塩線を受け持つ府中電車区(岡フチ)と、宇部線・小野田線などを受け持つ宇部電車区(広ウヘ)に新製配置されたため、関東人にとっては遠い存在の電車でした。
鉄道雑誌でしか見たことがなかったこの電車は、当時の国鉄では珍しかった自然冷却方式の主抵抗器(MR147)が床下に並んでおり、オールロングシートの通勤電車ながら、どこか特別な存在感がありました。
昭和の私鉄電車を彷彿とさせる床下機器はいまも健在ですが、車番表記下部の電動空気圧縮機(MH80A-C1000M)の前位寄りに搭載されているブレーキ制御装置は、剥き出しのオリジナルタイプから機器箱収納タイプに変更されています。
これは旧広島支社の所属車で見られる特徴で、福塩線などで使用されている岡山配置車とは異なります。
体質改善工事の施工後も乗務員室(運転室)上部に箱形通風器が残っていましたが、10年ほど前から撤去が進み、現在は先頭部の屋根上がスッキリした印象に変わりました。
227系500番代“Kizashi”の投入で下関総合車両所の115系の一部が淘汰されるようですが、105系とクモハ123形については今回の置き替え対象には含まれませんでした。
しかし、105系は115系のような再延命化工事が実施されていないため、将来的に227系2両編成(セキX編成)が増備されて、山陽本線系統と共通運用化されてもおかしくないですね……






















