「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

下関地区で増結車として活躍した105系の4ドア車(クモハ105-531)

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やっとゴールデンウィークが終わりました。

 
今年は奥さんがGW初日から栃木市に行ったっきりで、その間シングルファーザー状態だったので、ぜんぜん落ち着きませんでした。

やっと昼食を用意しないで自分のことだけ考えればいいと思っていたら、昨日(5/7)は息子の通っている大学で爆破予告の書き込みがあったということで、全校休校。

なんだかなぁ〜、って感じ。

 
今日から平常運転。

少しずつ書庫を片付けつつ、執筆にも取り掛かりました。

 
ということで、撮りためた形式写真の中から今回も4ドア車をアップしたいと思います。

和歌山・奈良遠征で105系改造車をいくつかアップしていましたので、今回は広島地区に投入され、最後は下関総合車両所運用検修センター(広セキ)で105系3ドア車の増結用として活躍した濃黄色の クモハ105-531 をアップします。

 
クモハ105-531

クモハ105-531(広セキ)  2016年2月22日 下関駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

クモハ105-531 は国鉄末期の1984(昭和59)年6月に元常磐緩行線・千代田線乗り入れ用の モハ102-1015 から改造されました。

可部線などに残っていた旧形国電を置き替えるために広島運転所(広ヒロ)に配置されたクモハ105形500番代の7両のうちの1両です。

広ヒロ車の一部が1987(昭和62)年2月に下関運転所(広セキ)に転属し、その後も クモハ105-531・532 の2両だけは広セキに留まりました。

 
この2両は105系体質改善車(3ドア車)の増結車として使用されていたので、ワンマン対応改造は施されませんでした。
連結相手が開閉ボタン付きの体質改善車でしたので、開きドアに取っ手が取り付けられました。

また、こちらのタイプは自動解結装置が装備されていないので、奈良・和歌山地区の105系とはスカートの形状が異なります。

 
可部線の105・113・115系が227系に置き替えられて、余剰となった105系体質改善車(3ドア車)が広セキに転入したため、クモハ105-531・532 の2両は2016(平成28)年5月ごろに運用から離脱しました。

翌6月に2両とも廃車となり、この時点で広セキの4ドア車は消滅しました。

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