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新ニイT13編成のクロハ481形1000番代(クロハ481-1025)

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国鉄分割民営化の前後から国鉄・JR各社では地域色を取り入れることが多くなり、かつての国鉄時代からは考えられないような塗色が数多く誕生しました。

特急用車両でも同様の傾向が見られ、“国鉄時代の塗色は悪”の流れすらありました。

現在の国鉄色ブームからは信じられないかも知れませんが、国鉄形車両の置き替えはすぐにできなくても、せめて塗色ぐらい脱国鉄したいという考えがJR各社にあったのではないでしょうか?

 
現在でも残っている地域色やJR独自色の多くは1990年代からのものですが、特急「北越」や快速「くびき野」「らくらくトレイン信越」などで使用されている新潟車両センター(新ニイ)の485系T編成の塗色(上沼垂色)は上沼垂運転所(新カヌ)時代の1988(昭和63)年に登場しました。

2014(平成26)年7月までに485系が「いなほ」運用から退いたため、非リニューアル工事車のT編成が順次余剰となり離脱し、すでに6本が廃車。

この秋以降、上沼垂色をまとうT編成はT13編成のみ1本となっていました。

 
この他にT18編成がいますが、こちらは減光装置が取り付けられ、首都圏に入線できるようにATS-Pを搭載していることから、もうしばらくは活躍の場がありそうですし、国鉄時代の塗色に戻されていますので別格のような気がしています。

 
上沼垂色の485系としては最後となったT13編成が今月中に運用を離脱するのではないか?昨日(12/15)の運用が最後の営業だったのでは?と騒がれていましたが、とうとう「北越」運用から離脱したようです。

※ 土崎への廃車回送がまだなので、離脱の断定はできません。

 
その話題のT13編成ですが、たまたま先月の北陸遠征のときに大阪方の クロハ481-1025(新ニイ)を撮影していましたので、今回はそのときに撮影した形式写真をアップします。

 
クロハ481-1025

クロハ481-1025(新ニイ)  2014年11月3日 高岡駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

T編成のクロハ481形1000番代はグリーン室部分の冷房装置がAU13EからAU112に交換されています。

AU112はステンレス製のキセに変わっているので、ちょうどグリーン室部分に搭載された2個だけ外観が違っていて、メッシュの代わりにステンレス無塗装のパンチングメタルになっているのが分かると思います。

 
上沼垂色は「雷鳥」用編成のグレードアップ改造車だけに塗られていたので、特別な存在でした。

その後、上沼垂色は「白鳥」にも使われるなど日本海縦貫線の代名詞的な塗色となりましたが、485系にお似合いだったこの塗色も過去のものとなってしまったようです。

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