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西九州新幹線開業に合わせて長崎地区から撤退する817系電車(クハ816-30)

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先週の金曜日(6/10)、JR九州は、9月23日の西九州新幹線(武雄温泉〜長崎間)開業に合わせて在来線のダイヤ改正を実施することを発表いたしました。

 
すでに発表されているとおり、九州新幹線西九州ルート(西九州新幹線)の並行在来線となる長崎本線肥前山口(江北)〜諫早間はJR九州から分離され、佐賀県と長崎県などが出資する第三種鉄道事業者の“佐賀・長崎鉄道管理センター”が施設を保有、管理し、列車の運行のみをJR九州が担当する上下分離方式に移行します。

そして、西九州新幹線の開業に合わせて肥前山口駅が江北駅に改称され、長崎本線の肥前浜~長崎間は非電化化されることが明らかになりました。

 

肥前山口(江北)〜長崎間の運行体系イメージ(発表資料より)

 

肥前浜~諫早間が非電化区間に改めらることはすでに発表されていましたが、今回の発表で並行在来線以外の諫早~長崎間まで非電化化することがハッキリしました。

また、有明海に面する肥前浜〜諫早間に投入されるのはハイブリッド車両のYC1形ではなく、国鉄形のキハ47形をトイレなどのリニューアルのうえ転用されることになりました。

昨年(2021年)3月改正で運用から離脱した熊本車両センター(熊クマ)や大分車両センター(分オイ)の2軸駆動改造車のキハ47形3500・4500番代などが青一色に塗色変更されていますが、これらのキハ47形が肥前浜〜諫早間に充当されると思われます。

 
特急列車の転用は発表資料に詳述されていますが、787系については「かもめ」から「リレーかもめ」「みどり」にそのまま転用されるのではなく、「かもめ」用の7両編成からサハ787形を抜き差しして「リレーかもめ」用の8両編成と汎用の6両編成に組み替えるようです。

787系の8両編成が組成されると「つばめ」時代の9両に匹敵するほどの長大固定編成になるので、博多〜武雄温泉間はかつての特急街道のように賑わうことになるでしょう〜

その一方で、佐世保車両センター(崎サキ)の817系は長崎地区を離れ、長崎本線の鳥栖〜肥前浜間と佐世保線で使用されることになります。

もともと長崎地区のローカル運用はYC1形に頼っていたので、817系の運用減は大きくないですが、これで817系の長崎地区からの完全撤退は決まりました。

 
2001(平成13)年以来、閑散時間帯を中心に長崎地区のローカル輸送を受け持ってきた817系(0番代)。

長崎本線が地上ホームだったときに選り好みせずにクハ816形0番代を撮影していましたので、今回は、赤色の“CT”ロゴが鮮やかな クハ816-30(崎サキ)をアップしたいと思います。

 
クハ816-30

クハ816-30(崎サキ)  2016年2月23日 長崎駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

コメント

  • 817系の宮崎運用車と713系を鹿児島から切り離すかどうか分かりませんが、噂によると713系の運用が半減するみたいですね。
    713系の併結運用をなくして、いつでも817系化できる準備をしてもおかしくないと思います。

    2022.09.15 02:28 | 管理人(伊藤正宏)

  • 817系は宮崎に転属して713系を置き換える可能性もありますね。

    2022.09.14 23:55 | おっさんディーゼル

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