2017年にリニューアルされた“ゆうゆうアンパンマンカー”(キロハ186-2)

とんぼ返りだった3月下旬(3/28)の四国遠征でしたが、キハ185系“四国まんなか千年ものがたり”の3両を撮り終えたあとに徳島線の阿波加茂駅に寄って“ゆうゆうアンパンマンカー”を撮影しました。

天気予報どおりに曇ってくれなかったので、温泉に行くなど3時間ほど時間潰ししてから撮影に望んだ渾身の1枚をアップしたいと思います。

何てことのない形式写真ですが、“ゆうゆうアンパンマンカー”の キロハ186-2(四カマ)です。

 
キロハ186-2

キロハ186-2(四カマ)  2019年3月28日 阿波加茂駅

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“ゆうゆうアンパンマンカー”は、旧普通客室(写真左側)をプレイルームに改装した キロハ186-2 です。

2017(平成29)年10月に2回目のリニューアル工事が実施され、車内の一部に販売スペースが設置され、車体塗色がそれまでの青色系から黄色系に変更されました。

 
1回目のリニューアル工事後の青色時代に撮影していますが、2回目のリニューアル工事以降はまだ撮影してませんでした。

“ゆうゆうアンパンマンカー”は基本的に土日祝日と夏休み期間しか連結されませんが、3月下旬は春休み期間中ということもあって、ウィークデーにも“ゆうゆうアンパンマンカー”が連結されました。

 
平日の遠征の方がクルマが少ないので長距離運転は楽だし、のんびりムードの中で撮影できるので気楽でいいのですが、平日遠征ばかりが続くとどうしても撮れない車両というのが出てしまいます。

イベント用車両の多くは休日稼働なので、これからもこういう絶妙なタイミングを狙った撮影も採り入れていきたいと思っています。

その日に曇ってくれるかどうか… 結局はそれに尽きますけどね。

鮮やかな車体の“四国まんなか千年ものがたり”の1号車(キロ185-1001)

あと10日あまりで新しい元号“令和”に変わります。

3月下旬にも何回か遠征に行ってましたが、まだ撮影報告が終わっていないので、“平成”のうちに急いで終わらせたいと思います。

 
3月26日にE235系の公開試運転を撮りに新津まで行きましたが、その翌日(3/27)の晩には四国に向けて片道700kmほどのドライブに行ってきました。

今回の四国遠征の目的は3つ。

1つめは高松駅に留置されているJR四国の113系を撮ること、そして2つ目は前回の遠征のときに雨に見舞われた“四国まんなか千年ものがたり”のキハ185系を撮り直すこと。
さらに、黄色系の新塗色となった“ゆうゆうアンパンマンカー”の キロハ186-2 を阿波加茂駅で撮ることでした。数年前に下見して以来それっきりになっていたので、これも何とか撮りたいと思ってました。

 
曇りときどき雨の予報だったので四国遠征を決行しましたが、実際に曇ったのは午前中の早い時間帯だけで、お昼前から雲が少なくなってしまいました。いつものように、天気予報はハズレました…

ただ、高松駅と多度津駅は午前中に訪れたので、113系(4両)と“四国まんなか千年ものがたり”のキハ185系(3両)はきれいに撮れました。

しかし、阿波加茂駅は午後からの滞在で、ほとんどの時間は晴れてしまったので、太陽光線が弱くなる夕方まで4時間ほど待ってからの撮影となりました。

 
出発した時点では2日連続で曇る可能性もあったのですが、これもいつも通りのことで、今回も天気予報はハズレ。

撮影後すぐに帰路に就きましたので、今回は目的の車両だけをクルマ移動で撮りに行っただけ。

 
約30時間で往復約1,500kmを運転。かなり強行な遠征でした。

次の日も曇ってくれればゆっくりできたのですが…

 
 * * *

 
ということで、今回はJR四国の観光特急「四国まんなか千年ものがたり」で使用されている1号車の キロ185-1001(四カマ)をアップしたいと思います。

曇っているときに撮影しているので伝わらないかも知れないですが、鮮やかなカラーリングの車体で、きれいに輝いていました。すでに運行開始から2年が経ちますが、特別な観光列車然とした雰囲気が保たれています。

こんどは撮影機材を持たないで四国に行きたいですね〜

 
キロ185-1001

キロ185-1001(四カマ)  2019年3月28日 多度津駅

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観光特急「A列車で行こう」の2号車(キハ185-1012)

そして、今回は遠征2日目(2/23)。

長崎です。

 
長崎駅は九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)の受け入れ準備のために再開発事業が行われています。

すでに、駅に隣接していた長崎車両センターや旧貨物駅は線路が撤去されており、駅ホームに近い部分の留置線しか残っていない状態です。

長崎車両センターは佐世保線早岐駅構内(長崎県佐世保市)に移転となり、佐世保車両センターとして運用が開始されていました。だいぶこぢんまりしていましたが…

 
2020(平成32)年度には浦上〜長崎間を含む“長崎本線連続立体交差事業”が完成する予定になっていますから、あと4年で駅ホームで形式写真が撮れなくなります。

なので、高架駅舎ができて形式写真の背景が賑やかになる前に長崎駅で可能な限り撮っておこう、ということで遠征2日目(2/23)は長崎地区で1日粘ることにしました。

 
長崎駅は快速「シーサイドライナー」の発着駅ですので、同列車に充当されているキハ66系とキハ200系がターゲットになります。

キハ200系は、JR東海のキハ75形ほどではないですが番代区分が多く、配置地区ごとに車体塗色の異なるので、先ずは少数派の番代区分車を中心に追いかけることにしました。

この他に、黒い「かもめ」の787系、「白いかもめ」の885系、そして、長崎滞在中にたまたま観光特急「A列車で行こう」用のキハ185系が長崎を出発する団体臨時列車が設定されていたので、これらの特急用車両もターゲットに加えることにしました。

 
あとは天気がどうなるかが問題でしたが、2/23(火)はそれまでの雨予報から曇り予報に好転していたので、もしさらに好転して晴れたとしても当日の午前中くらいは曇ってくれるだろうと予想して、長崎に前泊して朝からの撮影に備えました。

 
当日(2/23)は朝方まで雨でしたが、その後は曇りベースの形式写真日和。

でも、「A列車で行こう」用のキハ185系が長崎駅に停車中は雨上がりの直後で露出が厳しかったので、現川(うつつがわ)駅に移動し、ここでキハ185系で撮ることに予定変更。

そして、ほとんど乗客が乗っていなかった キハ185-4、キハ185-1012 を無事に撮影。

 
すぐに長崎駅に戻って、その後はキハ66系、787系、885系を撮影。

しかし、11時を過ぎる頃から雲がなくってピーカンになってきたので、それからは長崎地区のロケハンに徹して、夕方には長崎空港に移動。

そして、羽田行きの ANA 670便で帰途に就きました。

 
前回の九州遠征(2012年3月)は、高架化前日の大分に3時間滞在しただけのトンボ返り。

なので、1日以上現地に滞在した九州遠征は、寝台特急「あかつき」廃止直前の2008年1月以来で、実に8年ぶり。

 
現地滞在時間が1日半だった割りには撮影枚数が稼げたおかげで、久しぶりにコストパフィーマンスのいい遠征となりました。

安定して曇ってくれれば、今回のように無駄に移動しなくてもたくさんの形式写真が撮れるんですよね。

この時期は雑草にも苦しめられないので、これからは1〜3月ごろにリソースを集中する方がいいのかも知れません。

 
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今回は、遠征2日目の最大の成果をアップしたいと思います。

普段は土休日を中心に観光特急「A列車で行こう」(博多・熊本〜三角間)で使用されている キハ185-1012(熊クマ)です。

 
キハ185-1012「A列車で行こう」

キハ185-1012(熊クマ)  2016年2月23日 現川駅

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通勤通学用に転用改造された特急形気動車(キハ185-3109)

今日から子どもたちの学校が始まり、ようやく静かな昼間を過ごすことができるようになりました。

朝昼晩の3食のうちお昼を手抜きできるのと、部活や塾などと私とは直接関係ないスケジュールに合わせて昼食の準備をしなくて済むようになったので、だいぶ精神的に楽になりました。

 
これで例年の冬と違って太平洋側も曇りの天気が続いていたら、出撃できないストレスが溜まっていたかも知れないですが、年末年始は例年通りの天気だったのでカメラを触ることなく過ごしました。

これがもし、曇りの天気予報が出ているのに出撃できない日が続いていたら、“子どもたちがいなければ”とか“家を顧みない人がいるから出撃できない!”なんて愚痴っているところでしたが、そのような心配は無用でした。

 
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今回は、通勤通学用に転用した特急形車両で、現在も松山〜宇和島間で朝晩だけ使用されているキハ185形3100番代の キハ185-3109(四マツ)をアップします。

 
キハ185-3109

キハ185-3109(四マツ)  2014年6月7日 八幡浜駅

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国鉄末期の1986(昭和61)年に経営基盤整備という名目で四国地区にキハ185系が投入され、当時としては珍しいステンレス製車体の特急「しおかぜ」「南風」がキハ181系とともに走り始めました。

1988(昭和63)年には、本四備讃線(瀬戸大橋)の開業に合わせて岡山発着の特急列車にも使用され、JR四国を代表する車両となりました。

しかし、急速に整備される高速道路網に対抗するこために振り子式特急形気動車の2000系が登場してからは、四国島内の特急列車の主役は2000系に取って代わりました。

 
1992(平成4)年に20両が「あそ」「ゆふ」用としてJR九州に譲渡されましたが、それでもJR四国のキハ185系は余剰気味であったためトロッコ列車の牽引車に転用されたり、ジョイフルトレイン「アイランドエクスプレス四国 II」に改造されました。

1999(平成11)年時点でキハ185系の定期特急列車は「うずしお」系統と「剣山」だけという寂しい状況であったことと、松山運転所(四マツ)に配置されていたキハ58・キハ65形を置き替える必要があったことから、普通列車に転用するために格下げ改造が行われたキハ185形3000・3100番代が登場しました。

トイレ付きのキハ185形3000番代は2両だけで、残りの8両はトイレのないキハ185形3100番代でしたが、キハ185形3000番代は車両需給の関係で特急仕様に戻されたため早々と廃区分となりました。

 
写真のキハ195-3109は1986(昭和61)年10月に富士重工業で キハ185-1009 として落成した車両で、1999(平成11)年7月に多度津工場で キハ195-3109 に改造されました。

「ゆうゆうアンパンマンカー」の キロハ186-2(その2)

高徳線・徳島線を走る“アンパンマン列車”には室内をプレイルームなどに改装した「ゆうゆうアンパンマンカー」キロハ186-2 が連結されていますが、このキロハ186形は半室をグリーン室とした2両のみの稀少形式です。

下の形式図のとおり、前位側がグリーン室、後位側が普通室となっているので、短編成でもグリーン車を組み込めるようになっています。しかし、車両需給の関係で全8両のうち4両がJR九州に売却されて全室普通車(キハ186形)に改造され、JR四国に残った4両のうち2両が2000(平成12)年に「アイランドエクスプレス四国 II」の欧風車両に改造されたため、“キロハ186”は2両だけになってしまいました。
 
形式図(キロハ186)
 
2000系気動車の増備によりキハ185系列車が短編成化&グリーン車不連結化されたため、“キロハ186”は多客期の特急「しおかぜ」以外で出番がなくなってましたが、2002(平成14)年に キロハ186-2 が「ゆうゆうアンパンマンカー」に抜擢されて見事に復活しました。

“キロハ186”の形式のままですが、グリーン室は設けられていません。旧グリーン室は壁紙やシートモケットなどが“アンパンマン”仕様に取り替えられて、“プレイルーム”で遊ぶ乗客向けの指定席に変更されています。1列分の座席が撤去されてベビーカー置場が設置されたため、定員は24名から20名になりました。
 
キロハ186-2(指定席)

普通室(後位側を撮影、背ズリにアンパンマンが描かれている)

キロハ186-2(指定席・仕切壁)

普通室(仕切側を撮影、向こう側にプレイルームが見える)

 
旧普通室は完全に座席が撤去されて、小さな子どもたちが遊ぶ“プレイルーム”に改装されています。
 
キロハ186-2(プレイルーム)

プレイルーム(前位側から撮影)

 
うちの子どもたちはもうアンパンマンを卒業してしまいましたが、「ゆうゆうアンパンマンカー」みたいな子どもがいる家族向けの列車が増えると、クルマ社会で暮らしていても「電車に乗ろうよ!」ってことになりますよね。