JR四国のキハ32形(キハ32 5)

遠征報告が長くなってしまいましたが、今回は中国・四国遠征の4日目(6/6)の話しです。

 
今回の遠征のターゲットは、
(1) 2000系試作車(TSE)
(2) 新幹線0系顔の“鉄道ホビートレイン”(キハ32 3)
(3) 国鉄末期の四国向け気動車(キハ32・54形)
(4) “ゆったりやくも”色の381系電車
(5) 鳥取・米子地区の気動車(キハ40系、キハ121・126形、キハ187系など)
(6) セノハチの電気機関車(EF67形100番代、EF210形300番代)

でした。

 
このうち(4)〜(6)の撮影は米子・鳥取・西条の各駅でだいたい達成できました。“ゆったりやくも”色の381系は編成両数が変更となる時期に再チャレンジしないと撮れないということが分かり、ペンディングとなりましたが… でも、だいたい達成できました。

一方の(1)〜(3)ですが、これは四国に行かないと始まらないのですが、記録的な大雨が降った関係でなかなか実現しませんでした。

でも、ず〜っと遠征に出ていることもできないので、遠征4日目の6/6(金)からJR四国の車両を撮り始めることに。

(1)〜(3)の車両を撮るとなると、予讃線の八幡浜駅(愛媛県八幡浜市)、予土線の江川崎駅(高知県四万十市)に行く必要があるのですが、今回は先に遠くの江川崎駅から行くことに決めました。

 

予土線観光列車の「予土線3兄弟」

 

西条(東広島市)から途中しまなみ海道を経由して瀬戸内海を渡り、4日目(6/6)の朝に江川崎駅に着くように夜通し運転しましたが、現地に朝5:30ごろに着いてみたらビックリ。夜間滞泊しているはずの“鉄道ホビートレイン”仕様の キハ32 3 と、“海洋堂ホビートレイン”の キハ32 4 がいませんでした。

前日(6/5)は記録的豪雨の影響で近永〜窪川間は運休。その影響で列車が江川崎まで来られなかったためのよう。

 
夜間滞泊から明けた2つの編成のうち“鉄道ホビートレイン”仕様の キハ32 3 が撮れると思っていただけに残念。

そして、江川崎を優先したことを後悔、後悔、そしてまた後悔…

 
気を取り直し、宇和島〜近永間は平常運転しているのでは?と思い近永に向けてクルマを運転していたところ、吉野生駅の北側を国道381号松野東バイパスがオーバークロスする辺りで“海洋堂ホビートレイン”を連結した2両編成が同駅を通過しているところを目撃。

もしかしたら、これは平常運転に向けた車両の送り込みで、新幹線顔の“鉄道ホビートレイン”は送り込みが終わっているかも知れない、瞬時にそう思い込んでUターン。もう1回、江川崎に向かいました。

 
“海洋堂ホビートレイン”よりも早く江川崎駅に着きましたが、そこにいるのは普通のキハ32形が1両。

前日の運休の影響で車両のやり繰りができなかったみたいです。

平常運転に戻しただけでもすごいことなので、今回は運がなかったとあきらめ、撮ってください状態のその“普通のキハ32形”を撮影。

朝6時30分で4日目(6/6)の午前の部は終了。

 
 * * *

 
今回はそのときに江川崎駅で撮影した“普通のキハ32形”、“海洋堂ホビートレイン”の キハ32 4 と1番違いの、キハ32 5(四マツ)です。

いつもなら、ここで新幹線顔の“鉄道ホビートレイン”仕様の キハ32 3 が撮れるんですけどね…

でも、背景がうるさくない場所でキハ32形0番代を撮りたかったので、これもヨシとします。

 
キハ32 5

キハ32 5(四マツ)  2014年6月6日 江川崎駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

1987(昭和62)年4月の国鉄分割民営化を前に、民営化以降も経営が厳しいと予想されたJR北海道・JR四国・JR九州のJR3社(JR三島)の経営基盤整備を目的としてキハ31形(→九州)、キハ32形(→四国)、キハ54形0番代(→四国)、キハ54形500番代(→北海道)が投入されました。

四国地区に投入されたキハ32形、キハ54形0番代は国鉄末期の財政事情の悪さの影響を受けたため、台車は廃車発生品のDT22G(動台車)とTR51E(従台車)、乗務員用扉は省略、前後の扉はバス用の2枚折り戸を採用、トイレもなし。当時の第3セクター向け車両よりもお寒い仕様の車両です。

 
そんなキハ32形ですが、趣味的に見ると面白い部分があります。
以前にも書いたことがありますが、キハ32形は製造会社により差異があるということです。

新潟鐵工所製(キハ32 1~11)は丸形の前照灯と尾灯が独立して取り付けられ、側窓に黒色サッシが使用されていますが、富士重工業製(キハ32 12~21)は角形ケースに前照灯と尾灯が納められ、側窓のサッシは無塗装になっています。

 
新潟鐵工所製の キハ32 1~11 は松山運転所(四マツ)に集中配置されているので、これまで訪れた多度津や阿波池田で撮影できませんでした。でも、今回は松山配置車が活躍する地域に行きましたので、撮影できたキハ32形は新潟鐵工所製ばかり。

富士重工業製の キハ32 12 と見比べてみてください、簡単な間違い探しになると思います。



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