1区分1両という地味にレアなミフRM3503編成の クモハ813-3503
本年も、本当に多くの方々にアクセスいただき誠にありがとうございました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も地味な車両から話題の車両までご覧いただけるように形式写真を撮影していきますので、よろしくお願いいたします。
向寒の折から、お体を大切に、どうぞよいお年をお迎えください。
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今回は、今年(2022年)の撮影で最も緊張し、また撮影後に達成感が得られた形式写真をアップしたいと思います。
少数派区分の813系300番代に都市型ワンマン運転対応の改造を施した南福岡車両区(本ミフ)のRM3503編成の クモハ813-3503 です。
クモハ813-3503(本ミフ) 2022年9月3日 遠賀川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
鹿児島線列車衝突事故によって廃車となった811・813系の代替車両として813系9次車の300番代(ミフRM301〜RM303編成)が2003(平成5)年2月に製造されました。
大量に投入された813系200番代(2〜4次車)で一旦813系の増備が終わっていましたので、9次車の300番代は3両編成3本の少数派区分のグループでした。
それなのに、2021(令和3)年から一部座席撤去(輸送力向上工事)の対応が第1・2編成(ミフRM301・RM302編成)と第3編成(ミフRM303編成)とで分かれてしまい、同工事が施工されたのは第3編成だけに終わりました。
しかも、この編成についてはワンマン運転対応工事も併施されたため、“元番号(300番代)”+“輸送力向上工事(2000番)”+“ワンマン対応(1000番)”+“百の位を調整(200番)”で改番したため意味不明のような3500番代になってしまいました。
813系9次車編成の変遷
“百の位を調整(200番)”というのは、ワンマン化改造済みの1100番代(11〜13次車)に輸送力向上工事を施して3100番代に改番されたので、のちのち813系0番代(1次車)や100番代(2〜4次車)に同様の工事を施工することがあっても区分が被らないように配慮したためではないかと思ってます。
0・100・200・300番代(1〜9次車)と10次車〜13次車(元1000・1100番代)がすべて改造された場合、両者間で番号の大小が逆転したとしても番代区分の被りは避けられますからね〜
ことの真相は分かりませんが、こういった配慮はあってもおかしくないですよね…
なんてことを大晦日に一人妄想してみました。
今年一年、どうもありがとうございました。
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