「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

転換クロスシートからロングシートに改造された鹿児島地区の キハ200-560

line

ここのところ九州に遠征ばかり行ってますが、先週も“曇りときどき雨”の予報が3日連続で出てましたので、フットワーク軽く3/29(水)から前泊を含めて3泊4日の計画で行ってきました。

今回は特に鹿児島地区を中心に撮影するつもり。現地に3日滞在すれば1日くらいは曇るだろうと軽い気持ちで行きましたが、天気予報がアテにならないというのを痛感する遠征となりました。

 
鹿児島地区のローカル運用を鹿児島中央駅で撮影すれば鹿児島車両センター(鹿カコ)に配置されている電車と気動車が一網打尽できるつもりで行きましたが、今回も惨敗。

 
3/29(水)は移動日だったので撮影初日は3/30(木)でしたが、曇ったのは初日の午前9時から11時過ぎまでの2時間ちょっとだけ。
明け方までの大雨で線路端は水浸し、雨があがってからは曇るのをスッ飛ばしてほとんど晴れベースの天気に移ってしまったので、形式写真を撮るうえでは最悪の状況。

昨年12月下旬に目撃した鹿児島中央駅の線路を覆っていた立ち枯れた雑草は落ち着いていましたが、曇ってくれた2時間を有効的に使うしか手立てはありませんでした。

今回も鹿児島中央駅とはあまり縁がなかったようで、3日連続の“曇りときどき雨”予報も残り2日が一日中雨と晴れに変わってしまったため、撮影初日のお昼過ぎには九州新幹線に乗って東方に長距離移動することにしました。

 
鹿児島地区のお天気が安定的に曇って欲しいと望むのは欲張りでしょうか?

 
それでも鹿児島中央駅に2時間滞在して数両の鹿カコ車が撮影できましたので、今回はそのうちの1両をアップしたいと思います。

おもに指宿枕崎線(鹿児島中央〜山川間)で使用されているキハ200形のうちの1両で、座席が転換クロスシートからロングシートに改造された キハ200-560(鹿カコ)です。

 
キハ200-560

キハ200-560(鹿カコ)  2017年3月30日 鹿児島中央駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ200-560(トイレ付き)と キハ200-1560(トイレなし)の2両編成は、約1年前の2016(平成28)年3月に通勤通学輸送対応として客室の座席が転換クロスシートからロングシート改造されたものです。

このときに、原番号に550がプラスされて改番されましたので、種車は キハ200-10 と キハ200-1010 の2両ということが分かります。

新製時からロングシートに仕様変更されたキハ200形500・1500番代も鹿カコに配置されていますので、キハ200形のロングシート車はぜんぶで2両編成5本が配置されていることになります。

鹿児島県在住の形式写真仲間のふじさんによると、キハ200-560・1560 は500・1500番代と共通で運用されているようなので、今回アップした キハ200-560 を撮るとなるとそれなりに気合いが必要だということです。
そう考えると、今回は運がよかったのかも知れませんね…

※ ふじさん、貴重な情報ありがとうございました。

 
なお、ロングシート改造のキハ200形550・1550番代は佐世保車両センター(崎サキ)にも2両編成1本配置されていますが、こちらは鹿カコ車と異なり1本のみで限定運用されています。
曇ってくれれば簡単に撮れる車両のはずですが、長崎に行くたびに曇り予報がハズレるので、こちらは今のところ未撮影に終わっています。

 
九州遠征は不運続きですが、こういう地味な成果を積み重ねていかないといけないみたいですね。

こんどは期待値を下げて遠征に臨むようにします。
そうしないと精神的に辛いですからね…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントの更新情報

トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrq_kiha200-560/trackback/

Recommended book

店長おすすめの鉄道本

JR各社の車両写真を撮るときに、JR車両配置表や編成両数表が手元になると大変便利です。店長もこれらの情報をもとに形式写真を撮影しています。

writing book

店長執筆の鉄道本

撮りためた国鉄形およびJR各社の車両写真をガイドブックや車両紹介コーナーのかたちで掲載しています。いずれも、形式区分の解説、形式写真、形式図、編成表などをまとめた入門書になってます。

トレインブックス

鉄道書籍や、鉄道ファン、鉄道ピクトリアルなどの鉄道雑誌がいつでも揃う鉄道専門のオンライン古本屋

国鉄型車両ファイル

PAGE TOP