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鹿児島地区のトイレ付きロングシート車(なのはな色の キハ200-501)

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少々あいだが空いてしまいましたが、今回は2月中旬の鹿児島遠征の続きです。

 
鹿児島中央駅に滞在していた数時間のうちに観光特急「指宿のたまて箱」「はやとの風」の共通予備車 キハ140 2066 が運よく撮れたので、夕方まで同駅に滞在してキハ200形やキハ47系も撮影して時間を潰しました。

ここ数年で何回か鹿児島に来ていますが、これほど気持ちのいい曇天は初めてで、2〜5番ホームに列車が入るたびに一人撮影会状態でした。

 
曇ってくれれば簡単に撮れるというのを実感した遠征1日目(2/12)の鹿児島滞在でしたが、2日目(2/13)は鳥栖駅で811・813系や783・885系などを撮りたかったので、夕方の九州新幹線「みずほ」で宿泊地の博多に向かいました。

 
2日連続で曇り予報だったので九州遠征を決行しましたが、2日目は予報がハズレて晴れ☀️

為す術もないまま九州内をウロウロしても仕方ないので、令和2年7月豪雨で一部運休になっていた久大本線の運用を確認するために日田までドン行で往復しましたが、お昼過ぎのフライトで帰路に就きました。

 
ということで、遠征2日目(2/13)はカメラに触れることすらなかったので、鹿児島滞在中に撮影した1枚をアップしたいと思います。

指宿枕崎線鹿児島中央〜山川間で使用されている2両編成ロングシート車の山川(枕崎)方に連結されているキハ200形500番代のトップナンバー、キハ200-501(鹿カコ)です。

 
キハ200-501

キハ200-501(鹿カコ)  2021年2月12日 鹿児島中央駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ200形500番代は1500番代とユニットを組むロングシート車で、香椎線用として1997(平成9)年7月に製造されました。
500・1500番代の2両編成は3本あり、いずれも落成当初は赤色の車体でした。

同年2月に豊肥本線用として投入されたキハ200形2次車(100・1100番代)をベースに座席配置をオールロングシートに変更した3次車ですので、外観などの細かな仕様は2次車に準じています。

そのため、開きドア上部に水切りがあり、側窓上部の外部スピーカーは2ヶ所設置されており、前位・後位ドア付近の側窓上部に設けられていた表示小窓は廃止されています。

また、投入線区の関係で落成当初はトイレがなく、ワンマン対応設備も準備工事でした。

 
2003(平成15)年3月、キハ200形500・1500番代は筑豊篠栗鉄道部から鹿児島総合車両所(現在の鹿児島車両センター)に転属となり、同年秋ごろにキハ200形500番代の3位車端部にトイレが設置されました。

その後、すでに鹿児島地区で活躍していた キハ200-7〜11・5007・1008〜1011 と同じ黄色(なのはな色)に塗り替えられましたが、トイレ部分に小窓は設けられませんでした。

 
鹿児島車両センター(鹿カコ)には2次車のキハ200形100番代が配置されていないので、トイレ窓のないキハ200形はすべて500番代ということになります。

1次車の キハ200-10 をロングシート車に改造した キハ200-560 と見比べてみては如何でしょうか?

パッと見では同じ車両に見えますが、1次車と3次車の違いを知ったうえで両車を見比べては如何でしょう〜

今なら違いの分かる人になれますよ😀

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