国鉄時代の旧塗装に塗り戻された クハ711-110
先日の北海道遠征の直前に、父が誤嚥のため肺炎となり先週の5/12(月)から入院してしまいましたが、本日(5/21)無事に退院いたしました。
両親ともにパーキンソン病でしたので、歳とともに誤嚥する可能性が高くなっています。
残念ながら母は誤嚥をきっかけに3月に亡くなりましたが、今回の父の場合は心肺停止というレベルではなく、肺に影ができているレベルでしたし、これから北海道に行くというときだったので、何かあった戻りますということで遠征に出掛けました。
おかげさまで遠征中は病院に呼び戻されることなかったので、先日までのこちらでの報告のようにまずまずの成果を得ることができました。そして、帰宅後は何度も病院に見舞いに行ってましたので、今日の退院で少し安堵しました。
鉄道とはぜんぜん関係ないですが、明るい話題がありましたので、かなり個人的なことを書いてみました。
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話題を変えますが、
先週の北海道遠征のような遠出のときは日頃お目にかかれない人と会うことがあります。
ほとんどは遠征先で偶然一緒になる形式写真仲間の例で、これは意図していないパターンです。関西の知り合いと苗穂駅のホームで会ったときにはビックリしましたが、大抵はこのパターンです。
一方で、トレインブックスはネットショップなのでお得意様が全国に散らばっているので、遠征の機会にお目にかかりたいということで、プチオフ会を開催を現地で急遽お願いすることがあります。
そう何度もやっているわけではありませんが、今回はせっかくの渡道でしたので、鉄道模型(おもにNゲージ)のキットやパーツを企画・販売をされている「トレジャータウン」の猪股さんとプチオフ会を開催することにしました。
メールのやりとりでは、在庫のお問い合わせや同封した形式写真ポストカードなどをきっかけに盛り上がったことはありましたが、今回は初対面。でも、そうだと思えないほど“鉄道模型目線”での鉄道談義に花が咲き、5時間近くも居酒屋に居座ってしまいました。
ここで、カメラ目線で2人が並んだ写真を載せればいいのですが、そういう写真がないのでトレジャータウンのNゲージのキットと見本完成品をアップします。
トレジャータウンの東急サヤ7590形(キットと完成見本)
上の写真は車体構体部分と完成見本だけですが、キットにはエッチングで抜いたパーツ部品がたくさん含まれていました。
相当プロトタイプの実車を調査しているとのことで、現場まで出向いて許可を取ったうえで採寸しているとのことです。
トレジャータウンのキハ58形と東急デヤ7200・デヤ7290形
我が地元を走っていた東急電鉄の検測車デヤ7200・デヤ7290形や山陰地区を走っていたキハ58形を並べてみましたが、現車の知識は相当なもので、そのくらい調べ抜かないと高精細のNゲージ・キットはできないのだと感心しました。
私が鉄道模型をやっていたのは昭和の時代ですから、それ以来模型の知識がほとんど止まってので当然かも知れないですが、プロトタイプの実車調査がしっかりしているので、1両1両を作り分けできるレベルでパーツが製品化されているんですよね。
とにかく、Nゲージのパーツの高精細さにはビックリしました。
トレジャータウンからは、これからも数多くのキットやパーツが発売されるようですが、その陰に実車の調査があるということを心に留めておきたいと思います。
猪股さん、楽しい時間をご一緒させていただきまして本当にありがとうございました。
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最後に形式写真を1枚アップします。
JR北海道の711系が2014(平成26)年度中に引退することが北海道遠征中に改めて発表されましたが、国鉄時代の旧塗色に塗り戻された札幌運転所(札サウ)のS-110・114編成が特にこれから注目されると思われます。
今回の遠征では旧塗色の711系に出会うことがほとんどなくて、撮影できるチャンスも滞在最終日に1回しかありませんでした。
残念ながらその1回のチャンスに雨が降ってしまったので満足のいく写真が撮れませんでしたが、ブログのサイズくらいでは問題にならないと思うので S-110編成の クハ711-110(札サウ)をアップします。
クハ711-110(札サウ) 2014年5月17日 小樽駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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