記録的豪雨のため岩見沢に回送された789系のHL1004編成(クハ789-1004)
今回は、北海道出直し遠征の後半戦の2日目(9/12)の続きです。
この日は午前中から道内全域で記録的な豪雨でしたが、小樽の次に訪れた岩見沢は雨が上がってドン曇り ☁️
前回ご報告したとおり DE15 1546 が運よく撮れましたが、これ以外にもJR北海道管内で大幅な遅延や運休が相次いだためか、789系の回送列車が2本ほど岩見沢に来ていました。
客室の座席の向きが札幌発の営業列車と同じだったので、札幌駅付近には留置する場所がなくなり、「ライラック」「カムイ」などの特急列車が運転再開するまで岩見沢に疎開していたのかも知れません。
「カムイ」用の789系1000番代と「ライラック」用の789系0番代が相次いで駅構内に入線しましたが、このうち789系1000番代のサウHL1004編成は下り本線の6番ホームにしばらく停車し、その後 上り本線の4番ホームに転線、そしてホーム横の留置線に流れていきました。
789系1000番代 サウHL1004編成
上の編成図をクリックすると大きく表示されます。
「ライラック」用の789系0番代も続けてやって来ましたが、こちらは駅ホームでの入れ換えは行わず直接留置線に入線しました。
このときは、岩見沢以北のローカル運用と室蘭本線非電化区間(苫小牧〜岩見沢間)は動いていましたが、札幌方面はほとんど運休。
札幌方面の列車待ちしているあいだに足元の水溜まりがほとんど乾いたので、乗客のいない789系1000番代を1両ずつ撮影しまいました。
「ライラック」「カムイ」はビジネス利用が多く、ブラインドを下げた状態で走ることが多いので、昼間の時間帯の「すずらん」を狙わないと、ブラインドのうるさい形式写真しか撮れません。
しかし、「すずらん」は785系と共通運用なので、789系1000番代が来るとは限りません…
789系1000番代は華やかさが足りないのであまり注目されていませんが、1両1両をきれいに撮るとなると結構大変な形式です。
そんな789系1000番代があっさり撮れてしまったので、今回はサウHL1004編成の旭川・室蘭方の先頭車、クハ789-1004(札サウ) をアップしたいと思います。
クハ789-1004 の乗務員室扉付近をよく見てみると手すりが大形のものに交換されており、車体最大幅からはみ出すように取り付けられていますね〜
クハ789-1004(札サウ) 2023年9月12日 岩見沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
この日も札幌に泊まって翌日(9/13)の撮影に備えました。
しかし、遠征後半戦の3日目(9/13)は早朝に目撃したキハ261系7次車を追いかけて函館に向かいましたが、函館は天気予報が外れてピーカン ☀️
函館に長居しても撮影できそうになかったので、お昼過ぎには函館を発って「はこだてライナー」「はやぶさ28号」を乗り継いで帰宅しました。
当初は秋田に行く予定だった「特別設定 えきねっと限定 大人の休日パス スペシャル」を使った出直し遠征でしたが、結局、北海道内の撮影ポイントを下見するツアーに終始してしまいました。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrn_kuha789-1004/trackback/