SIVを搭載している武蔵野線用のモハ204形5000番代(モハ204-5062)
予告なしにブログの更新を半月ほどお休みさせていただきました。
申し訳ありませんでした。
7月中旬に発売されるムック本の執筆に取り掛かっていたからなのですが、それ以上に問題だったのは不眠でした。
まったく寝られない日や明け方まで眠気が来なかったりで、日常生活が送れないほどでした。早めに取り掛かっていた執筆もアタマが回らない日ばかりが続いたので想定より遅くなってしまいました。
昨日(6/14)までにほぼ終わりましたので、今日からブログを復活したいと思います。
少し余裕ができたので中断していたジョギングも再開し、家事をサボって気兼ねなく就寝できるように気持ちを切り替えました。
そして、今日(6/15)、プチ出撃をして気分転換してきました。
形式写真仲間の冨田さんのブログに「武蔵野線に転用された菱形パンタグラフのモハ209-512」という記事がありましたので、リハビリを兼ねてケヨM81編成の モハ209-512 を撮りに府中本町に行ってきました。
今日のM81編成は朝の混雑が一段落する時間帯に府中本町に入線する運用だったので、きれいに撮れるだろうと期待して駅ホームで準備していたら「デジタル形式写真館」の横山さんに声を掛けられました。
横山さんも同じことを考えていたようで、2人で三脚を並べて モハ209-512 を撮りました。
予想どおり乗客が少ない状態できれいに撮りましたが、このときの写真はすでに横山さんがサイトにアップしていますので、こちらをご覧いただければと思います。
ということで、こちらは今だったら普通に走っている SIV(SC66B)搭載のモハ204形5000番代、モハ204-5062(千ケヨ)をアップしたいと思います。
モハ204-5062(千ケヨ) 2018年6月15日 府中本町駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
国鉄形車両の電動車は2両を1ユニットとして編成を組みます。
2両ユニットのうち奇数形式(205系の場合、モハ205形)に制御装置が搭載され、偶数形式(205系の場合、モハ204形)に補機類が搭載されます。
なので、モハ204形には補助電源として電動発電機(MG)が搭載されますが、武蔵野線で使用されている205系5000番代は山手線から転用された車両が主体になっているので、MG未搭載のモハ204形も武蔵野線に転用されました。
しかし、MGは国鉄時代の設計のもので新造することができない機器だったので、新しい静止形インバータ(SIV)をモハ204形の一部に搭載することにしました。
このときの編成組み換えおよび電動車ユニットのインバータ制御化改造にともなう改番を整理すると下図のようになります。
上段:ヤテ 55編成(東京総合車両センター←旧山手電車区)
下段:ケヨ M31編成(京葉車両センター)
上の編成図をクリックすると大きく表示されます。
M31編成に組み込まれなかった165番ユニットは、インバータ制御化されて5067番ユニットとなりM34編成に組み込まれました。一方、余った6ドア車 サハ204-68 は廃車されました。
山手線の205系の大転用劇も約15年前の話しなんですね…
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