JR西日本のクモハ114形1500番代(クモハ114-1621)
下関総合車両所(広セキ)には2両編成の115系電車が4本配置されています。
数年前までは初期の115系中間電動車にクハ115形の先頭部(廃車発生品)を取り付けたクモハ115形550番代・クモハ114形550番代というゲテモノ車両がいましたが、2008・2009(平成20・21)年に福知山から転入した1000番代体質改善車(先頭車化改造車を含む)によって置き替えられました。
今回アップするのは福知山電車区(福フチ)からやって来たクモハ114形1500番代で、クモハ114-1621(広セキ)です。
もともとは1978(昭和53)年製のモハ114-1121ですが、高速化改造(+5000)およびブレーキテコ比変更(+500)を実施してモハ114-6621に改番され、1999(平成11)年に先頭車化してクモハ114-6621となりました。
下関転入の際に高速対応を解除しブレーキテコ比を復元して番号が「-5000」となり クモハ114-1621 に改番されましたが、何故かテコ比変更分の「500」が差し引かれませんでした。
クモハ114-1621(広セキ) 2012年3月17日 下関駅
現在、岩国〜下関間で運用されている115系2両編成はすべてこのタイプで、下関方に連結されるクモハ114形は中間車っぽい雰囲気の残した切妻形の簡易先頭車化改造車です。
40N体質改善工事車(座席はセミクロスシートのまま)のため通称カフェオレ色になっていましたが、T11編成と(クモハ114-1621 を組み込む)T12編成は広島更新色に塗り替えられました。
T13・T14編成はカフェオレ色のままで残っていますが、広島更新色への塗色変更の前に濃黄色一色化の方針が出されたのでカフェオレ色はしばらく残ると思います。
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