「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

115系偶数車なのに番号の百の位が奇数で区分されている クハ115-2516

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前回、1/14(木)は日付にちなんでモハ114形(モハ114-5824)をアップしました。

この流れで翌1/15(金)にクハ115形やクモハ115形がアップできればと思い今回アップする写真を用意していましたが、今週末に我が家の一大イベントが控えていたので、その対応でブログどころではありませんでした。

すみません。

 
ニュースでも採り上げられていたように、今週末は大学入試センター試験。

そう、いよいよ長男の大学入試戦線がスタートし、我が家も臨戦態勢に突入しました。

 
さすがに試験前日と当日は奥さんも仕事優先を少しだけ解除。

一方、“平日のみシングルファーザー”の私は、一足先に先週から主夫状態に。

ここのところ平日は、朝昼晩の食事の用意と、塾(自習室)への送りの日々になりました。

ここ半年間はほぼ毎日6〜12時間も勉強してきたので、親としてこの程度は手伝ってあげたいのでね…

 
先日の三重遠征以降、太平洋側は冬型の天気で曇りにならなかったので撮影に行ってませんでしたが、行きたいと思っていた地域が曇りだったらストレスが溜まったかも知れません。

2月に入ると受験日が続きますので、遠征はさらに遠退きそうです。

2月は誕生月ですから、JR四国の「バースデイきっぷ」やJR九州の「ハッピーバースデイ♪九州パス」を使って遠征に出ようと思ってましたが、行けそうにないですね。

 
 * * *

 
老朽化した車両の置き替える際、置き替えの緊急度と車両の準備にはどうしても齟齬が出てしまいます。

それを埋め合わせるために車両の転配や最小限の改造が行われますが、このような経緯で投入された車両は往々にして短命で終わります。

 
広島地区は、新形式227系の投入と115系初期車の待ったなしの置き替えがタイミング的にうまく合わなかっので、その場しのぎの115系化改造車が投入されることになりました。

これから淘汰される115系に新区分が登場したので驚きましたが、車齢50年の車両が多かったので、そこまでの措置が講じられたのでしょう。

 
このときに登場したのがクハ115形750・2500・2600番代の3区分で、いずれも113系のクハ111形から改造されました。

ここで厄介なのは、偶数・奇数という車両の向きを表す区分の付け方が滅茶苦茶になってしまった、ということです。

 
115系1000番代が登場した1977(昭和52)年以降、国鉄新系列電車の制御車(クハ●●●)は車両の向きを意識した付番方式に改められ、番号の百の位を読めば車両の向きが分かるように整理されました。

つまり、例えば、

クハ115形1000番代は百の位が“0”で偶数なので、偶数車。
偶数向きなので、東海道・山陽本線基準で下関方に連結。

先頭車改造車のクハ115形550番代は、百の位が“5”で奇数なので、奇数車。
奇数向きなので、東海道・山陽本線基準で東京方に連結。

という具合です。

 
115系0・300番代はそれ以前の設計のため番号の末尾で判断しますが、115系0番代は非冷房時代に両渡りでどちらの向きにも連結できたので多数の例外が存在します。

基本的には、方向転換するときに改番することが一般的ですが、改番せずに方向転換した制御車は存在します。

また、117系以降は制御車の形式を向きによって分けるように変更され、形式の末尾の奇偶で車両の向きが分かるようになりました。

あと、電動車は方向転換できないので、クモハ●●●形が1両単独で方向転換することはありませんが、編成全体で方向転換する例は見られます。

 
前置きが長くなりましたが、

115系のクハ115形は番号の百の位を読めば車両の向きが分かるようになっていたのに、最後の最後に115系の仲間に加わった元113系のクハ115形750・2500・2600番代がルールを破ってしまいました。

これは、偶数車の元クハ111形750番代(クハ111-759)をクハ115形750番代(クハ115-759)として編入したことと、編入時に種車の番号に500をプラスしたクハ115形2500・2600番代(基本的に元クハ111形2000・2100番代)が誕生したためです。

 
クハ115形2X00番代だけ並べてみますが、

・クハ115形2000番代は、オリジナルの“偶”数車。

・クハ115形2100番代は、オリジナルの“奇”数車。

・クハ115形2500番代は、元クハ111形2000番代の“偶”数車。

・クハ115形2600番代は、元クハ111形2100番代の“奇”数車。

訳が分からないでしょ!

 
クハ115-759 はすでに廃車され、クハ115形750番代という区分は2年という短命で終わりましたので、こちらのエラー区分は解消されました。

クハ115形2500・2600番代は下関総合車両所(広セキ)のR編成に連結されており、まだ廃車されたのは数両だけのようなので、しばらくは濃黄色となった元113系の115系エラー区分車が楽しめます。

 
クハ115-2516

クハ115-2516(広セキ)  2014年6月5日 西条駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

 クハ111-2016
    ↓
 (高速化改造)
    ↓
 クハ111-7016
    ↓
(電気連結器装備)
    ↓
 クハ111-2608
    ↓
 (115化改造)
    ↓
 クハ115-2516

 
クハ115-2516 は以上のように複雑な経歴を辿った車両ですが、115系に編入改造するときに番号が“原番号+500”に改められています。

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