特急「ゆふ」で活躍する真っ赤なキハ185形0番代(キハ185-16)
先週の金曜日(1/15)、JR九州は、豪雨災害により一部区間で不通が続いている久大本線について全線で運転を再開する、と発表しました。
2月13日(土)に 由布院~庄内間、3月1日(月)に 豊後森~由布院間、と段階的に運転を再開するそうです。
これにより、特急「ゆふ」「ゆふいんの森」も全区間での運転が再開されることになると思います。
2020(令和2)年7月の“令和2年7月豪雨”で、鉄橋が流されたり線路に大量の土砂が流入するなど大きな被害が生じたため、豊後森~庄内間で列車の運転見合わせが続いていました。
久大本線が寸断されてこの区間内にあった車両の移動ができなくなったため、現在は由布院駅に キハ200系 10両、キハ71系“ゆふいんの森” 4両が留置された状態が続いております。
足止めを喰らったキハ200系の中には、稀少区分であるキハ200形5000番代の キハ200-5011 が含まれ、両運転台車 キハ220形1500番代も半数の2両がここに閉じ込められています。
3月1日の運転再開により久留米~大分間全線がようやく平常に戻ります。
でも、タイミングが悪く、この時期は気温や湿度が低いため新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性確認者数はまだまだ多め…
久大本線が全線で運転再開しても、「ゆふ」「ゆふいんの森」減便での全区間再開になるかも知れませんね。
新型コロナによって窮屈な思いをしていますが、せめてこのブログくらい明るくしていきたいので、久大本線を走る原色系をまとった車両をアップしたいと思います。
今回は、特急「ゆふ」で活躍する真っ赤なキハ185形0番代、元JR四国所属車の キハ185-16(分オイ)です。
キハ185-16(分オイ) 2020年4月19日 日田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
1992(平成4)年、JR九州が急行「由布」「火の山」の特急化のためJR四国から購入した20両のうちの1両です。
鹿児島車両所でリニューアル工事と塗色変更を施したうえで、1992(平成4)年7月改正から特急「ゆふ」で運転されるようになりました。
このときに、客室の後位側(出入台横)に車販準備室と電話室が設置されて、客室の仕切壁が車体中央部に移設されたため、仕切壁にかかる部分の側窓は黒色フィルムが貼付されています。
その後、「ゆふ」「あそ」の共通化や特急「九州横断特急」用へのワンマン改造、再リニューアル、駆動用機関の換装(DMF13HS → SA6D125HE-1)などを経て、現在の塗り分けとロゴを配した塗色に変更されました。
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