観光特急「A列車で行こう」の2号車(キハ185-1012)
そして、今回は遠征2日目(2/23)。
長崎です。
長崎駅は九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)の受け入れ準備のために再開発事業が行われています。
すでに、駅に隣接していた長崎車両センターや旧貨物駅は線路が撤去されており、駅ホームに近い部分の留置線しか残っていない状態です。
長崎車両センターは佐世保線早岐駅構内(長崎県佐世保市)に移転となり、佐世保車両センターとして運用が開始されていました。だいぶこぢんまりしていましたが…
2020(平成32)年度には浦上〜長崎間を含む“長崎本線連続立体交差事業”が完成する予定になっていますから、あと4年で駅ホームで形式写真が撮れなくなります。
なので、高架駅舎ができて形式写真の背景が賑やかになる前に長崎駅で可能な限り撮っておこう、ということで遠征2日目(2/23)は長崎地区で1日粘ることにしました。
長崎駅は快速「シーサイドライナー」の発着駅ですので、同列車に充当されているキハ66系とキハ200系がターゲットになります。
キハ200系は、JR東海のキハ75形ほどではないですが番代区分が多く、配置地区ごとに車体塗色の異なるので、先ずは少数派の番代区分車を中心に追いかけることにしました。
この他に、黒い「かもめ」の787系、「白いかもめ」の885系、そして、長崎滞在中にたまたま観光特急「A列車で行こう」用のキハ185系が長崎を出発する団体臨時列車が設定されていたので、これらの特急用車両もターゲットに加えることにしました。
あとは天気がどうなるかが問題でしたが、2/23(火)はそれまでの雨予報から曇り予報に好転していたので、もしさらに好転して晴れたとしても当日の午前中くらいは曇ってくれるだろうと予想して、長崎に前泊して朝からの撮影に備えました。
当日(2/23)は朝方まで雨でしたが、その後は曇りベースの形式写真日和。
でも、「A列車で行こう」用のキハ185系が長崎駅に停車中は雨上がりの直後で露出が厳しかったので、現川(うつつがわ)駅に移動し、ここでキハ185系で撮ることに予定変更。
そして、ほとんど乗客が乗っていなかった キハ185-4、キハ185-1012 を無事に撮影。
すぐに長崎駅に戻って、その後はキハ66系、787系、885系を撮影。
しかし、11時を過ぎる頃から雲がなくってピーカンになってきたので、それからは長崎地区のロケハンに徹して、夕方には長崎空港に移動。
そして、羽田行きの ANA 670便で帰途に就きました。
前回の九州遠征(2012年3月)は、高架化前日の大分に3時間滞在しただけのトンボ返り。
なので、1日以上現地に滞在した九州遠征は、寝台特急「あかつき」廃止直前の2008年1月以来で、実に8年ぶり。
現地滞在時間が1日半だった割りには撮影枚数が稼げたおかげで、久しぶりにコストパフィーマンスのいい遠征となりました。
安定して曇ってくれれば、今回のように無駄に移動しなくてもたくさんの形式写真が撮れるんですよね。
この時期は雑草にも苦しめられないので、これからは1〜3月ごろにリソースを集中する方がいいのかも知れません。
* * *
今回は、遠征2日目の最大の成果をアップしたいと思います。
普段は土休日を中心に観光特急「A列車で行こう」(博多・熊本〜三角間)で使用されている キハ185-1012(熊クマ)です。
キハ185-1012(熊クマ) 2016年2月23日 現川駅
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