「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

E501系基本編成の仙台方先頭車(クハE501-2)

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今回は、先日(8/14)の茨城出撃での成果をアップします。

E501系では唯一電気連結器が残っている車両で、ドレミファインバータが特徴の未更新編成(K702編成)の仙台方に連結されている クハE501-2(水カツ)です。

 
6月末にK702編成の電動車を撮影に水戸駅まで行きましたが、先頭車については停車位置の関係で撮影することができませんでした。
このときはシーメンス製のVVVF主変換装置を搭載しているモハE501形とモハE500形の撮影が主目的だったので、クハE501-2 が撮れなかったのは仕方なかったのですが、今回は6月に撮り損ねた車両をメインに撮ってきました。

そのうちの1両が クハE501-2 です。

 
クハE501-2

クハE501-2(水カツ)  2012年8月14日 常陸多賀駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 
常磐線上野〜土浦間で運用されていたときは基本編成(K701〜K704編成)と付属編成(K751〜K754)を連結した15両編成を組んでおり、(結果的には実現しませんでしたが)需要に応じて基本編成と付属編成が簡単に増解結できるように、基本編成の仙台方(クハE501形0番代)と付属編成の上野方(クハE500形0番代)に電気連結器が取り付けられていました。

 
2007(平成19)年3月改正で上野口(土浦以南)の運用がなくなり、土浦~いわき間と水戸線に転用されてからは5両または10両の単独編成で運用されることになったため電気連結器は不要になりました。

転用後も電気連結器は残されていましたが、基本編成は機器更新工事にあわせて撤去され、付属編成も最近の工場入場で撤去されています。

 
K702編成はE501系唯一の未更新編成なので クハE501-2 に電気連結器が取り付けられたままですが、いつ更新工事のために入場するか分かりません。

 
間近に迫ったと噂されている工場入場を前に、今回の栃木滞在中の出撃でしっかりと撮影してきました。

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