比較的最後まで残っていたE127系100番代の未更新車(クハE126-108)
台風13号が関東地方に接近したおかげで最高気温が25度で留まり、だいぶ涼しくなりました。
相変わらず湿度は高いままですが、一時期のような酷暑から逃れることができました。
ここまで涼しくなると、予告したクハE126形100番代の未更新車に拘らなくてもいいのかなぁ〜、と思いましたが、せっかくの機会なので クハE126-108(長モト)の1-3位側をアップしたいと思います。
撮影当時、クハE126-108 を組み込むモトA8編成は未更新でしたが、2018(平成30)年1月に電気機器の更新工事が実施されました。
クハE126-108(長モト) 2017年9月16日 信濃大町駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
前回アップした機器更新車の クハE126-104 は1-3位側にトランスフィルタ装置と断流器箱が床下の中央部付近に並んで配置されていましたが、未更新車の クハE126-108 は同部分に静止形インバータ装置(SIV、SC52)と断流器箱が配置されています。
その後位側に見えた元空気ダメのタンクも未更新車にはありません。
未更新車(クハE126-107)の2-4位側の床下機器を見てみると、車体中央部付近に線路方向に元空気タンクが取り付けられていますので、機器更新の際に後位側に移設されたものと考えられます。
一般的に、付随車両の機器更新工事は機器の取り替え程度で、機器の配置が変化することはほとんどありません。
しかし、クハE126形100番代は前位台車の後部に汚物処理装置が配置されているため、ぎ装スペースの関係でE129系と同タイプのSIVが取り付けられなかったものと考えられます。
このような疑問は現車を確認すれば簡単に解決します。簡単に行ける距離ではないですけどね…
すでにE127系100番代の機器更新工事は完了しているので、もう少し涼しくなったら信濃大町駅を訪ねてE127系100番代を撮りたいと思います。
今なら大糸線乗り入れの特急「あずさ」でE257系の各車両が撮影できるので、遠征リストの優先順位を上げて取り組んでみます。
そして、新潟車両センター(新ニイ)に配置されているE127系(0番代)も機器更新車なので、こちらも撮っておいた方がいいでしょうね…
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