「リゾートしらかみ」から「クルージングトレイン」に転職した キハ48 540
先週の北海道遠征は臨時特急「旭山動物園号」用車両の撮影をきっかけに出掛けましたが、前回までの保護報告のとおり晴れの天気に泣かされっぱなしでした。
こちらのブログにはキッチリ撮影できた形式写真だけをアップしているので、それほどでもなかったような印象をお持ちかも知れないですが、実際は散々な結果。
散々というのは書きすぎかも知れないですが、遠征前の週間予報から勝手に予想していた期待値が大きかったので、その落胆は大きいものでした。
朝起きるたびに晴れていて落胆してましたからね…
このまま北海道に滞在していては遠征費用が無駄に終わりそうな予感がしたので、深川や留萌に滞在していた撮影2日目(10/11)の時点で北海道を離れて青森に移動する決心をしました。
北海道新幹線に乗りたかった、というミーハーな気持ちもあって、その日のうちに青森入りし、本州に戻ってきました。
ということで、撮影3日目(10/12)は青森周辺の撮影地に移動して地道に形式写真を撮影してきました。
具体的には、午前中は青い森鉄道(元東北本線)の東青森駅、午後は奥羽本線・五能線の川部駅(青森県南津軽郡田舎館村)。
いずれも曇りの天気予報が出ていた地域でしたが、残念ながら東青森はメインのEH800形が撮れるタイミングに雨が降ってしまいました。
とほほ…
気を取り直して川部に移動しましたが、こんどは晴れ。
天気を読むのは難しいですね。
いずれも曇り予報なのに、東青森は雨で、川部は晴れですから…
いつもなら撮影の邪魔になるバラスト輸送のホッパ車ホキ800形が2両しか止まっていないので撮影に好適な条件でしたが、川部はいい天気。
撮影まで時間があったので駅舎で時間を潰していたところ、だんだんと雲が拡がり始め、やがて撮影方向が縛られない程度まで雲が厚くなりました。
条件が揃ったところで、「リゾートしらかみ4号」のHB−E300系、「五能線クルージングトレイン」のキハ48形が相次いで到着。
停車時間が長いのでリゾート車両の各車をゆっくり撮影することができました。
今回は、快速「五能線クルージングトレイン」の2号車、キハ48 540(秋アキ)をアップしたいと思います。
キハ48 540(秋アキ) 2016年10月12日 川部駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ48 540 は1997(平成9)年3月に土崎工場で一般形車両からリゾート車両への大改造が行われたうえで、同月から2010(平成22)年11月まで快速「リゾートしらかみ」の初代“青池”編成の一員として使用されました。
新「青池」編成としてHB−E300系が投入されたため初代“青池”編成の中間車が“くまげら”編成に転用されたので、残った編成端の展望車だけで2両編成の“クルージングトレイン”が組成されました。
その際、“リゾートしらかみ”と“青池”がロゴが“CRUISING TRAIN”に変わっただけで、室内も手が加えられなかったので、“青池”編成時代とほとんど外観の印象が変わっていません。
それでも撮り直す必要があるのか?と問われたら何も言い返せませんが、JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」が営業を開始したら改名せざるを得ないので、どんなことでも記録に残すのは悪いことではないように思います。
“クルージングトレイン”と“クルーズトレイン”の双方がJR東日本で走っているというのは紛らわしいですよね?
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