新津運輸区で唯一のキハ110形100番代(キハ110-135)
珍しく日付(1/10)並びのつながりでキハ110形をアップしようと準備していましたが、2日遅れになってしまいました。
だったらキハ112形にすればいいのですが、狙おうと思ってもなかなか撮れないようなキハ110形の写真が手元にあったので、今回はこちらをアップしたいと思います。
新津運輸区(新ニツ)で唯一のキハ110形100番代、キハ110-135 です。
キハ110-135(新ニツ) 2013年5月20日 新津駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ110形はローカル線の輸送改善を目的に1990(平成2)年から製造されたキハ110系のうちの1形式です。
キハ110形は製造時期や目的によっていくつかのバリエーションがあって、0・100・200・300番代が新製されましたが、後継車の登場などによりJR東日本管内で配転が行われてきたため、配置区ごとに番代区分がまとめられています。
現在、新ニツのキハ110系は基本的に200番代が配置されており、キハE120形とともに磐越西線の会津若松以北や羽越本線酒田以西、白新線、米坂線で運用されています。
かつては新ニツにも磐越西線用としてキハ110系100番代が配置されていましたが、1992(平成4)年に水郡線がキハ110系化されたたため、このときに常陸大子運輸区に転出してしまいました。
その後、水郡線営業所(水スイ)に3ドア車のキハE130形が投入されたため、キハ110系100番代のほとんどの車両は盛岡車両センター(盛モリ)と小牛田運輸区(仙ココ)に転属しました。
しかし、キハ110-135 の1両だけは新ニツに転属となりました。
まるで秋田車両センター(秋アキ)の キハ40 1006 のようにガラパゴスな存在の車両ですが、キハ110-135 は車齢が若いため独自の進化を遂げているには至っていません。
でも、将来が有望?な条件を取り揃えた車両なので、異端車候補としてウォッチングをしておいて間違ないと思います。
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