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「こうのとり7号・22号」のクハ381形1100番代(クハ381-1113)

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8月としては珍しくこの週末に車中泊2泊の強行日程で遠征に行ってきました。

ターゲットは車両を追いかけていない鉄道ファンにとってはネタのような外観変更のあった381系1000番代で、これを撮りに北近畿タンゴ鉄道の天橋立駅まで出掛けてきました。形式写真仲間では話題になっていた車両と場所です。

 
特急「こうのとり」系統で使用されている381系は福知山地区の183系800番代を置き替えるために「くろしお」系統から転用された振り子電車ですが、今年の6月から“乗り心地改善にともなう改造”が施工されて381系1000番代に改番されました。

この改造内容はいまのところ詳細不明ですが、使用停止となっていた振り子制御を乗り心地改善のために車体傾斜角を5°から3°に変更するなどの調整が行われたのだと思います。

 
特急「こうのとり」のヘッドマーク

愛称別トレインマーク事典より)

 
福知山地区は振り子電車が通過することを想定していないので、このような一般電化区間では381系のようにパンタグラフが屋根に固定された振り子車両が曲線区間を通過すると、振り子制御により大きく車体が傾くためパンタグラフが架線から外れてしまいます。

そのため、381系は振り子走行に対応している区間以外では振り子制御装置が使えません。

 
今回の“乗り心地改善にともなう改造”は、曲線区間を通過してもパンタグラフが架線から外れないギリギリの車体傾斜角に再調整し、福知山地区でも振り子制御装置を使用して運行できるようにしたのかも知れません。

 
北陸新幹線長野〜金沢間の開業にともない「サンダーバード」「はくたか」系統の681・683系がJR西日本管内で転配されて381系が淘汰されると思われるので、そのときに鉄道雑誌が381系1000番代の詳細について解説すると思われます。

 
そう考えると381系1000番代をゆっくり撮っておこう!なんて言ってられない状況なのです。
また、天橋立駅の留置線に381系が止まるのは盆暮れの「こうのとり7号・22号」の延長運転のときくらいですので、今回は少々無茶をして天橋立駅まで行ってきました。

 

今回はそのときに撮影した「こうのとり7号・22号」のクハ381形1100番代、FE63編成のクハ381-1113(福フチ)をアップします。

 
クハ381-1113

クハ381-1113(福フチ)  2014年8月16日 北近畿タンゴ鉄道天橋立駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

この撮影中は霧雨が降っていましたが、次第に雨が大粒になり、そのうち豪雨に。
温泉に入るために舞鶴へクルマで移動しましたが、1時間あたり50mm以上と思われる雨が止まなくなり、雷もひっきりなしで、クルマの運転が怖くなるほどでしたので、温泉行きをあきらめて19時過ぎには舞鶴若狭自動車道の舞鶴P.A.で車中泊しました。

 
今回撮影したFE63編成は「こうのとり22号」として天橋立を発って新大阪に向かいましたが、福知山線丹波竹田駅で冠水事故に見舞われてしまったそうです。

 
大雨により被災された福知山・丹波地区の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

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