「奥出雲おろち」の後継車に任命された“あめつち”編成の キロ47 7005
1ヶ月近くも前の話しですが、トロッコ列車「奥出雲おろち」を撮りにクルマで出掛けてきました。
つきみ野(神奈川県大和市)から「奥出雲おろち」(出雲市〜宍道〜備後落合間)の沿線までは約750km。
「奥出雲おろち」の3両がうまく撮れなくても遠征が無駄にならないよう、幾つかの撮影地に立ち寄りながら2泊3日する行程にしました。
しかし、残念ながら遠征初日(5/14)は全滅。
せっかくの曇り空☁️でしたが、やることすべてが裏目に出てしまい、ほとんど成果のない1日に…
でも、山陰遠征の本命、遠征2日目(5/15)の島根県内での撮影はすべてがうまくいって、何年も前から撮りたいと思っていた「奥出雲おろち」の3両もきれいに撮れました。
お昼ごろから晴れベースの天気に変わってしまったので、ロケハンのつもりで鳥取駅に寄ったところ、観光快速「あめつち」(鳥取〜出雲市間)が入線するタイミングに合わせて曇が厚くなりました。
この日はお昼ごろから晴れベースのお天気に変わっていたので、「あめつち」のキロ47形は撮れないだろうと諦めていただけに、想定外の撮影でラッキーでした。
しかも、その前後に入線した一般のキハ47形も地味に貴重な車両ばかり。
鳥取駅は日の入りまでの1時間ほどの滞在でしたが、実りの多い寄り道となりました。
ということで、今回は「奥出雲おろち」の後継車に任命されている“あめつち”2両編成のうち鳥取方の2号車に連結されている キロ47 7005(中トウ)をアップしたいと思います。
キロ47 7005 は太陽☀️が顔を出すと半逆光の影響をもろに受ける向きに連結されていますが、ご覧のとおり車体がテカることもなくきれいに撮れました 😀
キロ47 7005(中トウ) 2023年5月14日 鳥取駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
「奥出雲おろち号」の運転は老朽化のため今年(2023年)11月で終了、来年(2024年)からは“あめつち”の2両編成が木次線に入ることが決まっています。
しかし、“あめつち”編成はキハ40系の性能上、急こう配を登ることができないため、3段スイッチバックを含む出雲横田〜備後落合間には入線せず、出雲横田で折り返すことが決まっています。
また、「あめつち」は山陰本線(鳥取〜出雲市間)との掛け持ちで運用されるため、木次線での運転日もかなり限られることになる模様。
限られた現存車両をどう活かして収益化するか悩ましいところですが、ノスタルジーだけで列車を走らせることはできないですからね…
あまり鉄道だけに執着しないで、先ずは無理をしないところから始めてみるといいなぁ〜 と外野ながら思っています。
今回、鳥取へ向かう前に奥出雲おろちループ(国道314号線)を通って備後落合駅に立ち寄りましたが、道路からの景色もよかったですよ〜
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