「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

“京都山城列茶”のラッピングが施された関西本線の キハ120-12

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朝晩を中心に以前よりも涼しくなり、秋を感じる日が多くなってきました。

これで日中の最高気温が23℃辺りを切ってくるとかなり過ごしやすくなります。あともう少しの辛抱ですね〜

 
これからの時期は日没が早いので、撮影可能な時間帯が短くなりますが、日中の太陽が低くなるので曇り空でも車体屋根のテカりも落ち着いてくるので、きれいな形式写真が撮れるようになります。

それに足元の雑草も落ち着きますし、カーテンやブラインドが閉まった窓が少なくなるので、その点でも形式写真のクオリティが上がってきます。

 
これからの形式写真シーズンをどのように過ごすか決めるために、JR車両の配置表と撮影実績を見比べていたところ、こちらのブログにアップすることを忘れていた写真が数枚ほど出てきましたので、今回はその中の1枚、“京都山城列茶”のラッピングが施された関西本線の キハ120-12(近カメ)をアップしたいと思います。

 
キハ120-12(京都山城列茶)

キハ120-12(近カメ)  2019年3月6日 柘植駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

JR九州のキハ31形のような軽快気動車はおもに地方私鉄や第三セクター向けに数多く投入されてきましたが、JR西日本でもキハ20系やキハ58系を淘汰するためにキハ120形という可愛らしい形式が投入されました。

 
キハ120形は、

・1次車 : 鋼製車体・ロングシートの200番代(1992年登場)
・2次車 : ステンレス製車体・ロングシートの0番代(1993年登場)
・3次車 : ステンレス製車体・セミクロスシートの300番代(1994〜1996年登場)

と3つの番代区分があり、投入線区(地域)ごとに帯色が違います。

関西本線(亀山〜加茂間)を受け持つ亀山鉄道部は、ロングシートの0番代とセミクロスシートの300番代が合計14両が配置されています。

 
両区分とも外観上では大きな違いがないので、代わり映えしない1種類のキハ120形が同路線を走っているだけでしたが、2017(平成29)年3月に“お茶の京都博”をPRする“京都山城列茶”ラッピングが キハ120-12 に施されました。

カーテンにも京都山城列茶のロゴをいれた緑系のものに取り替えるなど、内装も凝ったラッピング車両となっています。

 
“京都山城列茶”ラッピングは今年(2019年)11月までは走っているみたいなので、落ち着いたデザインのラッピング車両を記録してみては如何でしょうか?

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