JR西日本が開発した電気式気動車の量産先行車 DEC700-1
JR西日本が開発した電気式気動車の量産先行車 DEC700-1 が、“森の芸術祭 晴れの国・岡山”のアクセス列車として臨時運行されたので、久し振りにクルマで遠征してきました。
その列車は臨時快速「ハレのモリ」。
運転日は2024(令和6)年9月28日(土)~11月24日(日)の土休祝日で、津山~新見間1往復のみの設定でした。
実は、11/17(日)に往復新幹線で日帰りで新見まで遠征しましたが、形式写真が撮れそうなタイミングになると雨 ☔️。
重たい機材を持って新見まで行ったのに、何も撮れずに往復しただけという散々な結果に終わりました。
量産先行車である DEC700-1 が今後どのように扱われるか分からないので、「ハレのモリ」の運転期間内に再訪しなければと思い、11/23(祝)にクルマ遠征で新見を再訪しました。
この日もお天気が安定せず、晴れたり☀️、雨が降ったり☔️、しばらく曇ったり☁️
津山からの「ハレのモリ」(9857D)が新見に到着して、乗客がいなくなったときも晴れ☀️
再遠征してもダメ… そんな結果で終わりたくなかったので、新見始発の「ハレのモリ」(9862D)が出庫後ホームに到着するタイミングを狙ったところ、運よくドアが開く直前に撮れました。
しかも露出は適正!
乗客が乗っていないので、車体揺れもなし!
ということで、今回は2度目の新見遠征でやっと撮影できた下関総合車両所新山口支所(中クチ)の電気式気動車 DEC700-1 をアップしたいと思います。
DEC700-1(広クチ) 2024年11月23日 新見駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
前頭部形状は、227系のデザインをストレート車体に合わせた大人しいものですが、車体側面に“DEC”の音階に合わせて“レミド” の音符が描かれているのがとてもお洒落です 🎶
「ハレのモリ」充当にあたって、DEC700-1 は客用ドア横と正面貫通扉に“森の芸術祭 晴れの国・岡山”のロゴマークが貼付されて特別仕様となりました。
DEC700-1 の“森の芸術祭 晴れの国・岡山”ロゴマーク
DEC700形は、ディーゼルエンジンと発電機で発電した電力によって主電動機(モーター)を駆動する電気式気動車です。
屋根上中央部に大形の蓄電池を搭載すればハイブリッド車両に設計変更できるという拡張性ももっています。
客室は、転換クロスシートが1+2列で並ぶ座席配置となっているので、今回の「ハレのモリ」のように快速列車にも充当可能な接客設備となっています。
キハ40系を置き替えるには十分すぎるハイスペックな気動車ですので、今後の動向が気になります。
いつ頃から量産するのでしょうね?
趣味的には国鉄形車両 LOVE ですが、ローカル地区の鉄道輸送そのものが危機に瀕しているので、DEC700形のような新しい車両が投入されるのを期待しています。
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