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「DL 青い12系客車号」で使用された スハフ12 162

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鉄道ニュース”と“RMニュース”に「DL 青い12系客車号」に関連するニュースが記載されていました。

これは、4月1日から開催されている“ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)”に合わせて新潟~会津若松間で運転された臨時快速列車です。

JR東日本として初めて“普通の”12系客車を前面に押し出したイベント列車で、国鉄やJR移行直後を知っている世代にとっては“12系客車が青いというだけ”で珍しくも何とも思えないような気がする列車。

 
実際に運転初日(4/11)に新津駅で同列車を見ましたが、駅ホームで写真を撮っている人や見送りに来ていた幼稚園児さん御一行の人たちよりも乗客の方が少ないありさま。

指定席券の発行の都合だと思われますが、ほとんど乗客のいない車両もあって、寂しいイベント列車のような印象でした(4/12以降については分かりません)。

 
DE10形が12系客車を牽引する姿というのは、久大本線が1999(平成11)年にすべて気動車化されるまでは全国の何処かで見られた当たり前の光景でした。

でも、その後の客車列車の減少ぶりは信じられないほどで、現在、客車を使用した定期列車は急行「はまなす」の1本だけです。

 
1990年代以降、SLが全国各地で復活しています。
蒸気機関車については往時の雰囲気を残す努力が払われていますが、客車は付け足しの感が強く、現役時代と同じような車両を客車として使っているのは大井川鐵道とJR東日本の高崎支社だけです。

 
スハ43系以前の一般形客車は現在の法令に合わせるための改造などで費用がかさむので、動態保存をしていくこと自体が難しいのは理解できます。

でも、一方でこうやって“普通の”12系客車が走る機会があるのですから、もう少し目を向けてもいいのでは?と思ってしまいます。

 
偉そうなことを書きましたが、撮りたいと思っている車両を撮り終えるまでは“乗り鉄”することに時間は割けません。

 
結局のところ、DE10形と“普通の”12系客車の組み合わせは、“撮り鉄”的には面白くても“乗り鉄”的にはつまらないということなのでしょうね。

そうだとしたら、人気のない車両を鉄道会社が残しておく理由はありませんので、不人気車は撮れるうちに撮っておいた方がいい。
そういうことになるので、後位側(車掌室側)がきちんと出ている状態の形式写真を撮るために新津まで遠征したのは正しかったことになります。

 
この写真を撮り終えた時点で、12系客車の定期列車用車両はすべての形式区分(12系1000・2000・3000番代など)が揃いました。

1985(昭和60)年から12系の形式写真を撮っていますので、なんと足掛け30年… 長かったですね。

継続は力なり、かな?

あとはイベント列車用に改造された車両もありますので、12系客車についてはそちらの方を撮りに行こうと思います。

 
スハフ12 162

スハフ12 162(高タカ)  2015年4月10日 新津駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

高タカの12系客車は高崎地区のSL列車で使用されている関係で、“JRマーク”が貼付されていません。

ドア部(客用折り戸と貫通扉)の白帯が省略されているので、12系客車については国鉄が分割民営化されるまでの数年間がプロトタイプになっています。

この部分の白帯を復活させると国鉄らしさが戻るので、次に入場する際には約30年前の姿に戻して欲しいと願っています。

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