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「草津」に転用された クハ651形1000番代(クハ651-1001)

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よく走行写真など一般的な鉄道写真では、列車名の入ったヘッドマークが写っていることが重要であったりします。
それがないと何の列車を撮ったのか分からないので、鉄道雑誌などのように写真にキャプションを付けないと意味がありません。

一方、車両中心の形式写真の場合、ヘッドマークはそれほど重要ではないので、下の写真のように表示がなくても何ら問題がありません。

 
今回は、3月ダイヤ改正から高崎線系統の特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」で使用されている大宮総合車両センター(宮オオ)の クハ651-1001 をアップしますが、651系の最後尾の車両は写真のようにヘッドマークが表示されません。

 
クハ651-1001

クハ651-1001(宮オオ)  2014年3月26日 深谷駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

写真の説明に「草津」を入れないと列車名が分かりませんが、もし クハ651-1001 の列車名を「あかぎ」と取り違えていたとしても大きな問題ではありません。

それよりも車両写真で重要なのは形式番号の方で、こちらがしっかり特定されていることが重要になります。

 
ところがこの651系、デザインに関わる部分で脱国鉄がブームになっていた1988(昭和63)年に登場した関係で、車体標記が国鉄時代と大きく変わり、車体側面の形式番号標記がパッと見では認識できないほど小さいものに変わってしまいました。

しかも場所が車体中央ではないので、中間車の場合は標記を探すのに時間が掛かる、困った標記でした。

 
また、35mmカメラのフィルム時代に651系の中間車だけを撮ると、それが何番の車両だったのか後で分からなくなるのでした(中判カメラなら大丈夫でしたが…)。

 
最近はデジタルカメラの性能がよくなったので、下の写真のように撮影後に形式番号標記を確認することができるようになりましたが、カメラ本体のプレビューでは最大に拡大しないと確認できないので、撮影当日は厳しい場合もあります。

先頭車の場合は乗務員扉に編成番号シールが貼付されているので、視認性のよいこちらを確認すればいいのですが、それでも小さな文字です。

 
形式番号(クハ651-1001)および編成番号(OM201)の標記

形式番号(クハ651-1001)および編成番号(OM201)の標記

 
転用改造前までは、前位連結器下部の自動解結装置(電気連結器)のカバーに編成番号が標記されていましたが、改造時にうっすら読み取れる程度まで消されてしまいました。

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