新潟地区で活躍するJR東日本の DE10 1680

都市圏などで走っている一般的な電車の形式写真をアップしなくなって久しいですが、まだまだネタ切れになりそうにないので、珍しくないけれども撮ったあとの満足感が大きかった車両をアップしたいと思います。
長岡車両センター(長岡)に配置されているDE10形1500番代、DE10 1680 です。
DE10 1680(長岡) 2015年4月10日 新津駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
かつて長岡にはDE10形がたくさん配置され、入換作業やレール輸送の牽引機、そして冬季のDD14形(ロータリー式除雪車)の補機などで幅広く活躍をしていました。
国鉄が分割民営化した1987(昭和62)年4月現在でも7両が配置されていましたが、除雪用ディーゼル機関車が排雪用モーターカー(排モ)に置き替えられたため実質的に補機が必要だったDD14形はほぼ全滅し、長岡のDE10形も DE10 1680・1700 の2両だけになってしまいました。
長岡のDE10形はもともと信越本線黒井駅の入換くらいしか定期運用がなかったので、今回の写真のようにレール輸送用の貨車(長物車、このときはチキ6000形)を牽引するのに出会さないと形式写真を撮ることができません。
この写真を撮った日は奥に止まっている12系客車が本命だったのでず〜っと待っていましたが、DE10 1680 が手前のチキ6000形の前に止まっているのを見たときはかなり興奮しました。2つの意味でね… やっと12系の障害物がいなくなるのか、と、DE10形が撮れるぞ、の。
でも、このときはすべてのチキを引っ張ってくれなかったので、次の機関車が入ってくるのをさらに待つことになりました。結局、チキがすべていなるまで朝から8時間も待つことになったので、12系が撮れたのは15時過ぎでした。
12系のついでに撮れたDE10形ですが、ツララ切りに旋回窓が凜々しい元道産子のA寒地仕様車が撮れたので大満足でした。
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