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クーラーが車外スピーカー内蔵タイプに交換された サハ211-5015

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前回と同じ、9/5(木)の名古屋遠征で撮影した形式写真をアップします。

地味におもしろい車両を撮ってましたので、今回は中央本線名古屋口で活躍する211系5000番代の付随車、サハ211-5015(海シン)です。

 
サハ211-5015

サハ211-5015(海シン)  2013年9月5日 名古屋駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

国鉄末期の1986(昭和61)年に中京地区の輸送改善を目的として4両編成の211系が2本だけ投入されましたが(現在の海シンK51・K52編成)、民営化以降この国鉄仕様の211系が増備されたのはJR東日本だけで、JR東海では独自仕様の211系5000・6000番代が投入されました。

冷房装置がインバータ制御方式で集約分散式のC-AU711Dに変更されているので、パッと見で分かるぐらい屋根回りが変わりました。

でも、この211系5000・6000番代というのは製造時期によって車体側面の行先表示器(方向幕)と冷房装置のキセが変わっているので、それらに注目して1次車から4次車の各形式を撮るとなると結構大変なのです。

 
211系5000・6000番代は投入時期と線区ごとに増備された形式と編成両数が違うので、その辺りを理解しながら撮影に望まないと存在しないサハ211形5000番代の3次車なんてものを追いかけてしまいます。

 
そうならないために、211系5000・6000番代の1次車から4次車について外観の大きな特徴と落成した車両をまとめてみましたので、何かのときに役立てていただければ幸いです。なお、細かい仕様変更は省略しています。

 

タイプ 行先表示器 車外スピーカー 落成車両
1次車 天地小・LED式 車体側面 クモハ211-5001〜5010
モハ210-5001〜5010
クハ210-5001〜5010
サハ211-5001〜5004
2次車 天地小・幕式 車体側面 クモハ211-5011〜5048
モハ210-5011〜5048
クハ210-5011〜5048
サハ211-5005〜5020
3次車 天地大・幕式 車体側面 クモハ211-5601〜5617(低屋根車)
モハ210-5049〜5065
クハ210-5301〜5317(トイレ付き)
4次車 天地大・幕式 冷房装置キセ内蔵 クモハ211-5618〜5620(低屋根車)
クモハ211-6001〜6009(1M式・低屋根車)
モハ210-5066〜5068
クハ210-5049〜5057
クハ210-5318〜5320(トイレ付き)

 
今回アップした サハ211-5015 は1989(平成元)年に製造された2次車で、天地寸法の小さい幕式の行先表示器を装備し、車体側面に車外スピーカーが片側2か所設置されています。

でも、なぜか冷房装置(C-AU711D)のキセには車外スピーカーが内蔵されています。

これは4次車の特徴になります。
サハ211形5000番代は2次車までで、3・4次車は製造されていないハズです。

 
上の写真だと分かりにくいので、拡大した写真をアップしますが、この車両は片側に4か所も車外スピーカーが設置されていることになります。

 
サハ211-5015の車外スピーカー

 

予備の冷房装置が取り付けられたのか、4次車と冷房装置を交換したのか、詳しいいきさつは分かりません。

 
地味な地味な211系5000番代、中でも特に地味な付随車の サハ211-5015 ですが、よ〜く見ると面白いネタが転がっていました、という話しでした。

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