JR西日本の軌道検測車 キクヤ141-2

今回も撮影後にアップするタイミングを逸していた形式写真をご覧いただきたいと思います。

今回は、吹田総合車両所京都支所(近キト)に配置されている事業用気動車、“ドクターWEST”の愛称で呼ばれているキヤ141系の キクヤ141-2 です。

 
キクヤ141-2

キクヤ141-2(近キト)  2015年6月21日 柘植駅

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JR西日本の総合検測気動車キヤ141系は、2006(平成18)年から本格運用が開始された検測車です。

写真の軌道検測車 キクヤ141形は、信号通信関係の検測を行うキヤ141形とユニットを組んで使用されています。

この2両編成はマヤ34形とキヤ191系の後継車にあたる検測車ですが、クモヤ443系に代わる架線電力関係の検測車が増備されていないので、今のところ2両編成となっています。

JR西日本管内のほか、自前の検測車を持たないJR四国やJR九州、一部の第三セクター鉄道にも乗り入れて運用されています。



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スカ色のまま活躍する長野総合車セの クモユニ143-1

昨日(6/27)は、クモユニ143形と115系の試運転が信越本線で走るという噂がありましたので、やや不確かな情報を信じて長野地区まで行ってきました。

 
鉄道ニュースでも、「クモユニ143-1+115系N29編成が篠ノ井線で試運転」とのタイトルで、6/25(水)に長野〜田沢間で試運されたことが書かれていましたが、6/26(水)と6/27(木)は長野〜直江津間で運転されました。

長野〜直江津間なら駅ホームでも形式写真が撮れそうな駅があるので、長野からほど近い牟礼駅で撮る計画で、一昨日(6/27)の晩から出撃しました。

 
クモユニ143-1

クモユニ143-1(長ナノ)  2013年6月27日 牟礼駅

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“昼過ぎまでは曇りときどき雨”の予報とは全然違って、撮影直前から雲がなくなってしまったので残念な写真になりそうでしたが、停車した瞬間に10秒ほど薄く雲がかかってくれたので、逆光でしたが何とかお見せできるレベルになりました。

 
昨日の試運転の編成をイラストにしてみましたが、直江津方に クモユニ143-1 を連結し、115系はリニューアル施工車の長ナノN29編成でした。

 
kumoyuni_n29

 

長野総合車両センター(長ナノ)には事業用車としてクモユニ143形が2両がいますが、クモユニ143-1・3の2両はいずれも千葉支社の幕張電車区(千マリ)で新聞輸送用として房総地区の113系普通列車に併結されていた郵便荷物車です。

そのため今でもスカ色をまとっていますが、もともとは身延線のクモハユニ44形を置き替えるために1981(昭和56)年に登場した車両で、115系2600番代とともにワインレッド(赤2号)に白帯(クリーム10号)の身延色で使用されていました。

しかし、1985(昭和60)年3月に身延線の郵便荷物輸送が廃止されたため長岡運転所(新ナカ)に転属しましたが、1986(昭和61)年11月に国鉄の郵便荷物輸送が廃止されたため、道路事情の関係で新聞荷物輸送が残された千マリに転属し、外部塗色がスカ色に変更されました。

新ナカへ転属したときにスカートが取り付けられていましたが、1996(平成8)年の長ナノ転入時にスカートが撤去され、連結器が密着連結器と自動連結器に対応可能な双頭連結器に交換されました。

 
クモユニ143-1の連結器まわり(後位側)

クモユニ143-1の連結器まわり(後位側)

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クモユニ143形など1M式の新性能電車は、床下のぎ装スペースを確保するため、基礎ブレーキ装置を内側のみ(踏面片抱き式)としたDT21Cを履いています。
 
クモユニ143-1の後位台車(DT21C)

クモユニ143-1の後位台車(DT21C)



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“East i-E”の クヤE490-1

JR東日本の在来線電化区間は勝田車両センター(水カツ)のE491系が定期的に入線し、電力・信号・通信・軌道関係の測定が行われています。

以前は、高速軌道検測車(マヤ34形)、電力・信号検測車(443系・193系・キヤ191系)が在来線電化区間の検測を別々に行っていましたが、E491系の登場により軌道測定と電力・信号検測が一度にできるようになりました。

 
E491系は “(←青森方)クモヤE491-1 + モヤE490-1 + クヤE490-1(上野方→)” の3両編成からなる電気・軌道総合試験車ですが、各車両ごとに搭載する測定機器類が異なっています。

今回アップする クヤE490-1 は軌道状態を検測する装置と測定用パンタグラフを搭載しています。

 
クヤE490-1

クヤE490-1(水ミト)  2010年5月27日 横川駅

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クヤE490-1 は クモヤE491-1 と同様に屋根上に架線離隔測定装置検出器と下枠交差式の測定用パンタグラフ(PS96A)を搭載していますが、ブレーキ抵抗器と通信測定用アンテナは装備されていません。

軌道関係の検測を担当する車両のため、台車は測定枠を軸箱体下部から吊り下げる構造のTR253(前位)・TR253A(後位)を履いています。

 
E491系は進行方向に応じて測定用パンタグラフを使い分けており、クヤE490-1 のパンタグラフは同車が最後尾となったときに使用されています。



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“East i-E”の モヤE490-1

JR東日本の電気・軌道総合試験車(検測車)は“East i”の愛称が付けられていますが、在来線電化区間用は勝田車両センター(水カツ)のE491系が使用されています。

こちらですでにアップしている クモヤE491-1 を含む3両編成が、JR東日本の電化路線や青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行、しなの鉄道、東京臨海高速鉄道に入線して軌道・架線・信号の検測を行っています。

 
中間車の モヤE490-1(水カツ)は電力関係の測定機器を搭載しています。

“East-i”の各車両にパンタグラフが取り付けられていますが、集電用のパンタグラフは当車の2基(PS32A)のみで、トイレ・洗面所も当車のみとなっています。

屋根上には観測ドームや投光器、トロリ線摩耗偏位測定器の収納ドーム、ブレーキ抵抗器などが設置されています。

 
モヤE490-1

モヤE490-1(水カツ)  2010年5月27日 横川駅

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“East i-E”の クモヤE491-1

しばらく撮影に出ていないので、昨年春に撮影していた電気・軌道総合試験車(検測車)E491系をアップします。

今回は地上信号機器・通信機器の測定装置を搭載する クモヤE491-1(水カツ)です。いつものように曇りの天気予報を信じて信越本線横川駅まで出撃したものの、予報に反して天気がよくなったため、白い車体が飛び気味になっています。濃色の車体なら問題ないのですが…
 

クモヤE491-1

Eクモヤ491-1(水カツ)  2010年5月27日 横川駅



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