7月から「オホーツク」「大雪」に投入されるNN183系(キロ182-7553)

2015(平成27)年3月に「安全投資と修繕に関する5年間の計画について」という発表がなされましたが、それ以降、JR北海道は着々とキハ183系の初期形車両を置き替えてきました。

・「オホーツク」の区間短縮(→「大雪」の誕生)
・「サロベツ」のキハ261系化(区間短縮)
・「北斗」のキハ261系化

これらの対策によってキハ183系の所要両数が大幅に減少したので、老朽化の激しい初期形車両のほとんどは廃車となりました。

 
現在、キハ183系が使用される列車は「オホーツク」「大雪」の4往復3運用だけです。

しかし、「オホーツク」「大雪」のグリーン車は半室タイプのキロハ182形が連結されているので、これを置き替えないと車齢35年超の車両はなくなりません。

6月まではキロハ182形が連結されるので、7月以降はどうなるのか?
JR北海道から発表はまだなのかと思っていたところ、ようやく7月以降の「オホーツク」「大雪」編成について発表がありました。

 
発表内容からハッキリと読み取れるのは、①ハイデッカー構造のグリーン車が連結されることと、従来は札幌方に指定席とグリーン車を連結していたのを ②「ライラック」と合わせるために遠軽方に指定席とグリーン車を連結するということだけでした。

プレスリリースでは接客サービスの説明だけすればいいので、これ以上を期待しても仕方ないのですね〜

 
「オホーツク」「大雪」の4往復3運用を機関換装したキハ183系7550番代(130km/h運転対応車のNN183系)でまかなうのは不可能ですが、かといってキハ183系500番代(N183系)のグリーン車2両(キロ182形500番代)を7550番代化するような動きは見られません。

ということは、2運用をNN183系編成、1運用をN183系編成にするなど、それぞれのタイプを使っていくことになるのでしょう。波動輸送はN183系編成でまかなう、とかね…

 
出力適正化改造車(パワーダウン)の400番代や旧「サロベツ」の指定席仕様車(シートピッチ拡大)もN183系に含まれますが、あまりに仕様がバラバラだと保守管理が大変なので、N183系は「北斗」で使用されていた原形に近いグループだけが残るのでしょうか?

7月1日の編成変更を待たないとその全容は分かりませんね。

 
ということで、今回は「オホーツク」「大雪」への転用が確定したNN183系のハイデッカーグリーン車、キロ182-7553 をアップしたいと思います。

 
キロ182-7553

キロ182-7553(函ハコ)  2017年11月4日 苗穂駅

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「スーパー北斗」の札幌方に連結されている試作車(キハ281-901)

北海道遠征の3日目(4/3)の続きです。

 
この日の夕方にJR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」のE001形が撮れてしまいましたが、これは完全に想定外…

当初の予定では、キハ281系の試作車(900番代)が撮れば御の字、そんなつもりでした。

 
ですので、今回は北海道遠征報告の最後に、1992(平成4)年1月に登場したキハ281系の試作車、キハ281-901(函ハコ)をアップしたいと思います。

地味な成果ですが、行先表示器がフルカラーLED化された最近の姿です。

 
キハ281系にはキハ281-901・902、キハ280-901と3両の試作車がいますが、いずれも量産車とともに特急「スーパー北斗」で使用されています。
しかし、この3両はリクライニングシートを取り替えた指定席仕様車ではないので、札幌方の自由席(6・7号車)に連結されています。

 
キハ281-901

キハ281-901(函ハコ)  2018年4月3日 登別駅

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今回の北海道遠征は撮影枚数を稼ぐ遠征にはなりませんでしたが、撮影するのが面倒な道南地区の車両を一通り押さえることができました。

函館〜札幌間を青春18きっぷで移動した甲斐がありました。

 
地味な車両しか撮影していませんが、このほかの車両についても追ってアップしたいと思います。



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函館地区で活躍するキハ40形700番代初期車(キハ40 831)

またまた更新が遅くなってしまいましたが、先週の北海道遠征の続きです。

今回は遠征2日目(4/2)の話しです。

 
前回に少し触れましたが、この日も午前中は「はこだてライナー」の733系1000番代を桔梗(ききょう)駅で撮影してました。

当初は、桔梗駅での撮影が終わったらドン行と部分的に特急列車を利用して長万部や登別まで北上するつもりでしたが、当日朝になって道内全域が晴れ予報に変わってしまったので諦めました。

桔梗駅もそうでしたが、森駅まで上っても雲が厚く形式写真に絶好の天気だったので、無理はせずに森駅で撮影枚数を稼ぐことにしました。

 
森駅と駒ヶ岳

 

お昼過ぎまで天気予報はハズレ… おかげさまで、後継車の落成で先が見えてきたキハ40形をたくさん撮ることがました。

あとは、何度トライしてもうまく撮れなかった「スーパー北斗」の中間車 キハ260形1200番代が来るのを待ちました。

残念ながら今回もキハ260形1200番代はダメで、キハ40形が邪魔で撮れなかったり、晴れてしまったり… 登別まで行かないと安定的に撮れないようです。

 
今回は道南地区(函館本線函館〜長万部間)のローカル輸送で活躍する函館運輸所(函ハコ)のキハ40形700番代をアップしたいと思います。

窓配置がきれいに整っている1977(昭和52)年製の キハ40 831(函ハコ)です。

 
キハ40 831

キハ40 831(函ハコ)  2018年4月2日 森駅

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今回アップした形式写真は キハ40 831 ですから、“831 – 725 = 106”。
つまり、キハ40 831 の種車は“キハ40 106”ということになります。

この辺りのことは キハ40 839 をアップしたときに整理しましたので、ご覧いただけると嬉しいです。

 
旧キハ40形100番代初期車(キハ40 826〜841)はもっと淘汰が進んでいると思っていましたが、廃車されたのはごく一部のみで、ほとんどが現存しています。

ただ、JR北海道標準色のベース色がクリーム色から灰色に変わっており、屋根上の水タンクも撤去されています。
水タンク残存の未更新車は道南地区で何両か見掛けましたが、初期車に限ってはもう残っていないような気がします。

もうしばらくは活躍すると思われますが、今のうちに記録しておいた方がいいグループでしょうね。



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「はこだてライナー」で使用されている733系1000番代(クハ733-1003)

豊橋遠征の直前に青春18きっぷを購入したものの、それ以降、日帰り圏はまったく曇りませんでした。

普通列車限定とはいえ5日間有効のフリーきっぷを1日だけで終わらせるのはさすがにもったいない…

 
このままでは青春18きっぷが無駄になると覚悟していた矢先、東北〜北海道で2〜3日間ほど曇る予報が出ました。

このチャンスを活かさないと本当に青春18きっぷが無駄になりそうでしたので、何回チャレンジしても晴れてばかりで撮れなかった「はこだてライナー」の733系1000番代を再度撮りに行くことにしました。

 
撮影場所は函館本線の桔梗(ききょう)駅。

この駅は昨年から何度も訪れていますが、とにかく曇ってくれませんでした。
今回もダメかも知れないといくつかの代替案を考えて臨みました。

 
4/1(日)の早朝便で函館空港に飛び立ち、空港バスで函館に向かい、すぐに桔梗に移動。

国土交通省の雨雲レーダー XRAIN(XバンドMPレーダ)を確認してみたら桔梗駅周辺は比較的強い雨のエリアになってましたが、行ってみたら実際は曇り。

 
今回は運がよかったみたい…

やっと、2016(平成28)年3月にデビューした「はこだてライナー」の733系1000番代が撮れました。

この駅は夏場になると中線のあたりが草ボウボウになりますので、そうなる前に撮影できて安心しました。ささやかな満足感…

 
 * * *

 
ということで、今回は北海道新幹線のアクセス列車としてだけでなく地元の通勤通学客輸送でも活躍している「はこだてライナー」の733系1000番代をアップしたいと思います。

733系1000番代の奇数向き制御車 クハ733-1003(函ハコ)です。

 
クハ733-1003

クハ733-1003(函ハコ)  2018年4月1日 桔梗駅

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桔梗駅の中線に保安施設が設置されたら撮影場所がなくなってしまうので、撮れるうちに撮っておこうということで733系1000番代を撮影しました。

早朝便の函館入りでは733系1000番代の3区分を押さえることができないので、翌日(4/2)も桔梗駅に向かいマッタリ撮影してました。

新年度の初日だというのにね〜



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スラントノーズの影でひっそりと引退したキハ182形0番代(キハ182-30)

Twitterのタイムラインを見たところ、キハ183系の“スラントノーズ”ことキハ183形200番代はダイヤ改正を待たずに定期運用から離脱していたようです。

 
「オホーツク」「大雪」運用に最後まで入っていたスラントノーズ車は キハ183-213・214・220 の3両で、いずれも札幌方に連結されていました。

キハ183-220 はキハ261系化される前の「サロベツ」時代に撮ったことがありますが、キハ183-213・214 は撮れず仕舞いだった可能性が高いですね。もしかしたら200番代に改造される前に撮っていたかも知れないですが…

 
「オホーツク」で使用されている車両は岩見沢駅で気軽に撮影できますが、同駅は停車時間が短いのと、乗客の乗り降りで停車中の大半は車体が揺れていてスローシャッターが切れないので、1列車で1両を撮るのがやっとというのがいつものパターンです。

そうなると、どうしても特徴的な先頭車(キハ183形200・1500・1550番代など)か半室グリーン車(キロハ182形)を狙うことが多くなります。これ以外にも稀少区分が「オホーツク」に入ることが多いので、気が付いてみたらほとんど撮っていなかった形式区分がでてしまいます。

なんの変哲もない中間車、キハ182形0番代です。

 
函館運輸所(函ハコ)からの転入車が「オホーツク」運用に入るようになって“とかち色”のキハ182形0番代はすぐに離脱してしまいましたが、スラントノーズ車のように話題にならずひっそりと消えてしまいました。

普通の中間車は地味ですからね…
仕方のないことです。

 
ということで、スラントノーズ車の近くにいつも連結されていたのにまったく注目されなかったキハ182形0番代をアップしたいと思います。

特急「オホーツク」の2号車(一部自由席)で使用されていたときの キハ182-30(札ナホ)です。この車両は、車体側面の車両番号標記が切り文字から国鉄書体の塗り文字に変更されています。

 
キハ182-30

キハ182-30(札ナホ)  2016年5月7日 深川駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

現役最後のスラントノーズ車は「旭山動物園号」の キハ183-3・4 ですが、こちらも3月24・25日のお別れ運転で引退することが発表されています。

キハ183系初期形として最後に残るのはキロハ182形ですが、こちらも6月までの活躍のようで、「北斗」から転用されるハイデッカー車に置き替えられる予定です。

 
「オホーツク」「大雪」の3運用を3両のキロ182形7550番代(NN183系)で回すのは不可能なので、キロ182形500番代を7550番代に改造するのか、NN183系とN183系の運用を分けて対処するのか、どうなるのか気になるところです。

 
しばらくはキハ183系から目が離せませんね…



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ183系