軌道検測車“マヤ35形”の牽引車に抜擢されるかも知れないキハ40形300番代

別の投稿を用意してましたが、少し気になる発表がJR北海道からありましたので、それに関する車両の形式写真をレタッチすることにしました。

 
JR北海道は、1978(昭和53)年製の高速軌道検測車マヤ34形(マヤ34 2008)を置き替えるために“マヤ35形”を投入することを発表しました。

こういう発表が出されたときに札幌運転所(札サウ)の マヤ34 2008 がアップできるとよかったのですが、残念ながら手持ちの写真ありません。
マヤ34 2008 は見たこともないです。
建築限界測定用試験車(オイラン車)の オヤ31 32 ならモノクロ時代に撮影してますけどね…

 
来月にはマヤ35形が落成する予定になっていますので、もうそろそろ北海道新幹線H5系と同系色のグリーンをまとった実車が見られることになります。

約1年後に マヤ34 2008 が置き替えらるのでそれまでに撮っておきたいところですが、いつ何処で走るか分からない車両なので、これを追いかけるのは無理でしょうね。

首都圏在住の身としては諦めるしかなさそうです。

 
JR北海道在来線用軌道検測車(マヤ35)

“マヤ35形”を組み込む3両編成(JR北海道発表資料より)

 

 
発表資料にはキハ40形が牽引する場合の編成図が描かれています。

 
この部分だけ抜粋してみましたが、ここに描かれているキハ40形は苗穂工場で構内入換用で使用されているキハ40形330番代(旧キハ400形)でないようです。

札沼線桑園〜石狩当別間の完全電車化で余剰となったもう1つのキハ40形である300番代(旧700番代)のサイドビューそのものです。

 
キハ40形330番代だったらトイレ寄りの客窓の一部が埋められていますが、イラストのキハ40形の窓配置はオリジナルのままです。

そして、屋根上中央部に一基だけ搭載された冷房装置(N-AU26)。

まさしく、キハ40形300番代です。

 
キハ40形300番代は4両すべてがまだ苗穂運転所(札ナホ)に車籍が残っていますので、そのうちの2両が牽引車として整備されることになるのでしょうか?

普段見ることのできないキハ40形300番代が注目されるチャンスですので、牽引車にも専用色が用意されると面白いことになるような気がしますが、JR北海道にはそのような余裕はなさそうですね。

 

キハ40形300番代はすでに キハ40 302 をアップしていますので、今回は キハ40 304(札ナホ)をアップしたいと思います。

 
キハ40 304

キハ40 304(札ナホ)  2014年5月13日 岩見沢駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

2013(平成25)年7月の車両火災事故の関係で特急「サロベツ」のキハ183系が使用停止となったため、代替列車の「特別快速」に札ナホのキハ40形700・1700番代が充当されました。このとき、キハ40形が不足したため札幌~旭川間のローカル運用にキハ40形300番代が入りました。

今回の写真はそのときに撮影したものです。



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ40系

特急「スーパー宗谷」のグリーン普通車(キロハ261-202)

本年は「店長のツブヤキ」をご購読いただき、誠にありがとうございました。

本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 
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基本的に、自宅にいる日はすべて古本屋「トレインブックス」を営業していますので、大晦日の今日(12/31)も数件分の梱包・発送を行っていました。

 
この冬は娘が高校受験なので妻の実家(栃木市)には行けませんし、遠征に出掛ける予定もありませんので、引き続きほぼ毎日、梱包・発送の作業を続けていこうと考えております。

お正月の明日(1/1)だけは発送をお休みする予定にしていますが、すき間時間に梱包・発送の作業ができそうだったら、仕事をしているかも知れません。

 
このような状況ですので、申し訳ございませんが、年末年始の営業案内については告知いたしません。

基本的には平常通り、ということになります。

 
年末年始は妻がお休みで主夫から解放されますし、週に2回ほど通っているスポーツクラブはお休みですし、さらにクリスマスを過ぎたあたりから注文が激減しているので、鉄道雑誌や書籍の表紙をスキャンしてコンテンツの充実化を図るために時間を使ってみようと思っています。

古本屋は在庫管理業みたいなもので、ほとんどの時間がそれに費やされていますので、こういうときにサイトの構築を進めてみます。

 
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今年最後の形式写真ですが、今回は特急「スーパー宗谷」で使用されているキハ261系0番代のグリーン普通車、キロハ261-202(札ナホ)をアップしたいと思います。

 
キロハ261-202

キロハ261-202(札ナホ)  2014年5月13日 岩見沢駅

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キハ261系0番代は14両すべてが苗穂運転所(札ナホ)に配置されています。

キハ261形 + キハ260形(SE-101〜SE-104編成)または キハ260形 + キロハ261形(SE-201〜SE-203編成)の2両ユニットを組み合わせて4両または6両編成が組成され、札幌〜稚内間の特急「スーパー宗谷」で使用されています。

1998・1999(平成10・11)年に落成した12両は北海道高速鉄道開発が所有しJR北海道に貸し付けられたかたちになっていますが、予備車なしの状態を解消するために2001(平成13)年に増備されたSE-203編成の2両はJR北海道の所有に変わりました。

 
しかし、JR北海道のキハ183系車両の老朽化対策として、こんどの2017(平成29)年3月ダイヤ改正で「スーパー宗谷」の1往復と「サロベツ」が旭川発着に変わるため、それ以降は1往復の「宗谷」(札幌〜稚内間)と2往復の「サロベツ」(旭川〜稚内間)に再編されます。

 
札幌から稚内までの直通列車が減るので感情的な意見が出るのは否定しませんが、旭川で乗客の多くが入れ替わったり、列車遅延の影響で札幌〜旭川間の列車間隔が乱れることがありますので、この施策は致し方ないのではないかと思っています。

現行「サロベツ」を含めた稚内発着の特急列車がすべてキハ261系に統一されるメリットも大きいですからね。

でも、札幌から1本の列車で稚内に行けないのは寂しいですけどね…



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ261系

3月ダイヤ改正で引退予定のN183系「北斗」のグリーン車(キロ182-505)

鮮度落ちの情報かも知れないですが、先週の金曜日(12/16)に2017(平成29)年3月ダイヤ改正の概要についての発表がJRグループ各社からありました。

JR各社および支社からの発表(PDFファイル)に直接リンクを貼りましたので、是非ご活用ください。

 
JR北海道

JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(仙台支社)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR東日本(八王子支社《多摩版》)
JR東日本(八王子支社《甲府版》)
JR東日本(長野支社)

JR東海

JR西日本(全体)
JR西日本(金沢支社)
JR西日本(近畿統括本部)
JR西日本(和歌山支社)
JR西日本(福知山支社)
JR西日本(米子支社)
JR西日本(岡山支社)
JR西日本(広島支社)
JR西日本(新幹線管理本部・福岡支社)

JR四国

JR九州

JR貨物

 
 * * *

 
JR各社の発表を見たところ、昨年までのように新幹線開業にともなう在来線特急の廃止や第三セクター化などの大きな動きが落ち着いたので、列車の運転時刻や停車駅の見直しが多い印象です。

全体的におとなしい内容のダイヤ改正ですが、JR北海道だけでは、今後の日本のローカル鉄道を占うような少し後ろ向きな改正になっています。

 
ただ、クルマ社会がこれだけ進んでいる状況と、都市部以外の急激な人口減少を考えると、今までのような至れり尽くせりの鉄道網を一民間の鉄道会社に委ねていいのか?という根本的な問題に突き当たるように思っています。

 
難しい話しは専門家に任せるとして、2017(平成29)年3月4日のダイヤ改正に合わせて、函館〜札幌間の特急「北斗」のうち機関(エンジン)未換装のキハ183系500番代(通称N183系)で運用されている「北斗19・6号」の1往復がキハ261系に置き替えられます。

これによって、函館運輸所(函ハコ)に配置されているキハ183系のうち120km/h運転対応車(N183系)は引退となりますが、130km/h運転対応車で機関換装が行われたキハ183系7550・8550・9550番代(元NN183系)の3往復はダイヤ改正後も残ります。

さらにキハ261系1000番代の増備が進んで函ハコのキハ183系がすべて置き替えられたときに「オホーツク」(ダイヤ改正後は一部「大雪」に変更)のキハ183系0・200番代が完全に淘汰されるのでしょうね。

 
キハ183系7550・8550・9550番代を「オホーツク」「大雪」に転用してもグリーン車のキロ182形7550番代が3両しか在籍していないので、今回のダイヤ改正で「北斗」運用から外れるN183系のキロ182形500番代の今後が注目されます。

キハ183系7550・8550・9550番代は130km/h運転のためにブレーキ装置の圧力が変更されたためキハ183系従来車(0・500番代など)と連結できないので、キロ182形500番代などのN183系車両の一部はブレーキシリンダー圧力切替弁を取り付けるなどの対策が今後取られることになるでしょう。
キハ183形4550番代(一部はキハ183形9550番代に再改造)がまさにその従来車混結対応車で、キロ182形500番代なども同じような仕様に改造されるかも知れません。

そうすれば、「北斗」からキハ183系が完全に撤退したときに「オホーツク」「大雪」に転用されても、キハ183系7550・8550・9550番代に交じってキロ182形500番代などのN183系車両が使用できるようになります。

老朽化したキロハ182形を使い続けるとは思えないので、N183系車両は何らかの改造が行われると思うのが妥当でしょうね。

 
今回はキハ183系500番代のハイデッカー・グリーン車のキロ182形500番代、キロ182-505(函ハコ)をアップしたいと思います。

 
キロ182-505

キロ182-505(函ハコ)  2015年7月1日 函館駅付近

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この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ183系 , プレス発表

JR各社から“冬の臨時列車のお知らせ”がありました(クモハ721-3020)

本日10/21(金)に、“冬の臨時列車のお知らせ”がJR各社から発表されていましたので、リストにしてまとめてみました。

JR各社および支社の発表にリンクを貼りましたので、是非ご活用ください。

 
JR北海道

JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(仙台支社)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
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JR東日本(八王子支社)
JR東日本(長野支社)

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JR西日本(福知山支社)
JR西日本(米子支社)
JR西日本(岡山支社)
JR西日本(広島支社)
JR西日本(新幹線管理本部・福岡支社)

JR四国

JR九州

 
まだ出揃っていない感もありますが、発表が追加されたら追加していきますので、リンク集としてご活用ください。

【追記】その後、すべてのJRおよび支社から発表がありましたので、リンクを追加いたしました。

 
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今回も北海道・青森遠征の成果をアップしたいと思います。

おもに函館本線小樽〜旭川間で使用されている クモハ721-3020(札サウ)です。

 
クモハ721-3020

クモハ721-3020(札サウ)  2016年10月11日 岩見沢駅

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札幌地区では普通に走っている721系ですが、今回アップした クモハ721-3020 は1992(平成4)年に製造された4次車です。

 
クモハ721形は721系3両編成の小樽方に連結されていますが、この クモハ721-3020 は落成当初 クモハ721-20 を名乗っていました。

721系第19〜22編成の4次車は、クモハ721形の屋根上に搭載されている発電ブレーキ用抵抗器のキセのデザインが変更されているのが特徴になっています。

1〜3次車の抵抗器キセは幅の狭い無骨なものでしたが、4次車以降は冷房装置のようにかまぼこ形のスッキリしたデザインに変更されました。といっても、8次車(5100・5200番代)になるとVVVFインバータ制御に変わってしまったので、ブレーキ用抵抗器というものがなくなってしまいましたが…

 
2002(平成14)年に130km/h運転対応の改造を実施したため3000番代に改番されましたが、733系の増備や130km/h運転の取りやめ、711系の引退などもあって、現在は岩見沢〜旭川間のローカル運用に就くことも多くなりました。

歴史は繰り返すといいますが、数年前の711系運用を721系が引き継いでいます。

 
あれだけ雑多で複雑なJR北海道オリジナルの721系も2018(平成30)年から置き替えが始まるようです。

札幌地区で転換クロスシートの普通列車に乗れることに感謝しながら、これからも721系のバリエーションを記録していきたいと思っています。



この形式写真に関連するタグ: 721系 , JR北海道 , プレス発表

元「礼文」用のキハ54形500番代急行仕様車(キハ54 529)

北海道遠征の報告を書くのが遅くなってしまいましたが、今回は撮影2日目(10/11)のことを書きたいと思います。

もう1週間も前のことですね。

 
この日は、

・前日(10/10)に撮れなかった「サロベツ」の1号車キハ183形500番代の撮り直し
・前日に留萌線で目撃した元「礼文」用急行仕様車(キハ54 527〜529)
・のっぺらぼうな785系編成ののっぺらぼう以外の車両
・撮影しようとするたびに天候が乱れていた「オホーツク」のキハ183形1550番代

の4つがターゲット。

 
一昨年から何度も北海道遠征を重ねたので、だいぶ撮影ターゲットがマニアックな車両になってきました。

あれだけバリエーション豊富な721系も未撮影車は快速「エアポート」用の5100・5200番代とモハ720形だけになりましたからね。モハ720形は形式消滅したので、もう撮影は叶いませんが…

あとは旭川(旭アサ)や釧路(釧クシ)のキハ40形とカラー帯が変わった釧クシのキハ54形500番代が撮れれば、JR北海道の車両は一通り押さえたことになります。
あっ、「はこだてライナー」の733系1000番代もありますが、こちらは最近登場した車両なので…

 
この他にも、JR貨物のDF200形やHD300形500番代がありますが、こちらは撮影場所探しから始めないと効率が悪そうなので、他の地域の撮影が終わってからになるでしょう。

 
1992(平成4)年頃にも当時のJR北海道の形式区分をほとんど撮り終えたと思っているので、国鉄時代に形式消滅した車両の写真が手に入れば「国鉄〜JR車両年鑑 北海道編」みたいな本が出せるネタだけは揃いそうです。

 
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撮影2日目(10/11)は札幌地区だけでなく道北以外はだいたい晴れ。

こうなってしまうと遠征自体が失敗で終わる可能性が高かったので、道央周辺で唯一曇り予報が出ていた留萌に向かって元「礼文」用のキハ54形急行仕様車を待つしかないという選択肢のない1日になりました。

キハ54形急行仕様車が留萌線運用に入っているかどうか分からなかったので、深川駅でキハ54形の運用状況をウォッチング。
なんと、運よく キハ54 529 が4番線に入線。

客扱いが終わってからも キハ54 529 は4番線に放置…

こんなにいい条件はない!という状態で キハ54 529 が止まっていたのに、雲が薄く、しかも半逆光。

 
取り敢えず形式写真は撮りましたが、光線具合に納得いかなかったので、キハ54 529 が充当された増毛行きに乗って留萌駅で撮影。

でも、こんどは平日なのにお名残乗車で車内は乗客でいっぱい。

まぁ〜、仕方ないですね…
12月4日に留萌本線留萌~増毛間は廃止ですから。

 
キハ54 529

キハ54 529(旭アサ)  2016年10月11日 留萌駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 
キハ54 529 は急行「礼文」用として1986(昭和61)年に落成した車両です。
当時は大きなヘッドマークを掲出して旭川〜稚内間で使用されていました。

キハ54 529 は急行用車両ということが一目で分かるように、車体側面の幕部に赤帯が巻かれていましたが、今でもこの赤帯が残されています。

キハ54 527〜529 の3両は特別快速「きたみ」の専用車両として生き延びているのかと思っていましたが、他のキハ54形と共通で運用されているようです。
その運用区間の一つが留萌本線で、ちょうど訪れた10/11(火)に キハ54 529 が留萌本線の運用に入っていました。

 

キハ54 529 の転換クロスシート(W-12)

キハ54 529 の転換クロスシート(W-12)

 
元急行用車両の3両は新幹線0系で使用されていた転換クロスシート(W-12)が並ぶ少し豪華な客室でしたが、現在は客室中央部付近の6列のみ転換クロスシートが残ったセミクロスシートの近郊形車両に変わってしまいました。

 

キハ54 529 の客室

キハ54 529 の客室

 
これは、混雑緩和対策工事としてデッキ近くの転換クロスシートが2007(平成19)年にロングシートに変更され、さらに2007(平成19)年5月の留萌本線秩父別駅積み残し事件を受けて2008(平成20)年にも混雑緩和対策工事が施工されたためです。

ロングシートの袖仕切りがたくさんあるのも、ロングシート化工事が2度にわたって行われたためです。

 
雪深いローカル線でも単行で運行できるのがキハ54形の強みですから、デッキ付近の空間をこのように確保するのは仕方ないと思います。

JR北海道のキハ54形は2003〜2006(平成15〜18)年に走行機器類が更新されてますので、しばらくは走り続けるでしょう。

でも、JR北海道のローカル線はどうなってしまうのでしょうか?



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