新潟県内で試運転を実施している山手線用のE235系(写真は クハE235-34)

現在、山手線は車両の置き替えが進められています。

従来のE231系500番代を他線に転用して、新造されたE235系(0番代)を配置区の東京総合車両センター(東トウ)に投入するかたちで進められています。

 
新しいE235系(0番代)は従来どおり11両編成を組みますが、サハE231形4600番代から改造される10号車を除く10両がJR東日本の完全子会社の総合車両製作所(J-TREC)新津事業所で製造されています。

E235系(0番代)の新製投入本数はぜんぶで49本(量産先行車を含めると50本)。
2020(令和2)年春にかけて投入される予定になっています。

 
J-TREC新津事業所で新製された車両は、新潟県内の新津〜羽生田駅間で試運転(公式試運転)が実施されるので、この機会を活用すれば撮影困難形式でもゆっくり撮影できます。

 
E235系(0番代)はすでに30本以上が落成しているので、このような機会は残るところあと20回弱。

新津駅構内が夏頃になると雑草だらけになるかも知れません。分かりませんが、早めに撮っておくことに超したことはありません。

でも、公式試運転が予想される日に曇ってくれないので、何となく遠征に躊躇する日が続いてました。

 
青春18きっぷの消化を兼ねて行けるようなタイミングだといいなぁ〜、と思っていた矢先、新潟県下越地方に曇りそうな天気予報が出されたので、3月下旬に新津に行ってきました。

すべての工程をドン行で移動するとE235系の試運転に間に合わないので、八王子駅までクルマ、八王子からは八高線を経由してドン行移動という、丸一日ほとんどが移動という遠征に挑戦しました。

 
 * * *

 

新津に着いてみると、雲がほとんど見当たらないほどのいい天気。

やっぱり天気予報は当たりませんね…

今回の遠征はロケハンでもいいと割り切っていましたが、数分だけ運よく雲が太陽を遮ってくれたので、順光薄曇りの状態で数両だけ撮影できました。

 
今回は撮影できた数少ない成果の中から、11号車の クハE235-34(東トウ)をアップしたいと思います。

山手線を内回りで走るときに先頭車となる形式です。

 
クハE235-34

クハE235-34(東トウ)  2019年3月26日 新津駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

ステンレス製車体の車両は、まわりに建物などの構造物があると写り込んで車体の一部が黒ずんでしまいます。

このときも順光薄曇りできれいに撮れたのは3両程度でした。

 
今回アップした クハE235-34 は橋上駅舎から離れているのでほとんど影響がありませんでしたが、中間車はほとんどが黒ずんだ車体になってしまいました。

そうならないためには、橋上駅舎に背を向けて構えればいいのですが、半逆光になってしまうので太陽の反射で車体がギラギラになって撮れませんでした。

 
このときの遠征はロケハンと割り切って、もう1回新津に遠征して公式試運転のチャンスを伺わないとダメみたいですね…

 
ステンレス製車体は撮るのが難しい… そう痛感した遠征でした。

E235系量産先行車の クハE234-1

JR東日本は、13年ぶりとなる山手線の新形車両E235系を11月30日から運行するようです。

正式な発表がなく、報道機関の記事なので実際にどうなるか分かりませんが、もともと秋には営業運転に入ると発表していたので、順調に準備が進んでいると思われます。

 
E235系は、車内広告を液晶ディスプレイによるデジタルサイネージに置き替える予定にしていましたが、紙の中吊り広告も設置することになったようです。

くだらない週刊誌の中吊り広告も一定数需要があるということなのでしょうか?

品位を欠いているので、どうにかして欲しいものですが、しばらくは日本の文化として残っているのかも知れません。

 
基本的に新形車両を追いかけることはほとんどないのですが、山手線の場合は東京都心のど真ん中を走っている路線で、駅撮り形式写真で各形式を押さえるのはほとんど不可能。

ですので、性能試験として郊外に出たときを見計らってE235系量産先行車の形式写真を撮っていました。

 
今回はそのうちの1枚、偶数向き制御車(T’c)の クハE234-1(東トウ)をアップしたいと思います。

 
クハE234-1

クハE234-1(東トウ)  2015年6月16日 大月駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

E235系0番代はJR東日本の次世代車両の基本形式と捉えているので、4月から6月にかけて高速走行区間(品川〜根府川間)や山岳区間(豊田〜相模湖〜大月間)でデータ取りが行われました。

大月に入線したときは、反対側先頭車(11号車)の クハE235-1 にPQ輪軸と呼ばれる荷重測定用輪軸を前位台車に装備していたので、脱線係数を求めるために輪重(P)と横圧(Q)を測定していたと思われます。

 
現在は900番代を名乗っていませんが、11月末からの営業運転を反映して量産車の仕様が大幅に変更されたら、209系900番代(元901系)やE231系900番代(元209系950番代)のときのように量産化改造を行ったうえで形式変更または改番されるかも知れません。

歴史は繰り返されますからね。

 
そうなるか分かりませんが…

もしそうなったら、無理なクルマ移動をしてでも撮った甲斐があったということになるでしょう。