安全確認カメラの搭載工事により廃区分となりそうなクモハBEC819形0番代

九州遠征の撮影2日目(2/28)の話しです。

 
撮影初日(2/27)は石巻遠征(2/19)の幸運のお零れがあったのかレアな形式ばかり撮影できましたが、夕方からの雨が予報よりも強く降ったので2日目(2/28)は予報に反して晴れるかも知れないつもりで行動しました。

計画当初は、朝一番で直方に移動して併結運用にはいるBEC819系を撮るつもりでしたが、撮影できる確証がなかったので、確実に撮影できるチャンスを求めて朝の鳥栖駅を訪れることにしました。

 
目的は、特急「ゆふ」のキハ185系。

デジタル一眼レフに持ち替えてから撮ったことがなかったので、久しぶりに撮ってみようかと…

でも、同駅でのサプライズは415系1500番代がほとんど乗客のいないときに撮れることでした。

ちょうど雨がやんでバラストが乾いていた時間帯だったので、長崎駅の留置線では撮れなかった2両が障害物のない状態できれい撮れました。
どこで撮ろうか悩んでいましたので、お気軽に撮れたので助かりました。これでJR九州の415系各区分の撮り直しは終りました。

 
すぐに博多を経由して直方に移動し、撮れるだろうと予想していた時間帯にBEC819系を待ち構えていましたが、残念ながら停車位置などの関係で撮れないことが判明しました。

BEC819系の撮影をあきらめて門司港に移動しましたが、途中の中間(なかま)駅で敷地外から撮影できそうなポイントを発見。
すぐに下車して30分後の若松行きを待って構図を構えてみたら、意外にきれいに撮れることが確認できました。

さらに30分待ってBEC819系を撮るつもりでいたら、こんどは露出を心配するほど分厚かった雲がなくなってしまい、ピーカンに…

 
白い車体のBEC819系を晴れたときに撮りたくはなかったのですが、三脚をセットして構えていたら運よくはぐれ雲がうっすら太陽を遮り、そのときにBEC819系が入線したので車体がスッ飛ばすに済みました。

 
ということで、今回はチクZ003編成の クモハBEC819-3(本チク)をアップしたいと思います。

量産先行車の クモハBEC819-1 とは逆側となります。また、交流電化区間で運用中なのでパンタグラフを上げた状態になっています。

 
クモハBEC819-3

クモハBEC819-3(本チク)  2019年2月28日 中間駅

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BEC819系は2016(平成28)年4月に量産先行車(Z001編成)が落成し、量産車の増備を経て2017(平成29)年3月改正から本格運用された架線式蓄電池電車です。

そんな新しい形式ですが、車体側面の前後に安全確認カメラを搭載して100番代に改造する工事が始まりました。

2018(平成30)年内にすでにチクZ007編成の2両は100番代に改番されました。

 
新しいJR車両だからいつでも撮れると思っていると大間違いです。

オリジナルの姿が見られたのはごくごく短期間だった、ということはよくあることです。

 
そう思って早めにBEC819系を撮りに行きましたが、きれいに撮れたのはこの1両だけでした。でも、撮れただけマシですけどね…

このカットを撮り終えたら再び雲がなくなってしまったので、北九州地区には長居せずに小倉から新幹線に乗って帰りました。

非電化区間を走る蓄電池電車のBEC819系量産先行車(クモハBEC819-1)

今回は九州遠征2日目(2/23)の話しです。

 
この日は、午前中から筑豊本線(若松線)の架線式蓄電池電車(DENCHA)のBEC819系量産先行車を撮りに行きました。

 
二島駅は1月の九州遠征のときに2回行きましたが、雪または晴れてしまったために撮ることができませんでした。
今回の遠征でも前日(2/22)に寄ったものの、こんどは雨。

ここでは、クモハBEC819形のほかにも3月4日ダイヤ改正で引退予定のキハ47形とキハ31形も撮りたかったのですが、みごとに天気にはハズされっ放し。

うまく曇ってくれれば2時間ぐらいの滞在で済むはずですが、何しろうまく曇ってくれません。特にトイレなしのキハ31形は他線区への転用が難しいので、ここで撮っておきたかったのですが…

 
でもこんな執念が通じたのか、ようやく4度目の正直で二島駅の滞在中に安定して曇ってくれました。

座席の大部分がロングシートに交換された キハ31 10(定員:111名)とドア付近だけ座席が撤去された キハ31 15(定員:98名)、そしてキハ47形8000番代を撮影。

そのあと、今回アップする クモハBEC819-1(本チク)も撮影。

すぐに直方に移動し、普段は日田彦山線で使用されている キハ140 2041 が何故か撮影でき、今回も大満足。

 
門司港に移動して811・813・817系を撮るつもりでしたが、お昼からの晴れ予報どおり雲が薄くなってしまいました。

門司港での撮影は期待していなかったので、すぐに小倉に戻って博多発の「のぞみ」に乗車。1月に引き続き新幹線の5時間の長旅を堪能して帰路に就きました。

 
クモハBEC819-1

クモハBEC819-1(本チク)  2016年2月23日 二島駅

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明日(3/4)からは筑豊本線の非電化区間(若松線)がすべてDENCHA(BEC819系)化されるので量産先行車が撮れる確率が低下します。でも、一方で直方駅で撮れる可能性も生まれるので急いで量産先行車を撮る必要もありませんでしたが、筑豊篠栗鉄道事業部(本チク)のキハ31形撮影の副産物ですので、ありがたく撮影させていただきました。

 
パンタグラフを降ろして非電化区間を電車が走る光景にはまだ慣れませんね…
つい目を疑ってしまいます。

明日(3/4)のダイヤ改正でJR東日本の烏山線も全列車が架線式蓄電池電車に置き替えられます。このような動きが進んでいくので、そのうちに馴染んでくるのでしょうね。

筑豊本線に投入された蓄電池電車のBEC819系量産先行車(クハBEC818-1)

先月末の九州遠征の撮影報告をしている途中でしたが、確定申告の準備と買い取りした本山の整理に没頭してしまい、遠征2日目(1/23)の報告が延び延びになってしまいました。

すみません。

青色申告書の作成がだいたい終わったので、こちらの更新を再開したいと思います。

 
当初から、今回の九州遠征は福岡県内という狭い地域を1泊2日で撮影する行程を考えていました。

前回アップしたように遠征1日目(1/22)は福岡空港到着後にすぐに香椎線宇美駅に向かいましたが、2時間少々の滞在で少数派の キハ40 2037 と一通りの番代区分のキハ47形が撮影できてしまったので、こんどは20数年ぶりに直方に立ち寄り筑豊本線の非電化区間(若松線)に移動しました。

曇り予報で実際に曇る確率ってかなり低いと思っているので、雪雲の動きを気にしながら電化された筑豊本線(福北ゆたか線)を北上しました。

 
以前、筑豊本線に乗車したときは直方気動車区(本カタ)のキハ66・67形が頻繁に走っていた時代ですからね…

まだ、屋根上機器が原形のまま。箱形の押込式通風器とラジエーターが残っていた時期で、塗色だけ九州地域色になっただけ。国鉄分割民営化のときの外観が残っていた最末期のときだったと思います。

 
キハ66 10

キハ66 10(本カタ)  1994年5月4日 直方気動車区

 

そんな筑豊本線(篠栗線)も今では福北ゆたか線なんて愛称が付いた電化路線になっています。

非電化で残っていた若松〜折尾間(若松線)も、架線式蓄電池電車(DENCHA)の先行投入区間として2016(平成28)年10月からBEC819系量産先行車が走っています。

さらに、来月のダイヤ改正には若松線のすべての列車がDENCHA化される予定で、この区間を走るキハ40系とキハ31形はBEC819系に置き替えられます。

 
ということで、香椎線宇美駅のあとに若松線の二島駅に向かいましたが、遠征1日目(1/22)は残念ながら雪が強くて撮れませんでした。

 
気を取り直して遠征2日目(1/23)にもう1回二島駅に訪問。

天気予報がハズレ気味でやや晴れベースの天候でしたが、何とかBEC819系量産先行車の2両が撮れましたので、今回は床下機器の主回路用蓄電池が印象的な クハBEC818-1(本チク)をアップしたいと思います。

 
クハBEC818-1

クハBEC818-1(本チク)  2017年1月23日 二島駅

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BEC819系は、JR九州が非電化区間で運行しているキハ40系などの国鉄形気動車の置き替えを目的に開発された世界初の交流方式による架線式蓄電池電車の新製車です。

817系改造の試作車による試験結果を踏まえて実用化した量産形式で、車体構造と接客設備は817系2000番代をベースとし、305系で採用された改良点も反映されています。

今のところBEC819系は、クモハBEC819-1 と クハBEC818-1 の1ユニット2両編成(Z001編成)の1本のみが在籍し、2016(平成28)年10月に営業開始しました。

「“D”UAL “EN”ERGY “CHA”RGE TRAIN」の頭文字をとった「DENCHA」の愛称も817系改造車から引き継いでおり、車体のロゴもクリーン・エネルギーをイメージした水色になっています。

 
BEC819系は交流電化区間では通常の交流電車として走行しますが、走行中や停車中に架線からの交流電力を蓄電池に充電するので、非電化区間では蓄電池を電源として走行し、ブレーキ時に回生エネルギーを蓄電池に充電することもできます。

JR東日本が烏山線に投入したEV-E301系も同様のシステムを採用しているが、こちらは直流用蓄電池電車となっています。

 
来月のダイヤ改正では、BEC819系をベースとして耐寒耐雪対策を強化したEV-E801系がJR東日本秋田支社の奥羽本線・男鹿線(秋田〜男鹿間)に投入されることになっているので、当面はこのタイプの架線式蓄電池電車が交流区間では標準となると思われます。

キハ40系も安泰ではなさそうですね。