「新快速」のクモハ222形2000番代5次車(クモハ223-2102)
またまた関西地区ではお馴染みの223系ですが、今回は京阪神地区の「新快速」で活躍している網干総合車両所(大ホシ)の クモハ223-2102 をアップします。
クモハ223-2102(大ホシ) 2010年11月3日 敦賀駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
クモハ223-2102は223系2000番代の5次車にあたる車両で、2007(平成19)年に増備されました。
2000番代5次車として増備されたクモハ223形は クモハ223-2095〜2110 で、「新快速」「快速」運用に入る4両編成のV058〜V064編成と6両編成のJ013・J014編成の米原(東京)方に組み込まれています。
クモハ223形2000番代の5次車は、外観上では次の点が4次車から変更されました。
・扉間の連続窓のうち開閉可能な2枚目と4枚目の窓を下降式に変更
・窓周りの茶色部分が天地方向に縮小(側窓の高さに揃えられた)
・前面貫通扉の窓を若干小形化
前位側の屋根上にはパンタグラフを増設するための台座がありますが、昨日(6/23)アップした クモハ223-6113(元クモハ223-2113) などの2000番代6次車はこの部分に新製当初から下枠交差式のWPS27Dパンタグラフを搭載した仕様ですので、パンタグラフ以外は同じ外観をしています。
しかし、クモハ223-6113 と クモハ223-2102 の写真を見比べてみると、床下機器の印象が少し違います。
これは車体中央部付近に搭載されているインバータ装置のメーカーが違うためによるもので、東芝製を搭載した クモハ223-6113 と日立製作所製の クモハ223-2102 とでは同部分の形状が異なっています。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrw_kumoha223-2102/trackback/