「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

“RED EYE”ロゴを貼付する前のモニタリングカメラ搭載車(クモハ810-8105)

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JR九州では、在来線の検査業務の効率化を推進するため、“列車巡視支援システム”と“電車線路モニタリング装置”と名乗る営業列車検測装置(モニタリング装置)が定期列車用の車両に搭載されました。

 
今のところ対象車は、特急「ひゅうが」「きりしま」で使用されている大分車両センター(分オイ)と九州北部の都市圏輸送で活躍する南福岡車両区(本ミフ)の811系だけです。

分オイの787系は、車両前方(運転室)に巡視カメラを搭載した車両(クロハ786-6001 と クハ787-6001)を連結した編成(オイBO6101編成)と、架線などの電車線路設備を検査する車両(モハ786-6102)を組み込む編成(オイBO6106編成)の2本が整備されました。

811系は、列車巡視支援システムを搭載した編成(ミフPM7609編成←元PM105編成)と列車巡視支援システムと電車線路モニタリング装置の2種類を搭載した編成(ミフPM8105編成←元PM109編成)の2本が改造され、“RED EYE”と名付けるなどの公式発表も行われました。

 
“RED EYE”となった811系はいずれもマイナーチェンジ車(100番代)からの改造車でしたが、屋根上カメラを搭載したPM8105編成は4両がすべてが区分違いという最近では珍しい例となりました。

 
種車のPM105編成とリニューアル後のPM8105編成を編成図にして上下に並べてみました。

 

ミフ PM105・PM8105編成(811系)

上の編成図をクリックすると大きく表示されます。

 

811系のリニューアル工事施工車は、同工事にともない車両番号に1500がプラスされています。

2019(平成31)年以降、車イススペースの設置がクハ810形のトイレ前の1ヶ所のみから各車両1ヶ所ずつに変更されたため、クハ810形を除く車イススペース設置車は車番に500がプラスされるようになりました。

“RED EYE”の2編成はモニタリング装置を搭載して6000がさらにプラスされ、PM8105編成は2019(平成31)年に改造工事が施工されたため編成両端の先頭車は7600番代(クハ810形)と8100番代(クモハ810形)に…

PM8105編成のサハ811形はトイレ付きの200番代にモニタリング装置を搭載したので、8200番代に…

モニタリング装置を搭載していないモハ811形はあっさり2100番代に…

インフレ区分だらけの複雑な編成となってしまいました。

 
“RED EYE”編成は2020(令和2)年3月下旬に正面のロゴが“RED EYE”のものに変更され、翌月1日から正式に営業列車検測装置(モニタリング装置)の使用が開始されました。

 
2019(平成31)年4月の福岡遠征のときに“RED EYE”ロゴを貼付する前のクモハ810-8105(本ミフ)を撮っていましたので、今回は落成した2019(平成31)年3月から約1年間だけ見られた珍しい姿をアップしたいと思います。

 
クモハ810-8105

クモハ810-8105(本ミフ)  2019年4月23日 香椎駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

このとき、先頭部のロゴは一般の811系リニューアル工事施工車(1500・2000番代)と同じものでしたが、現在は下の写真のように赤い“RED EYE”ロゴと“CT”マークが貼付され、“811 Commuter Train”の青いロゴも小さくなりました。

 

クハ810-7605 の先頭部

 

次回は、電車線路モニタリング装置を搭載した サハ811-8201 を掲載したいと思います。

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