東海道本線東京口のモハ210形2000番代(モハ210-2016)
今回アップするのは、昨日(2/22)の モハ211-2016 とペアを組む モハ210-2016(東チタ)です。
国鉄時代に設計された211系の電動車はMM’ユニット方式を採用しているので、モハ211形(M)が主制御器、主抵抗器、パンタグラフなどを搭載しているので、このモハ210形(M’)は電動発電機(MG)、空気圧縮機(CP)などの補機類を搭載しています。
車体側面に空気取入口(ルーバー)が3か所設けられていますが、両端の2か所は主電動機(モーター)冷却用なのでモハ211形と同じですが、真ん中の1つは電動発電機用なので211系ではモハ210形にしか取り付けられていません。
このルーバーの真下(床下)に取り付けられた電動発電機が制御装置の駆動用電源や冷房装置・室内灯などの電源を供給しています。
電動発電機は電力変換効率が悪いので、民営化以降、1990年代以降は静止形インバータやDC-DCコンバータを使用するようになりました(211系の場合、JR東海の211系5000・6000番代はDC-DCコンバータを採用)。
モハ210-2016(東チタ) 2012年2月22日 平塚駅付近
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