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新長野色のモハ114形1000番代(モハ114-1131)

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またまた長野総合車両センター(長ナノ)の115系C2編成の車両をアップしますが、今回は モハ115-1068 とユニットを組むパンタグラフ付きの モハ114-1131 です。

 
スカ色で活躍する豊田車両センター(八トタ)の モハ114-349 やリニューアル車両の モハ114-334 をすでにアップしていますが、長ナノのモハ114形もパンタグラフがオリジナルのPS23Aからシングルアーム式のPS35Aに換装されています。

また、モハ115-1068 のときには書きませんでしたが、115系1000番代は居住性を向上するためにシートピッチが拡大されているので(1,420mm→1,490mm)、両端の出入扉の位置が120mmほど車端寄りに変更され、車端部の広窓と戸袋窓のあいだの狭窓が廃止されています。また、車端部の座席もクロスシートからロングシーに変更されています。

 
モハ114-1131

モハ114-1131(長ナノ)  2013年6月19日 高尾駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

115系300番代の モハ114-349 と見比べてみると分かりますが、妻面にあった主電動機(モーター)用の冷却風取り入れ口がなくなりました。

その代わり、1両あたり2か所設けられた車端付近のルーバー(写真右側)から冷却風を取り入れ、雪切室を経由して雪やほこりを取り除いて清浄化するように変わりました。

 
このほかにも耐寒耐雪構造が強化されていますが、すべての施策は“1000番代”の番号をあやかることになった183系1000番代や485系1000番代に準じたものになっています。

そのため115系300番代とは床下機器配置が大きく異なっていますが、115系1000番代が登場した時点では「雪が多い地方は1000番代、雪の少ない地方は300番代の2本立てで115系を配置する」方針だったと 鉄道ジャーナル 1978年1月号(No.131)に書いてありました。

しかし、実際は暖地向けにもシートピッチ拡大車を増備したので、115系300番代は1977(昭和52)年で製造中止となり翌1978(昭和53)年からは115系2000番代が広島地区と身延線に投入されました。

 * * *

 
昨日アップした モハ115-1086 のときにイボ付きの絶縁屋根布のことを書きましたので、今回は モハ114-1131 の1位車端部付近の屋根部分を拡大した写真も用意しました。

モハ115-1086 は1978(昭和53)年9月に落成した車両で、もうすぐ車齢35年になりますが、イボ付きの絶縁屋根布がきれいに残っています。

 
モハ114-1131の屋根材

 
右の車両はユニットを組む モハ115-1086 ですが、どちらの車両も傷みやすい車端部に絶縁塗料による補修がおこなわれていません。キャンバス押さえも残っています。

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