サイクリスト専用列車“B.B.BASE”の1号車(クハ208-2202)
3月末は例年になく撮影に出ずっぱりで、こちらの書き込みを読み返さないと分からないくらい前後の記憶が曖昧になってきました。
少し整理してみると、こんな感じです。
3/21(木) 甲府(E353系など)
3/23(土) 我孫子(185系など)
3/26(火) 新津(E235系)
3/27(水) 多度津・阿波加茂など(キハ185系JT)
3/29(金) 八王子(E257系0番代)
4月上旬に家族旅行が控えていたので青春18きっぷの消化に少し焦りがあったとはいえ、少々度が過ぎました。
出掛け過ぎです…
ここで少し落て着いてしばらくは出掛けないつもりでしたが、八王子出撃の翌日(3/30)も朝から曇り。
しかもこのときは、以前から行きたいと思っていた“BOSO BICYCLE BASE”(房総バイシクルベース)の佐原コースの運転日…
撮影に出るか悩みましたが、“BOSO BICYCLE BASE(B.B.BASE)”のマリJ1編成を撮っておきたかったので、連日の撮影で疲れた身体にもかかわらず成田駅に行ってきました。
* * *
ということで、約1ヶ月遅れになりましたが、3/30(土)の出撃報告として成田駅で撮影した “B.B.BASE” マリJ1編成の1号車、偶数向き制御車の クハ208-2202(千マリ)をアップしたいと思います。
クハ208-2202(千マリ) 2019年3月30日 成田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
“B.B.BASE”のマリJ1編成は2017(平成29)年まで南武線で活躍していた元ナハ53編成から改造されました。
もともとは京浜東北線で使用されていた浦和電車区(宮ウラ)のウラ24編成の10両でしたが、E233系1000番代の投入により2008(平成20)年10月に運用を離脱し、サハ4両を除く6両は翌2009(平成21)年7月に東京総合車両センターで機器更新されて209系2200番代に改番されました。
209系2200番代は中原電車区(横ナハ)に6両編成が3本投入されましたが、元ウラ24編成の6両はナハ53編成となりました。
このときのカラー帯は、茶色(ぶどう色2号)、オレンジ(黄かん色2号)、黄色(黄色1号)でした。
しかし、2014(平成26)年から中原電車区にE233系8000番代が新製投入されたため、209系2200番代の活躍は短期間に終わり、2015(平成27)年にはナハ51・53編成の2本は廃車となりました。
ナハ53編成は廃車を免れて、2017(平成29)年4月に幕張車両センターへ転属となり、同年9月までに大宮総合車両センターでサイクリスト専用列車の“B.B.BASE”に改造されました。
車内は座席がロングシートからクロスシートに改装され、その背面に新設計のサイクルラックが装備されて、サイクリスト専用のジョイフルトレイン然とした車両となりました。
しかし、車番は変更されずに種車時代の209系2200番代を引き続き名乗っています。
JR東日本千葉支社オリジナルの新しいジョイフルトレインです。
これからもサイクリストの心を掴むイベントを開催するなどして、全国に拡がる第一歩として活躍して欲しいものです。
神奈川県でもこういう列車が走らないかな…
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