「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

北条鉄道に譲渡される予定の元五能線用の キハ40 535

line

9/1(水)、北条鉄道はJR東日本からキハ40形気動車を購入すること、さらにクラウドファンディングによる資金調達を実施することを発表しました。

 

 
北条鉄道はJR加古川線の粟生(兵庫県小野市)から北条町(兵庫県加西市)に至る13.7kmのローカル私鉄です。

1985(昭和60)年4月に国鉄の特定地方交通線だった北条線を承継した第三セクターですので、国鉄時代にはキハ20系やキハ30系などの一般形気動車が走っていたと思われます。

 
国鉄末期のころから列車の行き違いができない棒線の路線でしたので、どう頑張っても朝の通学時間帯に列車本数を増やせない状況でした。

念願だった行違い(列車交換)設備を国の幹線鉄道等活性化事業を活用して法華口駅に整備し、2020(令和2)年9月に完成し、列車本数を増やすことができました。

 
しかし、保有車両が18m級の軽快気動車3両のみであるため、安定的な車両運用ができなくなる可能性がありました。

そこで目を付けたのが、JR東日本で引退したばかりのキハ40系。

 
予備車不足の解消のために秋田総合車両センター南秋田センター(秋アキ)に配置されていたキハ40形をJR東日本から1両購入し、導入のための購入費用や運搬費、改造費の一部をクラウドファンディングで調達することにしました。

そして、2022(令和4)年3月の運行開始を計画しているとのこと。

 
9/1(水)の朝8時30分にクラウドファンディングの募集を開始しましたが、初日の22時ごろに第一目標金額の300万円をあっさりクリア!

第二目標金額は700万円ですが、執筆時点(9/3の20:00ごろ)の3日目ですでに 550万円を突破しています。

10月29日までの募集となっていますが、この調子なら難なく集まりそうです。

 
キハ40系天国のJR西日本エリア内への導入なのに、この勢い。凄いですね〜

 
アイボリーと青色の五能線色のままで北条鉄道に導入する予定というので、当該車両は何番かな?と気になっていたところ、神戸新聞のサイトに キハ40 535 であることが書かれていました。

もしかしたら キハ40 535 は撮っていたかも、と探してみたらありました。

引退の半年前、去年(2020年)の今ごろに川部駅で撮影していました。

 
ということで、今回は北条鉄道に譲渡される予定のJR東日本の キハ40 535(秋アキ)をアップしたいと思います。

 
キハ40 535

 

1992(平成4)年3月改正のワンマン運転開始に備えてワンマン運転対応に改造されており、後のリニューアル工事に合わせて冷房装置(AU26J-A)が2台取り付けられています。

寒地仕様の500番代ですが、ドア開閉ボタン式の半自動ドアに改造した際に出入台と客室の仕切壁を撤去していますし、非力だった駆動用機関(エンジン)も300PSのDMF14HZ系に換装されているので使い勝手のいい両運転台車だと思います。

 
キハ40 535 は出入扉横の縦樋が露出した寒地仕様の初期グループのうちの1両ですが、このタイプのキハ40系が西日本地区で活躍するというのも面白いですね〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントの更新情報

トラックバックURL: https://www.train-books.net/jre_kiha40_535/trackback/

Recommended book

店長おすすめの鉄道本

JR各社の車両写真を撮るときに、JR車両配置表や編成両数表が手元になると大変便利です。店長もこれらの情報をもとに形式写真を撮影しています。

writing book

店長執筆の鉄道本

撮りためた国鉄形およびJR各社の車両写真をガイドブックや車両紹介コーナーのかたちで掲載しています。いずれも、形式区分の解説、形式写真、形式図、編成表などをまとめた入門書になってます。

トレインブックス

鉄道書籍や、鉄道ファン、鉄道ピクトリアルなどの鉄道雑誌がいつでも揃う鉄道専門のオンライン古本屋

国鉄型車両ファイル

PAGE TOP