2022年3月ダイヤ改正について(写真はJR東海の サハ211-13)
かなり鮮度落ちになってしまいましたが、12月17日にJRグループから2022(令和4)年3月ダイヤ改正についての発表がありました。
JR各社および支社からの発表(PDFファイル)に一通り直接リンクを貼りましたので、是非ご活用ください。
JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(仙台支社)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR東日本(大宮支社)
JR東日本(横浜支社)
JR東日本(八王子支社)
JR東日本(長野支社)
JR西日本(全体)
JR西日本(金沢支社)
JR西日本(近畿統括本部)
JR西日本(和歌山支社)
JR西日本(福知山支社)
JR西日本(米子支社)
JR西日本(岡山支社)
JR西日本(広島支社)
JR西日本(新幹線鉄道事業本部 福岡支社)
* * *
こんどのダイヤ改正は新型コロナウイルス(COVID-19)にともなう利用客の減少を受けた減便が昨年以上に目立ちますが、車両の置き替えに関するもの下リストのように少なくなっています。
- 石北本線(旭川〜上川間)・根室本線(新得〜釧路間)にH100形を投入(キハ40形1700番代の淘汰)
- 東北本線(小山〜黒磯間)・日光線・相模線にE131系電車を投入(205系の淘汰)
- 特急「おおぞら」にキハ261系1000番代を追加投入(キハ283系の淘汰)
- 中央本線名古屋口に315系を投入(211系の淘汰)
このうち315系の投入はダイヤ改正前の3月5日ですので、正確には、早期投入された315系を活かして中央本線の名古屋〜中津川間の快速・普通列車を終日8両編成化する、というものです。
車両の置き替えにはサプライズがほとんどないので、動きがありそうな車両を淡々と撮影するだけですが、好条件で撮るとなると何年も掛かってしまうことが多々あります。
逆に、思いも寄らず撮れてしまうこともあって、難なくうまく撮れてしまったので運を使い果たしてしまったのでは?と心配してしまいます。
今回は、何年も前からウォッチングし、さらに安全を期して現地に下見に行ったら撮れてしまった写真をアップしたいと思います。
この3月に置き替えられる予定の神領車両区(海シン)の211系0番代、K52編成の中間車 サハ211-13 です。
サハ211-13(海シン) 2021年1月11日 亀山駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
このときに撮影した偶数方先頭車の クハ210-7 は既にアップしていますので、そちらをご覧ください。
JR東海に所属している211系0番代の8両(4両編成×2本)は、国鉄末期の昭和61年本予算車両計画にもとづき211系の第3ロットとして1986(昭和61)年10月に川崎重工業で製造されました。
このときの211系投入は“名古屋地区輸送改善および老朽電車取替用”という名目で、同時期に117系の先頭車(クハ117-104〜112 と クハ116-101〜109)も増備され、名古屋地区の117系を6両編成から4両編成に短縮して編成本数を2倍に増やす施策も行われました。
JR東海の211系0番代と117系増備車は基本設計の時期が異なり車体素材も違いますが、同い年でした。でも、JR東海の117系は老朽化と高速運転への対応不可がネックで2013(平成25)年度までに廃車。
JR東海に継承された113・115系とクモハ123形(600・5040・5140番代)は既に2007(平成19)年に引退済み。飯田線に残っていた119系も2012(平成24)年に淘汰されたので、同社に残る最後の国鉄形電車は211系0番代の8両だけでした。
JR東海の211系0番代は両数が少なく、民営化以降に投入された211系5000番代と連結して運用に就けないため、近年は朝夕の関西本線名古屋口での運用が主体です。
でも、315系が3月5日から営業に入ることが発表されたので、これも残るところあと2ヶ月。
211系0番代が引退するとJR東海から国鉄形車両が消滅します。
いよいよその日が来ようとしています…
なお、今回アップした サハ211-13 が組み込まれている海シンのK52編成は以下のように組成されています。
シン K52編成
上の編成図をクリックすると大きく表示されます。
クモハ211形0番代は名古屋地区の固有区分なのでトップナンバーですが、残りの3両は東海道本線東京口と同じ形式区分なので続番となっています。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrc_saha211-13/trackback/