315系の武豊線投入で絶滅危惧形式になりそうなクモハ311形(クモハ311-1)
この元日に、3月に315系が東海道線大府〜大垣間と武豊線にも投入されることが報道されました。
さらに、6月には東海道線熱海〜豊橋間に、11〜12月には御殿場線御殿場〜沼津間と身延線富士〜西富士宮間にも投入するとのことです。
そうなると、大垣車両区(海カキ)の311系と静岡車両区(静シス)の211系5000・6000番代への影響は大きいでしょうね。
もしかしたら玉突きで飯田線の213系5000番代にも影響があるかも知れないですが、こちらはもう少し先かな?と勝手に思っています。
315系は2023(令和5)年12月までに4両編成の3000番代が12編成(48両)製造されています。
しかし、今のところ定期的に運用に就いているのは関西本線名古屋~亀山間だけですから、315系3000番代の運用が拡大するのは3月以降ということになります。
現行ダイヤでは、4両編成(おもに311系)が武豊線に入るは朝夕の時間帯に4編成だけ。
JR東海ウォッチャーではないので細かいことは予測できませんが、先ずはこの運用が315系3000番代に置き替えられるのではないかと思われます。
となると、311系は15編成のうち7編成が残っていますが、運用減で余剰となるとしたら311系の4編成くらい…
311系稼働車 編成表(2023年12月末現在)
上の編成表をクリックすると大きく表示されます。
神領車両区(海シン)への315系投入にともない313系1000・1100番代(4両編成)や1500・1600番代(3両編成)が大垣区に転入し、この影響で311系はすでに半減しています。
こんどの3月に315系が東海道線大府〜大垣間と武豊線に投入されると、311系は確実に絶滅危惧系列となるでしょう。
豊橋駅や熱田駅の留置線で“とりあえず311系でも撮るか…”、なんて思いながら撮影した形式写真が貴重になる日がすぐそこまで来ているのですね。
ということで、今回は熱田駅の旧荷物ホームでお昼寝しているときに撮影したクモハ311形のトップナンバー、クモハ311-1(海カキ)をアップしたいと思います。
クモハ311-1(海カキ) 2020年6月18日 熱田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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