肥薩線で活躍するトイレ窓のないキハ40形8000番代(キハ40 8050)

今回は鹿児島遠征の3日目最終日、10/6(金)の話しです。

 
肥薩線の吉松〜隼人間は鹿児島車両センター(鹿カコ)のキハ40系が使用されています。

細かく見ると、キハ40系には片運転台で両開きドアのキハ47・キハ147形と、両運転台で片開きドアのキハ40・キハ140形が鹿カコに配置されています。

この3形式で鹿カコのキハ40系は運用されていますが、キハ40形とキハ140形は共通で運用されるので、片運転台のキハ47・147形(2両編成)と両運転台のキハ40・140形(1両編成)を組み合わせた編成が肥薩線(吉松〜隼人間)に充当されます。

 
朝夕の通勤通学時間帯は両数を増やしたいですが、乗客の少ない昼間は1両で十分なので、こういう時間帯は1両編成(キハ40・140形)の列車が多くなります。

そうなると、最低でも2両編成になってしまうキハ47・147形は何処かでお昼寝をしないといけないので、隼人駅の側線でお昼寝する運用が1本だけ組まれています。

 
こういうお昼寝運用を狙ってキハ47形またはキハ147形を撮りに隼人駅に来たのですが、この日は2両編成のうち1両はキハ40形が代わりに入っていました。
しかも、前々日(10/4)はブラインドをすべて降ろした状態で留置されていましたが、この日は手前側1ヶ所だけだったので気にならない程度。

鹿カコのキハ47やキハ147形なら他の場所でも撮れるので、キハ40形だったのはラッキーだったと受け止めることにしました。

 
こうして撮ったのが今回アップする、機関換装車の キハ40 8050(鹿カコ)です。

トイレの小窓が埋められたタイプの車両です。

 
キハ40 8050

キハ40 8050(鹿カコ)  2017年10月6日 隼人駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

鹿カコには、以下のようにキハ40・140形が11両配置されています。

・キハ40 2068・2105(2両)
・キハ40 8038・8050・8056・8064・8101(5両 ← エンジン換装 & 300PS化)
・キハ140 2061・2062・2127(3両 ← エンジン換装 & 360PS化)
・キハ140 2066(特急「指宿のたまて箱」「はやとの風」用の共通予備車)

 
キハ140 2066 はローカル運用に充当されないので、合計10両のキハ40形とキハ140形が鹿児島地区の普通列車で使われます。

でも、写真のように屋根上の水タンクが撤去されてトイレの小窓が埋められたタイプは キハ40 8050・8056 の2両だけです。
しかも、鹿児島中央駅では キハ40 8056 のトイレ側がたまたま撮れてしまいました。前々日(10/4)の話しですが…

狙おうと思っても相当難しいですよね。

 
鹿児島遠征の3日目(10/7)は雨交じりの天気でしたが、隼人から鹿児島中央に戻ってみるとこんどはピーカン!!!

もうやってられないですよね…

鹿児島が安定的に曇る日はあるのでしょうか???って気持ちになってしまいます。

30℃近くで蒸し暑いなか鹿児島中央駅にいても意味がないので、お昼前に撮影を切り上げて早めに鹿児島空港に行って、3時間ほど頑張って原稿を書いてました。

 
ということで、今回は撮影枚数の少ない3日間でしたが、キハ200形の全区分と415系500番代の全形式、そしてトイレ小窓が埋められたキハ40形8000番代という地味な成果が得られましたので、まぁまぁ満足な遠征となりました。

でも、1枚あたりの撮影コストが高い遠征だったな〜〜〜 そんなつもりではなかったんですけどね…



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JR各社から“冬の臨時列車のお知らせ”がありました(キハ140 2125)

またまた、ブログの更新が疎かになってしまいました。

申し訳ありません。

 
主夫をやりながら原稿書きに集中するのは難しいものです。

このような事態は予想していたので余裕を持って書き始めていたのに、どんどん時間ばかりが過ぎています。
クルマを黄色ナンバーのワゴンRから3ナンバーの Golf Valiant に変えたのが、地味に効いているようです。妻が運転できなくなったのでね…

初めて買ったクルマなので気に入っているのですが、それとこれとは違いますね。困った問題です。

 
ところで、鹿児島遠征の続きを書こうと思っていたら、いつの間にか “冬の臨時列車のお知らせ”がJR各社から発表されていましたので、今後の撮影計画のためにリストにしてまとめてみました。

JR各社および支社の発表にリンクを貼りましたので、是非ご活用ください。

 
JR北海道

JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(仙台支社)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
JR東日本(八王子支社)
JR東日本(長野支社)

JR東海

JR西日本(全体)
JR西日本(金沢支社)
JR西日本(和歌山支社)
JR西日本(福知山支社)
JR西日本(岡山支社)
JR西日本(広島支社)
JR西日本(米子支社)
JR西日本(新幹線管理本部・福岡支社)

JR四国

JR九州

 
まだ出揃っていない会社もありますが、発表が追加されたら追加していきます。

 
 * * *

 
本来なら鹿児島遠征の続きをアップするところでしたので、水を刺さないような車両を選定してみました。

 
今回は、JR九州のデザイン&ストーリー列車(D&S列車)の一つ、「いさぶろう」「しんぺい」で使用されている キハ140 2125(熊クマ)をアップします。

肥薩線の上り列車「しんぺい2号」の1号車として連結されているときに撮影したものです。

 
キハ140 2125

キハ140 2125(熊クマ)  2016年12月21日 大畑駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

現在、キハ140 2125 は特急「かわせみ やませみ」の予備車も兼ねている両運転台車ですが、普段は「いさぶろう」「しんぺい」で運用されています。

「指宿のたまて箱」「はやとの風」の共通予備車の キハ140 2066 ほど神出鬼没の車両ではありませんが、最新の「鉄道ダイヤ情報」で事前に情報を確認しておかないと撮影できない可能性の高い車両の一つです。

 
古代漆色の深赤がきれいな車両ですが、その微妙な赤味がレタッチでは再現できませんでした。

もう少し実車を観察してから再度レタッチしてみようと思っています。
こだわりの強い塗色を表現するのは難しいですね…



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観光特急「はやとの風」の1号車 キハ47 8092

最近引退した車両の形式写真を続けてアップしましたが、今回からいつものように地道に普通の車両をアップしていこうと思います。

 
といきたいところですが、

先週の水曜日(10/4)から3日間ほど鹿児島に遠征してきましたので、そのときに撮影した形式写真をアップしたいと思います。

 
昨年の12月末から2回も鹿児島に遠征してますが、ここは私にとって難易度が高い場所のようで、いつもお天気に嫌われています。

 
昨年(2016年)12月末はピーカンのため撮影枚数ゼロ @鹿児島中央駅

今年(2017年)3月はほとんど曇らず、撮影できたのは数両のみ @鹿児島中央駅

 
2〜3日間曇る予報が出ていたのに…
縁がなかったようです…

でも、これは撮影効率を求めて鹿児島中央駅に滞在したからかも知れないので、今回は鹿児島中央駅にはこだわらないで、効率は悪くても周辺の駅で撮影するように方針変更しました。

となるとロケハンが必要になるので、2日間連続で曇り予報が出ていた10/5(木)から本気が出せるように前日(10/4)から鹿児島入りすることにしました。

 
初日の10/4(水)は晴れ予報だったので撮影するつもりはありませんでしたが、鹿児島に着いてみると程よい曇り。

雲の位置関係から鹿児島中央駅よりも鹿児島駅の方が曇っているようだったので、すぐに鹿児島に移動してしばらく滞在することにしました。

 
ず〜っと曇っていたなんてことはありませんが、観光特急「はやとの風3号」が鹿児島駅の2番ホームに入線したときに運よく曇ってくれたので、今回は キハ47 8092(鹿カコ)をアップしたいと思います。

 
キハ47 8092

キハ47 8092(鹿カコ)  2017年10月4日 鹿児島駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

JR九州は、“デザイン&ストーリー列車(D&S列車)”というコンセプトのもとでストーリー性を持つデザインの観光列車を管内各地に導入しています。

「オランダ村特急」をはじめとする観光色の強いジョイフルトレインが民営化直後から走っていますが、現在の“デザイン&ストーリー列車”シリーズのきっかけとなったのは特急「はやとの風」です。
2004(平成16)年3月13日の九州新幹線の鹿児島部分開業に合わせて登場したD&S列車です。

 
ローカル線でお馴染みのキハ47形を特急車両にするなんて!!!

そんなことはどうでもいいんです。

接客サービスとして特急列車たるものが提供できれば…

 
そんな元祖D&S列車で使用されているのが キハ47 8092(1号車)と キハ147 1045(2号車)です。かつては キハ140 2066 も使われていましたが、現在は“指宿のたまて箱”仕様に再改造されています。

キハ47 8092 はトイレ付きの高出力改造車なのでトイレ側を撮影しようと思ってましたが、それにこだわると半日掛かりの撮影になるので、今回は鹿児島駅で手を打ちました。

 

それにしても、天気予報って当たらないものですね…



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準寒地向けトイレ付きの機関換装車 キハ48形6000番代(キハ48 6001)

7月に入ってからも遠征に出ているので遠征報告を忘れないうちに書きたいところですが、これを始めてしまうとJR東日本の車両がまた続くことになるので、前回に引き続き少し西日本方面の車両をアップしてみようと思います。

 
いきなり九州では西方に行き過ぎになるので、今回は2016(平成28)年3月に全廃となったJR東海のキハ40系の中から1区分1両の存在だったキハ48形6000番代、伊勢車両区(海イセ)の キハ48 6001 をアップしたいと思います。

 
キハ48 6001

キハ48 6001(海イセ)  2015年3月7日 一身田駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ48形6000番代はトイレなしの1000番代からの改造車です。

キハ48形1000番代はコイルバネ台車(DT22D/TR51C)を履いた準寒地向け仕様で、1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)に製造されて 1001・1002 の2両が高山本線用として当時の美濃太田機関区(名ミオ)に配置されました。
キハ40形2000番代のような暖地向けグループでないので、キハ40形500・1500番代など寒地向けのグループと同様に出入台(デッキ)とのあいだに仕切りが設けられています。

1000番代はぜんぶで4両しか製造されませんでしたが、名ミオの2両はそのまま国鉄からJR東海に引き継がれました。

 
キハ40系共通の問題点として、約36tの自重に対して連続定格出力220PSはあまりにも非力だったため、JR東海ではキハ40系の駆動機関(エンジン)を換装する工事を進めました。キハ48 1001 は1997(平成9)年4月に名古屋工場で機関換装されて キハ48 6001 となり、カミンズ製のエンジン(C-DMF14HZB)が搭載されました。

キハ48 1002 も キハ48 6002 に改造されたため6000番代は2両となりましたが、2000(平成12)年2月に キハ48 6002 がワンマン対応に改造されて キハ48 6302 となったので、それ以降キハ48形6000番代は キハ48 6001 の1両のみとなってしまいました。

 
以前にも書きましたが、JR東海のキハ40系は少数派区分が多く、撮影者泣かせの存在でした。

国鉄からJR東海に引き継がれたキハ40系はそれほど多くないのに、片運転台のキハ48形だけを見ても、① トイレの有無、② 耐寒耐雪構造の有無、③ ワンマン運転対応の有無で改番されたので、これだけで8区分。

これとは別に、本格的な機関換装が始まる前に先行的に機関換装したトイレ付きのグループ(3500番代)も存在していました(第1期機関換装車)。しかも、3500番代はワンマン対応改造により全車が3800番代に改番されていったので、JR東海のキハ48形は10区分にまで膨らみました。

 

この改番劇を系譜図のかたちで整理すると次のようになります。

 
JR東海キハ48形の系譜図

JR東海キハ48形の系譜図 ※両数は2017年4月1日現在

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

如何でしょうか?

複雑でしょ…

 
キハ48形以外にキハ40形とキハ47形にも多数のバリエーション…

JR東海のキハ40系を本格的に撮りはじめたのが2013(平成25)年。ギリギリでしたね。

あのときは運用と天気予報ばかりチェックしていたような。



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観光列車「ながまれ海峡号」用の キハ40 1799(道南いさりび鉄道)

今日から7月です。
早いもので、2017(平成29)年も折り返し地点を過ぎてしまいました。

時が過ぎるのを早く感じるようになったのも、年々と歳を重ねてきたからなのでしょうか?

 
先日、クルマ購入記①のときに少し書きましたが、この2月にとうとう50歳になりました。

50歳になるとJR東日本の“大人の休日倶楽部”に入会できます。
会員限定のフリーきっぷが購入できるので、“大人の休日倶楽部パス”を使うとかなりお得な遠征に出れます。去年辺りから入会できるのを心待ちにしていました。

 
このフリーきっぷは利用期間が限られていて、今年度第1回の設定期間は6/22(木)〜7/4(火)となっています。

もうこの時期ですと、手入れをしていない駅構内は雑草が伸び放題になっていますが、北海道ならまだ間に合います。

JR北海道管内も乗り放題になる“大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)”を使えば、未撮影の形式をピンポイントで回るには好適なフリーきっぷです。しかも、東北新幹線や北海道新幹線などに乗れますからね。

 
5月の北海道遠征は“大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)”で再渡道することを前提に回ったので、北海道新幹線の終点、新函館北斗からのアクセスがいい地域は残しておきました。

6/22(木)〜7/4(火)に渡島・檜山地方が曇ってくれれば即遠征!!!

そう思って天気予報をウォッチングしていたところ、なんとなんと利用期間の初日(6/22)から数日間連続で曇り予報。家族内調整をさっさと終わらせ、「はやぶさ1号」を予約して遠征することに決めました。

 
ということで、6/22(木)から“大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)”を使って北海道遠征に行ってきました。

少なくともこの時点ではそのつもりでした…

 
「はやぶさ1号」と快速「はこだてライナー」を乗り継いで、11時ごろには函館駅に到着。

ここで733系1000番代を撮るつもりでいましたが、またしても天気予報がハズレました。

 
遠征初日(6/22)と2日目(6/23)は完全に遠征失敗!

曇ってくれませんでした。

またまた天気予報恐怖症に…

何を信じたらいいのでしょうか?

 
青函トンネルを挟んで函館や青森、はたまた特急「スーパー北斗」に乗って札幌地区に移動したりしましたが、ぜんぜんダメ…

この2日間で曇ってくれたのは一瞬だけで、満足に撮れたのは第三セクターの道南いさりび鉄道に譲渡された観光列車「ながまれ海峡号」用の キハ40 1799 だけでした。

 
期待値を下げて遠征に臨めばよかったと反省しています。

天気予報なんて当たるハズがない、とね…

 
キハ40 1799

キハ40 1799(道南いさりび鉄道)  2017年6月22日 函館駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

道南いさりび鉄道は、発足時にJR北海道から機関換装および特別保全工事を施工したキハ40形1700番代(キハ40 1793・1796・1798・1799・1807・1810・1812・1814・1815)を譲り受けました。

そのうち キハ40 1793・1799 の2両については真っ先に車体の塗装変更と内装の簡易改造が施工されて、観光列車「ながまれ海峡号」用の車両として整備されました。

そのうちの1両が今回アップした キハ40 1799 です。

 
実際に乗車して客室を見ましたが、キハ40 1799 はほぼ原形のままでした。

固定クロスシート(ボックスシート)とロングシートにテーブルを設置するための取付金具が装備されていましたが、客室の印象が変わるほどのものではありませんでした。テーブルは観光団体列車などのときに取り付けられるようです。

日本旅行主催の観光団体列車「ながまれ海峡号」で使用されますが、今回のように定期列車の運用にも就いています。

 
「ながまれ海峡号」用の2両が使用される定期列車は道南いさりび鉄道のサイトに掲載されています。

今回はたまたま撮れましたが、事前に調べてから撮影の臨めば乗客が少ない状態の同車を記録することができます。



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