「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

485系和式電車「ニューなのはな」の4号車(モロ484-8)

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485系ジョイフルトレイン「ニューなのはな」のたった6両を撮るために、この春以降、伊東駅(静岡県)、甲府駅(山梨県)、岩沼駅(宮城県)、福島駅(福島県)、木更津駅(千葉県)に行きました。

 
でも、ほとんどが空振りで、行くたびに天気予報が外れて大雨になったり、線路沿いの保安設備が邪魔だったり、停車位置が予想と違ったため撮れなかったり…

こんなことが続いたので、納得いく形式写真はほとんど撮れませんでした。

 
このような状況をTwitterやFacebookで嘆いていたところ、Kazumaさんが、10/7(今日)「ニューなのはな」が勝浦駅の留置線に引き上げたらホームから撮影できるのでは!との情報を送ってくれました。

滅多にないチャンス、しかも、運転日である今日の天気予報は曇りベース。

 
勝浦駅に行く途中の市川駅で「ホリデー快速ビューやまなし」を絡める行程を組めば215系電車も撮れそうだったので、性懲りもなく今日も「ニューなのはな」を撮りに出掛けてきました。

 
市川駅で「ホリデー快速ビューやまなし」の サハ215-1(東チタ)を撮影し、Kazumaさんと一緒に勝浦駅に移動し、下のような好条件のもとで「ニューなのはな」6両編成のうち5両を撮影。

Kazumaさんの強運をお裾分けしてもらったおかげで、いままでの苦労は何だったのだろうかと思えるほどきれいな形式写真を撮ることができました。

 
485系ジョイフルトレイン「ニューなのはな」の6両編成

「ニューなのはな」の6両編成  2012年10月7日 勝浦駅

 

一般的に6両編成の電車の場合、両端の先頭車とパンタグラフ付きの中間電動車、パンタなしの中間電動車、これら4種類の車両を撮ると一通りの種類の車両を撮ったことになります。最近は例外が多くなっていますが、だいたいこんな感じです。

でも「ニューなのはな」の場合はちょっと違います。

 
モロ485形: モロ485-6(5号車)・モロ485-7(3号車)
モロ484形: モロ484-8(4号車)・モロ484-9(2号車)
クロ485形: クロ485-3(6号車)
クロ484形: クロ484-5(1号車)

「ニューなのはな」の各車両の形式を整理すると上のようになりますが、これらの6両はすべて車内配置や扉位置が異なるので、6両を1両ずつ撮っていかないと特徴車を押さえたことになりません。

 
この原因を作っているのは、4号車の モロ484-8 です。

 
基本的に「ニューなのはな」の各車両の出入扉は片側1か所ですが、モロ484-8 だけは扉が前後に2か所あります。

この車両を中心として編成前後で出入扉の位置が変わるので、同じモロ485形でも3号車の モロ485-7 と5号車の モロ485-6 では扉位置が違ってくるなど同形式でも室内配置が異なっています。

この原因を作っている モロ484-8(千マリ)については大きめの形式写真がネットには転がっていないようなので、今回はこの車両をアップいたします。

2号車に連結されている モロ484-9 はKazumaさんのブログ「Blog I TRENI 3」をご覧ください。

 
モロ484-8

モロ484-8(千マリ)  2012年10月7日 勝浦駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

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