「はまかいじ」送り込み回送列車のD-ATC付き先頭車(クハ185-307)
田町車両センター(東チタ)の185系電車には5・7・10両と3種類の編成が配置されています。
7両編成のB編成は、もともと高崎・上越線などを走る新特急列車や東北・上越新幹線暫定開業時の「新幹線リレー号」で使用されていた新前橋(高シマ)所属車だったため、0番代よりも耐寒耐雪対策が強化されています。
また、パンタグラフは中央本線高尾以西まで入線できるように折りたたみ高さの低いPS24に換装されています。
そのため横浜線・中央本線経由で横浜〜松本間を結ぶ臨時特急「はまかいじ」には東チタの185系B編成が使用されています。
しかし、すべてのB編成が「はまかいじ」に充当されるのではなく、京浜東北線・根岸線に入線できるようにデジタルATC(D-ATC)を取り付けたB3〜B5編成だけが「はまかいじ」で使用されます。
B3〜B5編成のクハ185形200・300番代は下写真のように前位出入扉横の戸袋窓が塞がれており、同部分に機器室が設置されています。
台車は軸受けが密閉コロ軸受に改造されているので、下回りの印象がほかの185系と少し異なります。
クハ185-307(東チタ) 2012年6月10日 磯子駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
日の出が早いこの時期は早起きするといつもと違った車両が撮れますが、今日は我が家から一番近い国鉄形車両の形式写真撮影ポイント、磯子駅に行ってきました。
この場所でクハ185形300番代が撮れるかどうか不安でしたが、「はまかいじ」の送り込み回送列車が磯子駅の留置線に入線する前に2番線ホームで30秒ほど停車してくれたので、きれいに形式写真が撮れました。
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