福北ゆたか線仕様となった唯一の813系200番代(クモハ813-228)

今年のゴールデンウィークは結局何処にも撮りに出掛けませんでした。

週末の一昨日昨日(5/6・5/7)は場所を選べば関東地方でも曇った地域があった模様…
でも、そのチャンスを活かすことができず、非鉄かつシングルファーザーな日々で終わりました。

午前中だけで帰ってこれる場所を考えていたのですが、4月までの遠征疲れなのか… 動き回るだけの体力がありませんでした。

ゴールデンウィーク中はいつも以上に家事に追われていたので、仕方ないということで…
 
 * * *

 
ここ数日でだいぶ暑くなってきましたし、一部では真夏日のところも出てきていますので、この冬の成果を少しずつ整理していきたいと思います。

 
今回は、筑豊本線・篠栗線(福北ゆたか線)の直方駅で撮影した813系200番代の奇数向き制御電動車(Mc)の クモハ813-228(本カタ)です。

 
クモハ813-228

クモハ813-228(本カタ)  2017年2月22日 直方駅

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813系は、九州北部の都市圏輸送で活躍するJR九州の近郊形交流電車です。

製造された期間が比較的長く、しかも増備ごとに改良されたため番代区分が非常に複雑になっています。
転換クロスシートを配置するなど一般の乗客にも評判のよい接客サービスを採用した車両です。

 
番代区分などの特徴を細かく挙げると分かりにくくなるので、エッセンスだけを下表のようにまとめてみました。

 

0番代
(1次車)
421・423系の置換用として1994(平成6)年に登場(JR九州では初のVVVFインバータ制御車両)
落成当初は“クモハ813 + クハ812”の2両編成、その後サハ813形400番代を中間に組み込み3両編成となる
100番代
(2〜4次車)
715系などの置換用として1995・1996(平成7・8)年に落成
落成当初は2両(クモハ813 + クハ812)または3両(クモハ813 + サハ813 + クハ812)の2種類の編成が存在。その後2両編成はサハ813形500番代(8次車)を中間に組み込み3両編成となる
200番代
(5〜7次車)
鹿児島本線の列車増発用として1997・1998(平成9・10)年に落成
すべて3両編成(クモハ813 + サハ813 + クハ812)で落成
300番代
(9次車)
事故廃車となった0・200番代編成の代替補充用として1995(平成7)年に落成
すべて3両編成(クモハ813 + サハ813 + クハ812)で落成
400番代
(10次車)
2両編成の0番代(1次車)を3両編成化するために2003(平成15)年にサハ813形400番代のみ登場
500番代
(8次車)
2両編成の100番代(3・4次車)を3両編成化するために2001(平成13)年にサハ813形500番代のみ登場
813系では唯一のロングシート車両
1000番代
(11次車)
輸送力増強用として2005(平成17)年に落成
登場当初からすべて3両編成であるが、電動車を編成中間に変更したため“クハ813 + モハ813 + クハ812”となった
1100番代
(12・13次車)
輸送力増強用および日豊本線小倉〜中津間のワンマン運転対応用として2007・2009(平成19・21)年に落成
すべて3両編成(クハ813 + モハ813 + クハ812)で落成
前面および側面の行先表示器が大形化

 

このように813系200番代は鹿児島本線の増発対応用として投入された3両固定編成ですが、製造された36本のうち1本だけは筑豊本線・篠栗線(福北ゆたか線)の電化開業(平成13年10月)の際に南福岡車両区(本ミフ)から筑豊篠栗鉄道事業部(本カタ)に転属しました。

このとき、本カタに投入された3両編成はほとんどが813系100番代に新製車のサハ813形500番代を組み込んだ100・500番代混合編成でしたが、所要編成本数の関係で1本だけは813系200番代(RG228編成)が転用されました。

その後、本カタの3両編成は2本増えましたが、813系1000番代が転入しましたので200番代の仲間は増えませんでした。

 
813系の本ミフ配置は先頭部と客用ドアを赤色としたJR九州らしい特徴的な塗色ですが、本カタでは赤色部分をシルバーに変更して落ち着いた塗色にまとまっています。

本カタ車は黄色の福北ゆたか線のロゴマークがドア横に貼付されているので、無彩色だけで終わらずいい感じのアクセントとなっています。

 
本カタでは唯一の813系200番代ですが、見分けるのは簡単です。

ドア横にリブがなく、客窓およびドア窓が黒色のスモークガラスになっていない透明ガラス窓の車両を確認すれば、それは813系200番代のRG228編成です。
少し引いて、中間車にパンタグラフがないことが確認できれば、絶対にRG228編成です。

 
上述したように813系はバリエーションが豊富なので、番代区分を見分ける方法を知っておくと撮影するときに役に立つと思います。



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