「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

北海道新幹線開業の陰で地味にデビューしたEH800形(EH800-9)

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撮影3日目(10/12)から青森地区で撮影を開始した北海道遠征ですが、4日目(10/13)は羽越本線の酒田駅で撮影する予定にしていました。

酒田は新幹線から乗り継ぎ後の在来線が比較的長いので、つきみ野から行くには面倒だし、帰りに新庄に出ればついでに山形新幹線も完乗できそう。

そんな感じで25年ぶりに酒田に寄る予定にしてましたが、今回も天気予報が定まらず、行くべきか判断ができませんでした。

 
そういうときは無理をしないのが一番。

このまま青森地区に滞在していればEH800形と「リゾートしらかみ」用車両が撮れるかも知れないですしね…

ということで、撮影4日目(10/13)も青森地区で撮影することに決めました。

 
この時期は天気が不安定なのが普通なんでしょうかね?

10/13(木)も天気が不安定。
天気予報はどの機関も概ね曇りの予報だったのですが…

 
青い森鉄道の東青森駅と奥羽本線・五能線の川部駅を行ったり来たりしてましたが、川部駅で「リゾートしらかみ2号」の“くまげら”編成が来ると雨。まったく撮影できませんでした。

奥羽本線と青い森鉄道を乗り継いで東青森に移動すると、こんどは晴れ。

がっかりする暇もなく川部に戻ると、こんどは遠くに雲が見える程度でピーカン。

待ち時間が結構あったのでその間に曇ってくれましたが、秋田方面が晴れていたみたいで「リゾートしらかみ1号」のHB−E300系“橅(ブナ)”編成はブラインドが見苦しい状態。

なかなかうまくいかないものです。

 
今回の遠征は4日間すべて天気が不安定で、完全に消化不良な状態で終わりました。

安定的に曇ってくれる日が1日くらいあってもよかったのですが、天気予報不信を深める残念な4日間でした。

 
 * * *

 
東青森駅は、青函トンネルを通過する貨物列車の牽引機を付け替える場所になっています。

青森信号場と役割を分担しているので電気機関車が頻繁にやって来るわけではありませんが、うまく時間帯を選べば数種類の電気機関車が撮れるようなので、今回はそのロケハンを兼ねて行ってみました。

 
今回は、東青森駅で撮影できた電気機関車のうち初めて撮影できた最新鋭の交流電気機関車EH800形をアップしたいと思います。

2016(平成28)年3月の北海道新幹線開通にともない青函トンネルが新幹線(交流25kV/50Hz)と在来線(交流20kV/50Hz)の共用区間となったため、複電圧など双方の交流区間の設備に対応するため新たに開発されたJR貨物の交流電気機関車です。

 
EH800-9

EH800-9(五)  2016年10月13日 東青森駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

営業運用に入ってからのEH800形の形式写真を見たことがなかったので撮れるかどうか心配でしたが、貨物列車の出発する時間帯に合わせて訪れれば今回のようにきれいの撮れることが確認できました。

首都圏から遠く、しかも第三セクターの無人駅なので気軽に行くことはできませんが、こんどは試作車の EH800-901 を狙いに行ってみたいと思います。

 
ED79形50番代と100番代が現役だったときに行けなかったことが悔やまれます…

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