東海地区でオールマイティーに活躍する373系(クハ372-1)

2月初旬に「列伝シリーズ01 あずさ列伝」の赤入れが終わり、これでやっと形式写真が気兼ねなく撮れると思って“青春18きっぷ”を購入。といきたかったのですが、太平洋側を中心に曇ってくれません。

 
それまでの冬型の気圧配置が崩れて曇るようになると踏んでいましたが、この春は形式写真が量産できそうにない予感が…

でも、青春18きっぷの有効期間に5日ぐらいは曇るだろうと、無駄を覚悟のうえで購入することにしました。

 
何時間もドン行に揺られて〜 なんてできない性分なので、遠征先までクルマで行って現地では青春18きっぷ、というプランをいくつか考えていました。
が、今年の春は2日連続で曇るような予報がぜんぜん出ないので、日帰りで行ける地域に遠征することにしました。

つきみ野から日帰り圏内となるとJR東日本管内になりますが、50歳を過ぎると“大人の休日倶楽部パス”という年寄りの味方が使えるようになるので、今回はJR東海管内を目指すことにしました。

 
JR東海方面となると“魔の静岡”。

この区間と手前の神奈川県をドン行で通り抜ける自信がなかったので、東海道本線の片浜駅(静岡県沼津市)までクルマでショートカットすることにしました。

片浜なら青春18きっぷが無駄にならないですし、駅の真ん前のコインパーキングでも1日300円と安い。しかも、東名高速道路から降りても沼津市内の渋滞を気にしなくていいので、費用対効果を考えてそうすることにしました。

豊橋駅に留置される373系を撮るつもりでしたが、朝6時前に片浜駅に着けば、ゆっくり帰ってきても夕飯の仕度に支障を来しませんからね〜

 
ということで、何年も前から行きたいと思っていた午前中の豊橋駅に行って、車内整備がされてカーテンがきれいに整った状態の373系を撮ってきました。

 
クハ372-1

クハ372-1(静シス)  2018年3月19日 豊橋駅

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373系は、急行「富士川」(静岡・三島〜甲府間)とJR東海が受け持っていた急行「東海」(東京〜静岡間)を特急化するために投入されました。

165系で運行されていた“大垣夜行”を置き替えるかたちで1996(平成8)年3月から夜行快速列車「ムーンライトながら」にも使用されていましたが、「東海」の廃止(2007年3月)や「ムーンライトながら」の臨時列車化(2009年3月)で首都圏では存在感の薄い存在になってしまいました。

2012(平成24)年3月までは東京に乗り入れる普通列車に細々と充当されていましたけどね〜

 
現在、373系は特急「ふじかわ」「伊那路」と静岡地区の「ホームライナー」で使用されていますが、朝の通勤通学時間帯は普通列車にも充当されています。

373系が使われる列車をうまく狙えば“魔の静岡”も少し楽に抜けることができますので、“乗り得列車”を堪能してみては如何でしょうか?



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“エル特急”という呼称がなくなる「ワイドビューしなの」(クモハ383-11)

JR北海道、JR東日本と続けてきたので、こんどはJR東海を、と用意しようと思ってましたが、今年はJR東海エリアに1回しか足を踏み入れませんでした。

このときに撮影した紀勢本線のキハ25形と特急「ワイドビュー南紀」のキハ85形はすでにアップしましたので、もうネタ切れか?と思ってましたらエリア外で撮影した形式写真がありました。

JR東日本の大糸線に入線している「ワイドビューしなの」の383系です。

 
JR東海の振子式電車 383系は名古屋駅で撮影できますが、ここで撮ると天井の低い車体が悪さして、構図の締まりが悪くなってしまいます。贅沢な悩みなんですけどね…

 
以前から大糸線の信濃大町駅で383系を撮りたいと思ってましたが、土休日や繁忙期にならないと大糸線に入線しないので、撮影を先送りしてました。

でも、9月の信濃大町遠征は引退直前だった“いろどり(彩)”の485系5000番代(ナノN201編成)を撮りに行ったときで、たまたま土曜日だったので、白馬行きの臨時「ワイドビューしなの81号」が運転されてました。

383系はステンレス製車体なので障害物が写り込む厄介な車両ですが、信濃大町駅はまわりに大きな構造物がないので、名古屋方の2両だけはきれいに撮れました。しかも、天井の低い車両でも迫力が出るように正面寄りの構図で撮影できました。

 
今回は、神領車両区(海シン)に配置されている「ワイドビューしなの」用4両編成(A102編成)の名古屋方の制御電動車(Mc)、クモハ383-11 をアップしたいと思います。

 
クモハ383-11

クモハ383-11(海シン)  2017年9月16日 信濃大町駅

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来年(2018年)3月ダイヤ改正で“エル特急”が消滅するそうです。

 
“エル特急”という呼称は国鉄時代の1972(昭和47)年10月に登場しました。

国鉄時代、1970年代まで特急列車はまさに“特別な急行列車”でした。
11両や12両などの長大編成で、すべての車両は指定席車。さらにグリーン車が2両、食堂車が連結されるのが当たり前でした。

しかし、1970年代に入ると国鉄の赤字は膨らみ、経営状況の悪化に対処するための施策が打たれるようになりました。
その一つが急行列車の特急列車への格上げでした。

急行列車を格上げして特急列車の本数を増やし、特急列車にも自由席車を連結し、それまでの急行列車のように乗りやすくした特急列車を“エル特急”と呼ぶようにしました。

 
1972(昭和47)年10月に“エル特急”となった特急列車は、
「ひばり」(上野〜仙台間・485/583系)
「ひたち」(上野〜仙台間〈常磐線経由〉・485系)
「わかしお」(東京〜安房鴨川間・183系)
「さざなみ」(東京〜館山間・183系)
「とき」(上野〜新潟間・181系)
「あさま」(上野〜長野間・181系)
「つばめ」(岡山〜熊本間・485/583系)
「はと」(岡山〜下関間・181/485系)
「しおじ」(新大阪〜下関間・181/485/583系)
の9つ。

その後、“エル特急”は国鉄の特急列車網の充実とともに増加し、ディーゼル特急にまで波及しました。

しかし、新幹線網の充実にともない在来線特急列車が減少する一方で比較的短距離な連絡特急列車が増加し、自由席車を連結するフリークエンシーなサービスが当たり前になったため、“エル特急”の呼称をやめる動きが徐々に広がりました。

 
それでも、JR東海は自社エリアを発着する「しらさぎ」「(ワイドビュー)しなの」「(ワイドビュー)ひだ」に“エル特急”の呼称を残していました。

 
来年(2018年)3月ダイヤ改正で“エル特急”という呼称がなくなったからといって何らサービスが変わる訳ではありませんが、こうやって少しずつ国鉄時代の遺産が消えていくのでしょうね。これからも…



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準寒地向けトイレ付きの機関換装車 キハ48形6000番代(キハ48 6001)

7月に入ってからも遠征に出ているので遠征報告を忘れないうちに書きたいところですが、これを始めてしまうとJR東日本の車両がまた続くことになるので、前回に引き続き少し西日本方面の車両をアップしてみようと思います。

 
いきなり九州では西方に行き過ぎになるので、今回は2016(平成28)年3月に全廃となったJR東海のキハ40系の中から1区分1両の存在だったキハ48形6000番代、伊勢車両区(海イセ)の キハ48 6001 をアップしたいと思います。

 
キハ48 6001

キハ48 6001(海イセ)  2015年3月7日 一身田駅

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キハ48形6000番代はトイレなしの1000番代からの改造車です。

キハ48形1000番代はコイルバネ台車(DT22D/TR51C)を履いた準寒地向け仕様で、1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)に製造されて 1001・1002 の2両が高山本線用として当時の美濃太田機関区(名ミオ)に配置されました。
キハ40形2000番代のような暖地向けグループでないので、キハ40形500・1500番代など寒地向けのグループと同様に出入台(デッキ)とのあいだに仕切りが設けられています。

1000番代はぜんぶで4両しか製造されませんでしたが、名ミオの2両はそのまま国鉄からJR東海に引き継がれました。

 
キハ40系共通の問題点として、約36tの自重に対して連続定格出力220PSはあまりにも非力だったため、JR東海ではキハ40系の駆動機関(エンジン)を換装する工事を進めました。キハ48 1001 は1997(平成9)年4月に名古屋工場で機関換装されて キハ48 6001 となり、カミンズ製のエンジン(C-DMF14HZB)が搭載されました。

キハ48 1002 も キハ48 6002 に改造されたため6000番代は2両となりましたが、2000(平成12)年2月に キハ48 6002 がワンマン対応に改造されて キハ48 6302 となったので、それ以降キハ48形6000番代は キハ48 6001 の1両のみとなってしまいました。

 
以前にも書きましたが、JR東海のキハ40系は少数派区分が多く、撮影者泣かせの存在でした。

国鉄からJR東海に引き継がれたキハ40系はそれほど多くないのに、片運転台のキハ48形だけを見ても、① トイレの有無、② 耐寒耐雪構造の有無、③ ワンマン運転対応の有無で改番されたので、これだけで8区分。

これとは別に、本格的な機関換装が始まる前に先行的に機関換装したトイレ付きのグループ(3500番代)も存在していました(第1期機関換装車)。しかも、3500番代はワンマン対応改造により全車が3800番代に改番されていったので、JR東海のキハ48形は10区分にまで膨らみました。

 

この改番劇を系譜図のかたちで整理すると次のようになります。

 
JR東海キハ48形の系譜図

JR東海キハ48形の系譜図 ※両数は2017年4月1日現在

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

如何でしょうか?

複雑でしょ…

 
キハ48形以外にキハ40形とキハ47形にも多数のバリエーション…

JR東海のキハ40系を本格的に撮りはじめたのが2013(平成25)年。ギリギリでしたね。

あのときは運用と天気予報ばかりチェックしていたような。



この形式写真に関連するタグ: JR東海 , キハ40系

鹿衝突対策のクッションを取り付けたキハ85-1108(クルマ購入の話し①)

もう4ヶ月も前の話しですが、この2月にクルマを買いました。

 

ゴルフ ヴァリアント TSIハイライン(富士山をバックに)

VOLKSWAGEN GOLF Variant TSI Highline(道の駅朝霧高原にて)

 
いきなりクルマの写真で申し訳ないですが、先月末の週末、富士山麓へドライブに行ったときの写真です。カタログの見開き写真みたいになってしまいましたが… いい感じでしょ。

 

少々ずんぐりむっくりなシルエットですが、要所要所にシャープさが付加されているデザインなので気に入っています。

フロントグリルを大形化した厳ついデザインではないのでね…
あれ苦手なんです。

 
※ 今日の形式写真をご覧になりたい方はどんどん下へスクロールしてください。きちんとアップしていますので…

 
* * *

 
遠征報告が立て込んでいたので書きそびれていましたが、もうすでに納車して4ヶ月が経っています。
こちらで報告したように、この春はクルマで撮影遠征に結構出てましたので 5月末までの3ヶ月で 9,000km以上も走りました。

納車当時のことは忘れかけていますし、人生初のクルマ購入なので少しそのときのことを記録に残してみようと思います。

 
何てことのない… 買ったのは新車ではなくて中古車です。

これまで車種さえ選ばなければクルマが手に入る環境にあったので、今回は自分にとって初めてのクルマ購入。

 
神奈川県の片田舎、大和市つきみ野在住ですから、通勤通学などで田園都市線に乗る以外はすべてクルマ移動が基本です。

この辺りはクルマが必需品なのです。

でも、1人クルマ1台ほどの地域ではありません。我が家の場合だったら、家族4人が乗れることが第一条件になります。

 
古本屋を生業にしているので、本を引き取りに行ったときに1,000冊程度の鉄道雑誌が積めないといけません。

撮影遠征に出たときは、布団を敷けば車中泊ができる。

今までは軽自動車のワゴンR(5代目)だったので、こんどは比較的重心の低いクルマがいいなぁ~、みたいな…

となると、最近の日本車では絶滅危惧種になってしまった感の強い“ステーションワゴン”

 
レガシー・ツーリングワゴン、アコード・ワゴン、ステージア、カルディナ…
この他にもたくさんのステーションワゴンがありました。

でも、現在国産のステーションワゴンは、マツダのアテンザワゴンとスバルのレヴォーグくらい…

トヨタにもステーションワゴンのラインナップがありますが、フロントのデザインが深海魚みたいで下品なのと、トランスミッションがCVTなので除外。

 

アテンザ ワゴン(MAZDA ATWNZA WAGON XD Proactive)

アテンザ(MAZDA ATWNZA WAGON XD Proactive)
(全長:4,805mm、全幅:1,840mm)

 

レヴォーグ(SUBARU LEVORG 1.6GT-S EyeSight)

レヴォーグ(SUBARU LEVORG 1.6GT-S EyeSight)
(全長:4,690mm、全幅:1,780mm)

 

と、2〜3年前からここまでは考えていたのですが、ワゴンRに乗っていて困っていなかったので、クルマ選びは棚上げ。

国産Dセグメントのステーションワゴンが実質2車種しかないのに、レヴォーグは4WD(四輪駆動)のCVT…

そうなると、アテンザワゴンの1択かなぁ〜、と。

 
国産ステーションワゴンの惨状を知ってしまうとクルマ選定はストップしてしまうので、欧州車のステーションワゴンも調べてみましたが、何とか手が届きそうな価格帯のモデルがあることに気付きました。

新車にこだわる必要もないですし、場合によっては認定中古車を手に入れるという考えもアリです。

それにしても、クルマ離れなんて訳の分からないことが言われていますが、いざ調べてみると欲しい日本車がないんですよね。ステーションワゴンを欲しいと思うこと自体が時代遅れか…

 
欧州車のDセグメントにはたくさんのステーションワゴンが用意されていますが、やっぱり庶民には買えない価格設定です。当たり前ですよね。

何とか予算内に入るのはフォルクスワーゲンのパサート・ヴァリアントぐらい。BMW 3シリーズ ツーリング(BMW 3−series touring)が格好よくて気に入ったのですが、やはり手が出ません。

 

パサート(VOLKSWAGEN PASSAT Variant TSI Highline)

パサート ヴァリアント(VOLKSWAGEN PASSAT Variant TSI Highline)
(全長:4,775mm、全幅:1,830mm)

 

BMW 3シリーズ ツーリング(BMW 3−series touring)

BMW 3シリーズ ツーリング(BMW 3−series touring)

 

また、この時点でクルマ選びを放置。

急いでクルマを変える必要がないですからね…

 
クルマ選びのことを忘れかけていた1月末の週末、大和駅前にできた大和市立図書館(大和市文化創造拠点シリウス)まで約4.5kmを1時間ほど夫婦2人で散歩していたところ、フォルクスワーゲン大和があるのを発見しました。

つきみ野在住歴21年の大和市民ですが、大和駅方面は用事がないのでほとんど知りません。もちろん、フォルクスワーゲンのディーラー(フォルクスワーゲン大和)があるのをそのときまで知りませんでした。

せっかくの機会だったのでお店に入ってみることにしました。

 

フォルクスワーゲン大和

フォルクスワーゲン大和

 

クルマをこれまで買ったことがなかったので、ディーラーに入るのは初体験です。

 
新入社員の女性店員さんに対応してもらい、パサート・ヴァリアントの説明を一通り受けて、運転席シートに座って座り心地を確認。

残念ながらパサートはシート形状がまったく体型に合わなかったらしく、座っていても心地が悪く、しかも座ったときの目線でインテリアを見ると落ち着きすぎでつまらない。Dセグメントの余裕がデザインに表れているのでしょうが、何か今ひとつ。

それでもせっかくの機会だったので、欧州車では一般的になっているダウンサイジング・ターボの走りを確認してアテンザワゴンを試乗するきっかけを作っておこう!そう思って試乗をお願いしたところ、パサートが出払っていたみたいだったので、同一エンジンを搭載するゴルフ・ヴァリアント TSIハイラインに試乗しました。

 
1.4Lのダウンサイジング・ターボの走りを初体験です。

運転してみると1.4Lとは思えないほどのトルクで運転しやすい(1,500~3,500回転で250Nmのトルクを発生しているとのこと)。
7速DSGのトランスミッションはギアの繋ぎ目が分からないほどスムーズ。
インテリアもピアノブラックを多用して落ち着いた感じ。

後部座席を前に倒して車中泊するときを想定して横になっても、168cmの身長でも足が伸ばせるほどの広さ。

実用性は十分です。

 
ゴルフというクルマは30年以上前に運転したことがありますが、とにかく悪いイメージしかありません。
その流れを組む後継車だから否定的な思い込みのまま試乗しましたが、車体幅が広いこととアイドリングストップから出だしがもたつくくらいしかウィークポイントが見つからない。完全に否定的なイメージが払拭されてしまいました。

Cセグメントのためやや車体長が短いので車中泊に向かないと思い込んでいたのも思い過ごし。パサート・ヴァリアントをやめてゴルフ・ヴァリアントにするのもアリになってきました。

 
フォルクスワーゲン大和は試乗コースに大和厚木バイパス(国道246号線)が含まれているので、短距離ながらも高速運転が試せます。

シートが固めでホールドがよく、サスペンションが固めでロールが少ない、そして低回転域で最大トルクが出るチューニングなので加速がよくエンジン回転数も低い。

これなら片道500kmくらいの撮影遠征でも軽い気持ちで出られるかも知れない、そう思って“ゴルフ ヴァリアント TSIハイライン”を第一候補として検討することになりました。

それまで次に乗るクルマはマツダのアテンザワゴンかな〜 と思っていたのに、すっかりゴルフヴァリアントに魅了されました。

 

ゴルフ ヴァリアント TSI ハイライン(VOLKSWAGEN GOLF Variant TSI Highline)

ゴルフ ヴァリアント TSI ハイライン(VOLKSWAGEN GOLF Variant TSI Highline)
(全長:4,575mm、全幅:1,800mm)

 

で、よくよく聞いてみると試乗したクルマが認定中古車で、諸経費込みでも予算範囲内とのこと。

高額な買いものというのは気持ちよく販売員に騙されて買うのがよいと常日頃から思っているので、即決してその場で見積を出してもらうことにしました。もちろん、輸入車なので1年間の延長保証も付けましたよ…

2016(平成28)年12月登録で2年落ち、
走行距離は15,000kmで、
外装はほとんどキズなし。

もともと“TSIハイライン”というグレードは安全装備付きが標準仕様なので、本皮シートとパワーシート以外はすべて装備されている印象。もう文句なしです。

 
この時点で買う決断を下しましたが、ワゴンRと妻の実家(←クルマ屋さんなので)との調整が必要だったのと、ゴルフヴァリアント現行モデル(当時)の評判をネットで確認しておきたかったので、数日後にもう1回試乗して気になった部分を確かめたうえで購入することにしました。

人生初のクルマ購入でしたが、購入検討にたくさんの時間を掛けたくない性格だったので、呆気なく決めてしまいました。

しかも、輸入車に憧れがあったわけでもないのにアッサリと…

とは言っても、大衆車ゴルフの派生車ですけどね…

 
もともと50歳の自分にご褒美をと思ったのがきっかけでクルマ選びを始めましたが、途中で放置したこともあってそのこと自体を忘れてました。

が、なんとなんと不思議なことに納車日は50歳の誕生日。

自分へのご褒美をディーラーの女性店員さんが一緒に祝ってくれて無事納車に至りました。
こんなこともあるのですね…

 
ということで、今年(2017年)の2月以降はクルマ遠征に出ずっぱり。
上述のとおり、3ヶ月間で9,000kmも走ってしまいました。

乗っていて楽しいクルマというのはいいですね。

高速道路での長距離運転のときの燃費がいいので、ローレル時代のように給油が怖いなんてこともありません。

燃費は、街乗りだと10〜14km/L、高速道路では17〜20km/L程度。
新東名のような起伏の少ない高速道路で95〜100km/hで巡航運転すると、だいたい23km/Lで走ります。

 
ワゴンRのときよりも気軽にクルマ遠征に出られるようになったので、これからも車中泊を多用してJR車両を撮影していきたいと思います。

こんどは納車後のことを少し書いてみようと思います。

 
* * *

 
最後に少しだけ鉄道ニュースに絡んで形式写真をアップしたいと思います。

 
JR東海から、同社管内を走る特急「ひだ」「南紀」で使用されているキハ85系の後継車についての発表がありました。

キハ85系後継車としてハイブリッド方式を採用した特急形車両を4両新製し、2019(平成31)年末より試験走行を開始するとのことです。計画では、2022(平成34)年度を目標に量産車を投入するようです。

 
キハ85系の量産先行車が登場したのが1989(平成元)年です。
当時は国鉄形のキハ80系の置き替えとスピードアップが急務だった時代です。

発表資料に次期特急車両の外装デザインや車両設備などが公開されていますが、こんどの置き替えはスピードアップよりも接客サービスの向上と環境負荷の低減、メンテナンス性の向上が主目的になっています。

 

JR東海 次期特急車両

JR東海の次期特急用ハイブリッド車両

 

こんどは置き替えられる立場になったキハ85系ですが、すでに落成してから20年以上経っているので、一部の車両は後年改造により外観が変化しています。

「南紀」で運用されるキハ85形は、野生動物との接触事故対策のためスカートにスポンジゴム製の衝撃緩和装置が取り付けられています。

非貫通形のキハ85-8・10は大形のものが取り付けられていますが、貫通形のキハ85-1108・1109・1111・1114の4両は下の写真のように小さく分割されたスポンジゴムが取り付けられています。いずれも2012(平成24)年に施工されました。

 
キハ85-1108

キハ85-1108(海ナコ)  2017年5月10日 津駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

この衝撃緩和装置はきちんと特許も取得しており、正式名称も“多層構造跳ね飛ばし衝撃緩和装置(特許5832268)”となっています。

スカート部分を拡大してみると、スポンジゴム製がきちんと取り付けられるようにスカート部分にアングル材が溶接されているのが分かります。

 

キハ85-1108の衝撃緩和装置

キハ85-1108の衝撃緩和装置

 

数年前に登場したキハ25形1000・1100番代などはスカートの表面に緩衝材が貼り付けられていますので、キハ85形での試験も一定の成果があったということなのでしょう。

この鹿衝突試験のクッション取り付けは一時的なものと思っていましたが、次期特急用ハイブリッド車両が量産されて置き替えられるまでは見られそうです。



この形式写真に関連するタグ: JR東海 , キハ85系 , プレス発表

紀勢本線で活躍する暖地向け仕様のキハ25形1500番代(キハ25-1506)

先週の遠征の続きです。

現地初日(5/9)の天気が安定的に曇ってくれたおかげで満足いく結果に終わりました。
その勢いで2日目も!と行きたいところでしたが、2日目、5/10(水)の午前中は散々なことに…

兵庫県北部にそのまま留まっても初日と撮影できる車両が変わらないので、2日目は少し冒険することに決めたのですが、この判断がよくなかったようです。

 
初日のうちにクルマで和歌山県に入って阪和自動車道の紀ノ川サービスエリアで夜を明かし、朝6時過ぎに紀勢本線の下津駅に向かいました。

下津駅は、去年の今ごろにも挑戦して失敗した場所です。

そのときの遠征記録を読み返しましたが、みごとに撮影に失敗したので触れてませんね…

去年(2016年)の4月27日、ブログには和歌山線五条駅で撮影したクハ104形をアップしていますが、実は、五条駅に向かう前に下津駅に立ち寄ってました。今回と同じように、早朝6時過ぎに。

でも、曇りのち雨の予報でしたが、雨が降る直前で露出が足りなくて室内灯が明るいバルブ撮影のような形式写真になってしまいました。

完全に撮影失敗です。

 
今年は慎重を期して3つの予報機関が朝方曇りとしていたので下津に行きましたが、下津駅の辺りは雲がほとんどなくて晴れ。
しかも、立地の関係で半逆光。
車体後部がテカってしまい撃沈。

 
泣きっ面に蜂というか、こんどはクルマを切り返すときに後部バンパーを沿道のコンクリートにぶつけてしまいました。
まだ、納車3ヶ月弱のクルマだっただけにショック…

 
無茶な遠征はいけません…

反省しきりです。
さまざまなことに対して…

 
去年の遠征では五条駅に向かって少しリカバリーしましたが、今回は五条や奈良盆地に行っても晴れ。少し戻ったくらいではダメ、ピーカンの領域でした。

途中、関西本線の柘植駅に寄ってもクルマ遠征の強みが出ないと思ったので、こんどは三重県内に入ってJR東海の気動車を撮ることにしました。

新たな目的地は、キハ40系のときに何度も通った一身田(いしんでん)駅。
ここなら未撮影のキハ25形1500・1600番代が撮れるので無駄足にならないので好都合かと思いましたが、こんどは雨雲に突入してしまったみたい。

曇りのもとで撮影するって難しいです。

 
朝から移動ばかりの日でしたが、午後になってようやく撮れたのが今回アップする紀勢本線のローカル運用に就いているキハ25形1500番代、キハ25-1506(海ナコ)です。

 
キハ25-1506

キハ25-1506(海ナコ)  2017年5月10日 一身田駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ25形1500番代(トイレ付き)は、おもに高山本線で使用されているキハ25形1000番代と同様のロングシート車両ですが、耐寒耐雪の装備を省略した暖地向け仕様となったためスカート下部のスノープラウがありません。
その代わり、スカートが下方向に拡大した形状に変更されているので、連結器下部にも鹿衝突対策のクッションが取り付けられています。

 
キハ25形2次車(1000・1100・1500・1600番代)は裾部に絞りのあるビードレス車体です。
このため、鏡のように映り込みが激しいのでまわりの状況によって車体が一部黒くなってしまうことがあります。これを回避するために一身田駅で撮影しましたが、駅ホームの屋根の影響が大きくて撮影後のレタッチに苦労しました。

これからはこういう車両が増えるので、撮影地の選定や時間帯を考えていかないときれいな写真が撮れなくなりそうです。

鋼製車体の車両が当たり前だった時代とは撮影条件が違う、この前提で撮影していかないといけない。
このことを痛感した遠征となりました。



この形式写真に関連するタグ: JR東海 , キハ11・25・75形