「スーパーおおぞら5・10号」に3両も連結された簡易運転台付き中間車

今回は北海道遠征2日目(5/25)の話しです。

 
当初の予定では、この日は岩見沢に向かい新設の特急「ライラック」に転用された789系0番代を撮るつもりでいました。

しかし、前日(5/24)の時点で予報が好転し、道央にいても晴れてしまう確率が高くなりました。

普段から曇り運がないので、ここは無理してはいけない。
いっそのこと前線の端っこが掛かる道東に行ってしまえば曇るのではないか?

ツアーのオプションの札幌フリーパスを活かしたかったのですが、思い切ってフリー区間から飛び出して釧路地区の白糠(しらぬか)に遠征してキハ283系を撮影することにしました。

 
全行程を鉄道で移動すると列車本数が少ないため撮影のチャンスが限られてしまうので、札幌〜帯広間は鉄道(行きは特急「スーパーおおぞら1号」)、帯広〜白糠間をレンタカーにすればそれほど疲れないし、「スーパーとかち10号」に間に合うように帯広に戻れば札幌帰着が遅くならない。

なんて素晴らしいアイデアだろう!と自画自賛しながら、当日の早朝にレンタカーを予約しました。

 
この行程なら「スーパーおおぞら」を迎えるチャンスが5回もあります。
多少、撮影に失敗したとしてもキハ283系の未撮影区分車は余裕で撮影できそう〜

空き時間に音別駅に行けばDF200形が撮れるかも知れない。

そう思って白糠駅に行ってきました。

 
今回は帯広駅前のタイムズレンタカーを利用しましたが、月〜木曜日は4割引だったのでガソリン代を含めても5千円ちょっと。
かなりリーズナブルな値段で帯広〜白糠間を往復することができました。

 
 * * *

 
白糠駅では「スーパーおおぞら」が入線するたびにキハ283系の各形式を撮影しました。

すでにキハ283形0番代とキハ282形100番代は撮影済みでしたので、中間車ばかり撮ってました。

 
5回のチャンスのうち最初の3回で中間車の各形式区分が一通り撮れたので、最後の2回は先頭車のキハ283形0番代を撮ろうとホームの端っこでスタンバイしてましたが、入線してきたキハ283系は9両編成という珍しい長大編成。

白糠駅は8両以上の編成になるとホーム長の関係でキハ283形が撮れません。

そこで、もう1回キハ282形2000番代を撮り直したのが、今回アップする キハ282-2008(札サウ)です。

 
キハ282-2008

キハ282-2008(札サウ)  2017年5月25日 白糠駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

通常、「スーパーおおぞら」は6両または7両で運転されています。
そのため、簡易運転台付きのキハ282形2000番代は多くても2両しか組み込まれません。キハ282形100・3000番代と共通で運用されるため、2000番代が組み込まれない編成もあるくらいです。

でも、5/25(木)の「スーパーおおぞら5号」とその折り返しの「スーパーおおぞら10号」は最近では珍しく9両編成で運転されたため、下の編成図のようにキハ282形2000番代を3両も組み込んだ編成でした。

 
「スーパーおおぞら5号」の編成表

「スーパーおおぞら5号」の編成表(左側が札幌方)

 
パッと見では分かりにくいですが、運転台を設置した車両が5両も連結された9両長大編成です。模型で走らせると面白そうな編成だったと思います。

 

キハ282形2000番代は「スーパーおおぞら」の札幌〜帯広間に連結する付属編成用として用意された区分です。

そのため、前位側(釧路方)に簡易運転台が設置されているので、前位車端部の床下にスカートが取り付けられています。今回の写真では分かりにくいですが、前照灯と尾灯が妻部に取り付けられています。
キハ282形100・3000番代と同様に後位側(札幌方)に荷物置場とミニラウンジが配置されています。また、同様にトイレと洗面所も設置されていません。

 
キハ283系の普通車のうち指定席として使用される車両は、座席の回転リクライニングシートがグレードアップ仕様のものに換装されています(指定席仕様車)。
「スーパーおおぞら」は札幌方の2両が自由席として使用されているので、従来仕様の座席を装備した自由席仕様車も混在していますが、キハ282形2000番代についてはすべてが指定席仕様車となっています。

現在は、札幌運転所(札サウ)に キハ282-2002・2004・2006・2008 が、釧路車両所(釧クシ)に キハ282-2003・2005・2007・2009 がそれぞれ配置されています。量産先行車の キハ282-2001 は平成27(2015)年3月末に廃車されました。



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ283系

臨時特急「北斗84号」に連結された キハ282-108

今回は、先月末の北海道遠征で7つ目か8つ目のターゲットとしていた車両の形式写真をアップしたいと思います。

 
キハ283系で運転された臨時特急「北斗84号」に連結されていた札幌運転所(札サウ)の キハ282-108 です。

最近は車両基地など現場で撮影することができないので、少しでも妻面が写るように、キハ283形が中間に入るタイミングを狙って キハ282-108 を撮影しました。

 
キハ282-108

キハ282-108(札サウ)  2016年7月30日 登別駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ283系は増備途中の2001(平成13)年3月に形式番号の付番ルールが変更されて、中間普通車がすべてキハ282形に統一されました。

 
このときにキハ282形は接客設備ごとの番代区分が以下のように設定されて、

・ 0番代 : トイレ & 多目的室付き(定員51名)
 (キハ282-1〜5 ← キハ283-201〜205)
 (キハ282-6〜14 ← キハ283-101〜109)

・100番代 : トイレなし・ミニラウンジ付き(定員64名)
 (キハ282-101・102:車号変更なし)
 (キハ282-103〜105 ← キハ282-1〜3)
 (キハ282-106・107 ← キハ282-1001・1002)

・2000番代 : トイレなし・簡易運転台設備あり・ミニラウンジ付き(定員60名)
 (キハ282-2001〜2006:車号変更なし)

・3000番代 : トイレなし・簡易運転台は準備工事のみ・ミニラウンジ付き(定員60名)
 (キハ282-3001〜3004:車号変更なし)

のように整理されました。

 
それまで、先頭車の他に中間車の一部にもキハ283形という形式が与えられていましたので理解できない状態でしたが、このときの形式変更や改番整理によって形式を見るだけで先頭車か中間車かが分かるようになりました。

トイレのある車両をキハ283形にまとめるという考え方には無理がありましたからね…

JR北海道は形式の付け方や番代区分の付番ルールに一貫性がないことが多く、このキハ283系と721系電車はブレまくった理解不能な形式でしたが、キハ283系については国鉄以来馴染みのあるかたちに収まりました。

 
キハ282形の形式変更について少し整理してみましたが、今回アップした キハ282-108 は2001(平成13)年6月に増備された5次量産車ですので、当初から新しい形式番号で落成したため旧番号は存在しません。

 
普段、キハ283系は「スーパーおおぞら」で使用されているので気軽に形式写真が撮れませんが、2回の遠征で臨時特急の「北斗84・91号」を追いかけるだけで3つも形式区分を押さえることができました。

キハ283系の残りの形式区分は釧路地区に行くか、光線の具合を妥協して苗穂で撮れば何とかなるので、あとはゆっくり追いかけてみようと思います。



この形式写真に関連するタグ: JR北海道 , キハ283系

北海道新幹線の開業に合わせて運転された臨時「北斗91号」の キハ283-2

実は、先週末に少々遠くまで遠征したので、形式写真のレタッチも済ませましたが、気の利いた文章が思いつきません。

もう少し悩んでみますので、できあがりましたらアップさせていただきます。

すみません。

 
 * * *

 
今回は、ゴールデンウィーク終盤の北海道遠征で3つ目か4つ目のターゲットとしていた車両の形式写真をアップしたいと思います。

キハ283系で運転された臨時特急「北斗91号」の函館方に連結されていた札幌運転所(札サウ)の キハ283-2です。

 
キハ283-2

キハ283-2(札サウ)  2016年5月6日 苫小牧駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

3月26日の北海道新幹線開業に合わせて特急「北斗」「スーパー北斗」はこれまでの9往復から12往復に増強されました。

定期列車の増発分はキハ261系1000番代の新製増備でまかなわれましたが、週末とゴールデンウィークについては臨時「北斗」がさらに2往復増発されて、最大14往復体制で「北斗」系統は運行されました。

 
この2往復の臨時「北斗」のうち88・95号はキハ183系リゾート車両の“ノースレインボーエクスプレス”編成が充当されましたが、もう1往復の84・91号については普段「スーパーおおぞら」でしか見ることのできないキハ283系が使用されました。

かつては「スーパー北斗」「スーパーとかち」の一部列車にも使用されていたキハ283系ですが、2013(平成25)年11月改正以降は「スーパーおおぞら」のみに縮小されていました。

 
今回の臨時列車は久しぶりのキハ283系「北斗」です。

撮っておきたいと思っていたものの、北海道は気軽に行ける距離ではなかったので、「増毛ノロッコ号」とキハ182形400番代の撮影に絡めてターゲットにしました。

 
ちょうどこの日(5/6)はゴールデンウィークの谷間です。

いくらなんでも臨時「北斗」なら空席率が高いだろうと予想して登別に向かう予定にしていましたが、曇り予報に反していい天気の模様。
だったら、もし晴れてしまっても金銭的損失の少ない苫小牧の方がいいのでは?と、苫小牧駅で「北斗」系統の車両を待っていました。

案の定、ほとんどの「北斗」系統は乗車率が低く、ほとんど乗客のいない車両もチラホラ。
しかも、天気予報どおりの曇り。

臨時「北斗91号」のキハ283系5両編成もガラガラだったので、車体揺れがほとんどない状態で撮影できました。

 
キハ283系は中間車を中心に番代区分が細かいので、全区分を撮るとなると結構大変です。
そのために釧路まで行くのも難儀。

こういうチャンスをうまく使えば釧路地区での撮影を最小限に抑えることができるので、地味ながらも大きな成果だったと思っています。

 
今回は北海道遠征の1日目(5/6)、岩見沢で キハ182-405 を撮ったあとの話しでした。



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